2022.10.16

1回目の訪問

新大阪のマンションの最上階にあるスパ銭、「小規模だからといって舐めてはいけない」との口コミを聞いて出陣。
結論から言うと「舐めてはいけなかった」。

10月にしては日中じんわりと汗をかくほど暑かったこの日、日が暮れた18時すぎにイン。
お風呂の種類はなんと全6種。一つ一つが小さいものの、穴場なだけあって人も多くないため十分楽しめました。

露天の壺湯で秋風を肌に浴びながら「これはいい感じだぞ」と確信。
八角形?の四方にぐるっとジェットを配備した「ジェットの湯」は初めて見る形でテンション上がりました。
浴槽の青いタイルがおしゃれ。一方でたまにあるスパ特有の、「いやらしいほどのリゾート感演出」を変に感じさせないところがどこかセンスがいい。
この規模、このロケーションでできる最大限のことを窮屈さを全く感じさせずに実現しているなぁと、お風呂の時点ですでに期待値越えを感じました。

本日のサウナは9分2セット。
個々のサウナマットがないけど、タオル多めに持っていくだけの話です。
水風呂ならぬ「冷やし風呂(設定温度17.5〜18℃)」の表記に「これはただの水ではなくこだわりの温度に冷やしています」という、いかに水風呂を重要視しているかの心意気を感じられて良きです…。
そんな冷やし風呂に体の表面積を最大限にたっぷり浸り、いざ大阪の夜空を望むインフィニティチェアへ…!

(以下個人の解釈)
そこには完全にそこにからだだけが存在するような体験。
鼓動で体が揺れる。何かで感じたことのあるこの感覚…?
数年前に訪れた豊島にあるクリスチャン・ボルタンスキー作のインスタレーション『心臓音のアーカイブ』の中だった。

だんだんと鼓動がおさまっていき、周囲の水の音、有線のオルゴール音のBGM、電車の音、飛行機の音…感覚が冴えわたっていく。
もやもやと難しく考えていたことがシンプルに整理されていく。すなわち瞑想。

サウナこそアート、インスタレーションだと思った(真顔)。
ひなたの湯の設計者の話を聞いてみたいと思うほどにミニマルで洗練された好きな施設だった。

外気浴で少し冷めた体を温めるべく最後にラムネの湯へ。
自分の影に気づき、そのライティングにハッとする。
じりじりと体を温める微炭酸の群れをじっと育てる時間が好きです。

こころもからだもほこほこにさせてくれる、これがサウナの力です。
このマンションの住人になって毎日通い詰め、ひなたの湯をも超えるサウナクリエイターになることが夢です。

ぱさんのひなたの湯のサ活写真
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