今日子

2020.12.24

1回目の訪問

「日の出と雲海を眺めながらサウナでととのたい」って、もちろん私も最初はそう思っていたけど。「それ」を目指して求めるんじゃない、ただそこにある、いま目の前に広がるもの、そしてそこにいる自分を感じること、観察すること。「瞑想してください」で瞑想するんじゃない、自然と「そう」させるなにか。
「ととのう」とか、熱いとか冷たいとかじゃない、もっと大きくて、ひろくて、壮大な。
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何代も前の山守が育ててくれた木の薪を、そして火の守が育ててくれた熱を、山の水を、空気を、誰かが整えてくれた空間を、少しだけわけてもらう。いろんなぐるぐるの中で生かされてる実感が、大きなもののなかの小さな自分、ってかたちで襲ってくる。心から大切にしたい場所です。
***
仕事上、キャッチーな言葉とフォトジェニックな写真でサウナを語ることが多い。それも「伝える」手段としては大事なこと。でも、だからこそ今回みたいな自分自身の体験、感覚、感情、そしてそれを言葉にすることを大事にしていきたい。そこに立ち返ることができて、よかった。

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