極楽ジョージ

しばらくぶり訪問
90分コースでin
平日昼は人が少ない。人が少なくても、孤独にヒートを続けるサウナコタはアチアチドライで迎え入れてくれる。
貸切状態でひとりロウリュすれば、熱を溜め込んだストーンが蒸気を激烈に発生させ、部屋中が熱の濃霧注意報状態。
忙しさの中で蓄積されたサウナ浴が一度に満たされました。

久しぶりの朝ウナ。
夏場の方が早起きするには楽なはずなのに
どうしてわざわざ寒い時期に早起きして
ぷるりぷるりと身体を震わせ外に出るのか自問した。
氷河期に大陸同士が氷の大地で繋がり、そこを渡ってきた御先祖の遠い記憶が我々を動かしているのかもしれない。知らんけど。

原油価格高騰、円安の進行の影響か
朝風呂が500→550円に値上げ。
それでもなお安いし、ありがたやと心の中でおててのシワとシワを合わせつつ、入館。

早速サウナコタに入ったら
天井に大量のヴィヒタが吊り下げられていた。
一瞬、魔女狩りで木の枝に首を吊られた人達かと思うくらいに天井一面のヴィヒタだった。
早起きで凍えそうな身体を優しい香りが包んでくれる。
おくるみをまかれて眠る赤子のように、緑の香りで身体中が包まれる。
このまますやすやと眠ってしまいそうなほど、大変に安らいだ。

外気浴は寒いので、中の椅子で休憩。
こころもとない薄手のボロ手ぬぐいで念のため自分の印を隠し、寝転ぶ。
外がだんだん青空になっていくのをながめ、ひとり　ととのう。

サウナコタとわたし

足を踏み入れると
真っ先に感じる心地よい温度
あちあちのサウナも良いが
ここは温かく、癒される。
流行りの低温調理器具でボイルされるローストビーフはこんな気持ちなのかもしれない

壁にどっしりと背をもたれて、深く息をする
木の香りとちょうど良い湿気を含んだ空気が
鼻から喉へ、そして肺へ届くのを感じる
耳を澄ますと聞こえてくる、静かで優しいヴォーカルの調べ
それはまるで、夜眠る前に、長年連れ添った妻に愛の言葉を紡ぐ老父のような
ある種の神聖さを帯びた、慈しみの旋律のようだった

仄暗く、狭く、こざっぱりとした室内
テレビも時計もない
自然と雑念が取り払われ、感覚の世界に溶け、混じり合い、無に帰る
気がついた時、身体には完全に火が通っていた
火が通ったローストビーフを水に沈め、
横たえて休ませる。
久しく来ないうちに
インフィニティチェアの角度調整方法が壁に貼られていた
これまでは調整方法がよくわからず、ととのい前にあたふたしたくなかったため、あるがままの角度で寝そべっていたのだが、今日は自分のセッティングで。
青空を眺めた後
目を閉じ
ととのう
（合計4セット）

暇な一日、ハイカカオのビターチョコレートを齧り、ラム酒を舐め、再びチョコレートを齧る。
地球を回る感情のない衛星のように
惰性運動を初夏から夏の終わりまで繰り返していた。
私の感情はほかのところに居り_蝉が長い眠りから覚めては死んでゆく季節の間において_身体とは別々の時を過ごした。
ありていに言えば、心ここに在らずであった。

Although (アールゾゥ)
このままではいられない
失った心を取り戻す必要があった
そんな心持ちで私はサ活を再開した。

久々のサウナに心躍る　ココロオドル
Enjoy 音楽は鳴り続ける
It’s join 届けたい 胸の鼓動
ココロオドル アンコール わかす
Dance DanceDance レディゴー！

台風が列島に近づく日
車を飛ばしサウナに向かった
自動受付機によるスタッフを介さない入館方法に一瞬戸惑いつつ、大浴場に足を踏み入れる
第一印象は室内の開放感と明るさだ
正面の窓が露天ゾーンに面していて、光が取り込まれる
露天ゾーンに出てみれば、散りばめられた植栽や、温泉と同系色の黄土色のブロックで構成された浴槽、ベンチとが並んでおり、まるで小綺麗な公園の中にいるようななんとも雅な気分にさせてくれる。
ここ好きかも。

