小町湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
【小町湯】
今日の木曜会(?)は小町湯。①サ室であぐらがかける、②地下水かけ流し、③さっぱり系という三条件の元でここに決定。前々から行きたかったのでワクワク。
暖簾をくぐり入ると、まずは「小町湯」と掘られた大きな石版が。どうやら小町湯を施工したであろう「植田工務店」の文字も。調べてみると大阪府岸和田市の工務店らしく、大阪府の銭湯ではよく見かける業者のよう。特徴は排水目皿の「丸に田」のロゴマーク。確かに記憶を遡ると特徴的な模様であった。
回数券を使ってイン。まず思うのは脱衣所が広い!壁面には大量のロッカー。マッサージチェアーやドレッサー、机と椅子なんかもある。余裕がある感じでありがたい。
続いて浴室。なんだか京都銭湯らしからぬ雰囲気。よくある湯気抜きや左右対称な構造、照明の感じではない。細部まで拘って造られており、不思議な感じ。例えば壁や床のタイルには立体的な模様が施され、鏡広告は縦向き。これが植田工務店流なのか。いい意味で尖っており、観察しながら入るのがなかなかおもしろかった。さらにカランのお湯の出が強いのも地味に嬉しいポイント。洗面器や椅子は少ないので要注意。
湯船は浅風呂、深風呂、マグマ温泉、寝風呂、ラジウム原石電気風呂、露天風呂と豊富。中でも電気風呂は体が硬直して身動きが取れなくなるほどに強い電流が流れている。危機感を感じるほど。誰も入っていなかった。さらに露天風呂の2本の打たせ湯は両肩のツボにシンデレラフィット。流石にこのレベルの細部のこだわりには感激。
そしてサウナ。サ室は下記2種類。
①スチームサウナ
入り口入って右にある。3人程度が座れるコンパクトなサイズ。温度は50度くらいか。2分に一回程度、角にある蛇口から下の容器に熱水が落ちる。これが体にかかるとかなり熱い。この蒸気と熱で蒸されている感じ。温度はそんなに高くないので、長く入っていることができる。
②ドライサウナ
こちらはボナ式。温度は90度近くを指す。サイズは大きめで横ならびにかなりの人数で入ることができる。奥に小さなテレビあり。ボナということもあり、背板がかなり熱くなっている。立ちっぱなしの常連さんもいた。ドライだがしっかり発汗し10分で限界。天井も高くないのでしっかり熱を感じられる。
水風呂深めで2~3人が入ることのできるサイズ。サウナを出てすぐ左にあり、動線も良い。かけ流しの水風呂は心地よく、長めに入っていられる。一箇所下から水が湧き出しているところがあり、この上にいるのと一番水風呂を楽しむことができた。
圧倒的ローカル感と圧倒的入れ墨率の小町湯だったが、いろいろな面でいつもと違う雰囲気が感じられた。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら