【閉店】亀の湯
銭湯 - 神奈川県 座間市
銭湯 - 神奈川県 座間市
10/19木 亀の湯(座間)
座間市唯一の銭湯。火金休でサウナは木土日だけなので木曜に訪湯。ナビが原付では通れない保土ヶ谷バイパスを案内してくるのが痛い。9湯応募の神奈川沖浪裏バスタオルは250人、3湯応募のタオルは1000人らしい。果たして9湯というハードルが高いのか低いのか。
木曜の19時45分、閑静な住宅街の中にある亀の湯に到着。駐車場4台分あるらしい。入口には「本日サウナの日」ののぼりが出ている。椅子と灰皿も置いてある。そう言え入口に灰皿が置いてある銭湯って多いな。
おっ、この左右に分かれた入口は番台タイプだな。ん?中に入ると合流している。番台じゃないのか。フロントで下駄箱の木札を預けるシステムらしい。回数券にサウナ料金100円を支払って鍵を受け取る。中温サウナだけどいいですか?と女将さん。大丈夫ですと私。
脱衣所への扉は障子のような趣きある木のスライドドア。脱衣所に入ると鄙びた温泉旅館の大浴場に来たかのような渋い焦茶色のロッカーに懐かしの丸い脱衣籠。有線のような音楽が流れている。マッサージチェアには亀の湯ゴールドカードを持っていれば1日1回17分無料らしい。
今まで行った色々な銭湯の特徴を随所に感じながらもしっかりと印象に残る浴室。西伊豆から望む富士山のペンキ絵はかなり痛んでいる。浴槽の中のタイルも剥がれていて痛々しい。そんな中で2つある樽の水風呂が一際目を引く。益々温泉旅館感が高まる。
浴室には先客が3人いたが体を清めている間に誰もいなくなった。中温サウナと聞いていたのであつ湯の湯船でしっかり下茹でしてサ室に入る。
おおー!こいつはいいな。1段3人掛けのこじんまりとしたサ室。角にある小さなストーブの上にはサウナストーンが並んでいる。趣味のいいレンガ造りのサ室はまるでプライベートサウナのよう。もちろんTVなどない。サ室温度は78〜80℃。強烈な熱さはないが10分も入ればじわじわと汗が滲んでくる。あまり利用者が多くないようで黄色いサウナマットは乾いている。
10-12-12の 3セット。掛け流しの樽水風呂に入るとオーバーフローで溢れる水が心地よい。控えめなサウナには冷たすぎない水風呂がちょうどいい(実測20.9℃)。
銭湯らしからぬ不思議な銭湯。こういう銭湯に巡り会えると何だかとても嬉しくなる。
男
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