身を清め、サ活開始
サ室は広めだけど、連休中の夕方だけに満員気味。扉を開けた後、2〜3歩程度の通路（もちろんここもサ室内のスペースなのでしっかり暖かい）があり、ここで席が空くのを待つことができる。何気ないこの小スペースがいい仕事していて、席待ちの間に体が冷えないし、人の出入りによるサ室の温度低下を緩和してくれている気がした。
にしてもぎっしり詰め込まれた男たちの発する汗の臭い。夏の部室の匂いのようで懐かしい。
毎時30分に訪れるオートロウリュタイムが結構いい感じ。時間がくるとサウナストーブの周りが怪げな赤い光に包まれる。私の感情はひとりでに盛り上がり、心の中でマグマだ！マグマだ！と絶叫していた。
間隔をあけてアロマ水がストーンに放たれ、小気味良い音を奏でて部屋の中に充満していく。ロウリュによる熱気と共に、私の感情のボルテージは最高潮に達した。
３セットをこなし、最後の休憩へ。
露天ゾーンのラタン編み風のソファに寝転び深呼吸する。
台風が近づいていて、生ぬるい風がむしろ心地よい。外気で乾いた身体がこのまま砂になって、風で飛ばされてなくなってしまいそうだ。
そんな感覚の中、ひとり、ととのう
幸せすぎた。またこよう。

GW最終日、暇を持て余した挙句に、時は金なりという人生における普遍的警句を知らんぷいぷいし、時間と体力の無駄遣いに1日を捧げる。
日暮里舎人ライナーを徒歩で歩く。日暮里スタートで、尾久橋通りに沿ってひた進む。高架を目印にずっと歩けば良いのでgoogle mapを見ないで済む分、楽ではあったが足立区区間の光景が永遠に変わらないので途中途中の記憶がない。奥華子は変わらないもの探して、あの日の君に会いたがっていたけれども、変わらないこともまた人を苦しめるのである。
とはいえ無事に終点見沼代親水公園駅に到着。もう少し歩けば某ラッコのマークのアレに行けたのだが、今日はUターン。
久しぶりのホームサウナにて汗を流しに行く。もとい、さらに汗をかきに行く。敷かれた人生のレールに争う、ヒップホップだぜ。

インパ。
サウナコタのロウリュ用バケツにはヴィヒタが沈めてあって、これでロウリュした時の香りがいいこといいこと。部屋中が森の良い香りでムンムンだ。
郊外の公園で嗅ぐ、暴力的に生臭いあの緑の香りとは比べ物にならない、自然からの大切な贈り物だ。
その後の外気浴は、程よい風が心地よい。フルフラットのととのいチェアにて空を見上げ、半分眠りながらととのう。
GWの締めにととのえたので、また明日から頑張ろう。
日本中の全ハム太郎諸兄に、良い明日を。

正月の終わり
何度経験しても切ない
次の正月までの日数を数えては
暦を作ったグレゴリオさんよ
それはちと長すぎやしないかい
と肩を落とす

正月休みの最後に名古屋観光を満喫した私は
帰りの新幹線までの時間潰しにお風呂屋へ
地元のスーパー銭湯かと舐めていたら
入浴料+200円課金の温活エリア内の
フィンランドサウナにて行われるイベント
「美汗ロウリュウ」で衝撃的な体験をした

ロの字型の２段になった座るスペース
真ん中に鎮座するはでかいサウナストーブ
50人超のお客がストーブを取り囲み
攻撃開始命令を待つ突撃兵のような
神妙な面持ちで時が来るのを待っていた
17時ちょうどになり
スタッフさんがサウナストーンにアロマ水をかける
元気が出るようにパインのアロマだそう
オロナミンCの香りがした
ストーンから蒸気が発せられると
部屋が暗くなり、まくしたてるようなアップテンポのBGM
室内に備えられた熱風装置が作動し
あちあちの風が部屋を巡る
他のお客を見回すと
溜まらず声を上げる者
両腕を高らかに掲げ、熱風を全身で抱き締めようと試みるもの
うつむき目を閉じ、耐え忍ぶ者

そのカオスの中に
私はインドネシアはバリ島の祭り
ケチャの光景を重ね合わせていた
太鼓を打ち鳴らす者
声でリズムを刻む者
体を揺らし場を盛り上げる者
各々の役割は違えど
聖なる火を囲み、極度の精神トランス状態の中、参加した者たちは１つになる
人は水を飲み、消化した水は川や海に還り
雨となって地上に降り注ぐ
驚異的な自然の循環の法則の中では
私たちは一つの生命なのだ
名古屋の街中のスーパー銭湯は
わたしたちにそんなことを
伝えたかったのかもしれない

10分間のロウリュ儀式の後
精神的トランスから目覚めたように
皆さっと部屋を出ていき、体を休めていた
岩盤浴エリアなので
すぐに水風呂に入れないのは残念だが
めちゃめちゃよかったというのが感想である

正月に忘れられない思い出ができた。
楽しかったです。またやりたいです。
一年二組　ジョージ

一年の計は元旦にあり
先人達は仰っていた訳でありますから
取り組んでみた物事をなんでもかんでもよつぴいて、ひやうふつと放り投げてしまう私ではありますが
ここは一つ私も1年の目標をおっ立てて、
どれ、元旦から取り組んでみるかと思い至ったのであります

今年の目標を月並みに
「自分の心と体を労わり、健康に生きる」
に定め、次の事に取り組むことにする
•運動習慣の維持
•読書習慣の維持
•サウナ習慣の維持
（反論A 維持ばっかりじゃあねぇか）
（筆者　生活リズムの維持は大切な日々の努めです。リズムの維持があってこそ明日があるのです。）

（反論B 今年の目標と言っているのに新しい事に取り組まないのはちょっと…）
（筆者　いいえ、そんなことはありません。継続こそが人類の発展の土台なのです。今までやってきた事の継続、と言葉で言うのは簡単ですが、やり通すのは大変であり、立派な目標たりえるのです。）


ということで以下は元旦における
私の目標実践記録であります
はじめの2つはサウナイキタイの趣旨から逸れるのでここでは省略しますが、ちゃんと取り組んでいるのでご安心を

本日はフリータイムで入館
昼ごはん前にサウナコタで3セット
じんわりと汗をかく
室内のヒーリング音楽で癒される
体の中の濁った空気のかたまりのようなものが
スーッと抜けていく
元旦からサウナに来れる幸せで胸がいっぱいだ

昼ごはんはサーモンスープをいただき
小休憩後、イズネスサウナ1セット
14:30のヒノキアロマのロウリュを堪能した
木の香りで充満する室内
体中の穴という穴から玉の汗が噴出する
人ってこんなに汗腺がある生き物だったのか
汗が気持ちの良い程、出てくる出てくる
恒温動物として生まれた事に感謝した
あちあちの体を水風呂で清める
水風呂のほとりに設置されたととのいイスが私のお気に入りのスポット
体を拭き、椅子に腰掛け、目を閉じる
抜群にととのった。新年初ととのいである。

ふたたび休憩の後
イズネス→サウナコタ→イズネス（オートロウリュ）
をこなしてトータル7セット

今年もいい年になりますように
月並みな男の月並みな新年の願い
神様何卒、よろしくお願い申し上げます。

サーモンスーププレート

一口食べれば気分は北欧 ディルの風味がバッチグー

本日は土曜日。寒いが晴天なり。
昨夜の職場の忘年会（焼肉）に来て行ったセーターが匂う。
そんな1日のはじまり
午前中のうちに掃除•洗濯を済ませ
ジムで汗を流した
筋肉が大きく育つよう、願いながら
昼飯にはすき家の牛丼に生卵を追加
枯渇した身体に栄養を送り込む

いったん帰宅した
テレビのチャンネルをぱちぱち巡らしたが
うーむいまいち…
夕飯の待ち合わせまで4時間ほど暇なので
地味にはじめてのフリータイムでの入館
フリータイム料金が200円ほどお安くなるとのことで会員証を発行した
（初回は発行手数料がかかるのでメリット受けられるのは次回から）

サウナコタ
→イズネスサウナ（14時のオートロウリュ）
→イズネスサウナ（14時半のゲリラアウフグース）
→サウナコタ
合計4セット

3セット目のイズネスサウナでは
おじさん達で満員御礼の中
ゆずアロマのロウリュでスタッフ様の熱波を受けた
アウフグースはゲリラサービスとのことで
ラッキーでございました


サウナのあとは
支給されたパジャマのような館内着を着て
いつもの無料のコーヒーをすすり
あんま王閣下にゴリゴリ揉みしだかれ
身体がぽっかぽか
いつまにか眠ってしまった

はう…もう行かなくちゃ
後ろ髪を引かれながら
施設を後にしたのであった

休暇を取った日は朝風呂から1日を始めるのが定着してきた
朝5時に起きて、なんの感慨もなく
作り置きののりたまおにぎりを腹に入れる
色褪せた黒のパーカーに
ユニクロのジャガーパンツを履いて家を出る
この時期はズボンの下にタイツも欠かせない（そうしてこれもユニクロである）
こうしてファスト•ファッション店のマネキン然と化した私は
まだ暗い夜明け前の国道を歩く
寒すぎて全身が縮こまる
バーナーで炙られた魚の皮がキュッと縮むのとと同じ感じだ

月極駐車場にたどり着き、車に乗っても
中は外気温と大差なくうんざりする
エアコンを最大出力で焚き
温まるのを待っている間、
気を紛らわそうとカーオーディオを流したが
エアコンのファンが回る音でほとんど聞こえない
5分ほどで車が温まり、窓の結露も剥がれた
車を走らせ、到着

今日は
サウナコタ3セット
→イズネスサウナ1セット（7時のロウリュ）
→サウナコタ1セット
をこなした

ラストセットでは
一緒にいた紳士のミントアロマのロウリュの御相伴にあずかることができた
ミントの爽やかな香りで頭が冴え渡り
心までが洗練され、すみきった心地
ありがとう、サウナ小屋の紳士よ

お風呂の後は無料のコーヒーをいただき
マッサージチェアで揉みしだかれ
時間いっぱいまで堪能した

無料コーヒー

ブレンドとアメリカンがあった

昨日から食欲がない
出張中の昼飯に頼んだオムライスは半分以上残してしまった
怪訝な顔して近づいてくる女将さん
怒られる覚悟でいた私に対して
「お兄ちゃん大丈夫？持って帰って後で食べる？」
心配して声をかけてくれた
優しい言葉が心にしみる
反面、おのれの情けない体調に心底失望した

私は激怒した、必ずやこの、食欲不振の原因を除かなければならぬと決意した。
私はシラクスの市に、セリヌンティウス君を置いて行き、サウナの里へ走り出した

時刻は午後2時過ぎ
本日は2時間コースで利用
土曜の午後ともあれば、前回の朝風呂利用と比べて、休憩スペースに人が多い
私はお風呂場が混んでいないことを祈った

おもむろに服を脱ぎ、風呂場へ
ねんごろに身体を洗い、サウナコタヘ

なぜかサ室の出入口のドアが空いている
そおっと中を覗いたが誰もいない
どうやら、最後までしっかり閉めないと
開きっぱなしになってしまうパターンのドアのようだ
前の人が気づかずに行ってしまったのだろう

気を取り直し、サ室を独占してのセルフロウリュ
壁の木の香りが心地よい
サンタさんがサウナ小屋をプレゼントしてくれたなら
頭を垂れて蹲い平伏して喜ぶのに
それくらい素晴らしい施設だ
そして水風呂からの休憩

次は時刻を15時５分前のタイミングに合わせてドライサウナへ
5分経過後、オートロウリュが始まった
ボイラかなんかの機械が作動しごうごう唸る
水をぶっかけられてジュウジュウ言うストーン強烈な熱気が部屋に充満する
呼吸の度、口内炎がいたむ
昨日パスタを食べて口の中を火傷した
皮膚を指すような熱気
汗が吹き出す
堪らず水風呂へ
追い込んだ後の休憩は気持ちいい

ラストにもういっちょサウナコタして終了
ちょっと時間が余ったので無料のコーヒーをいただきながらくつろいだ

これで食欲が戻りますように
なむなむ