デューク

2023.05.13

1回目の訪問

5/13土 寿湯(鶴見) 横浜銭湯3/49
箱根駅伝鶴見中継所の程近く旧東海道沿いにある。旧東海道を川崎方面に1.4kmほど向かうと八丁畷駅に達し、孤独のグルメに出た焼肉つるやがあり、さらに川崎方面に600mほど行くと川崎ビッグがある。だが実は川崎ビッグよりおふろの国やユー鶴の方が近い。

線路より内陸側かつ鶴見川より横浜側で育った私には川崎方面はあまり馴染みのない土地で、この寿湯を知ったのは大人になってからであった。

あれから30年くらい経っただろうか。サウナに行くようになってもスチームサウナで水風呂がない寿湯に対しては正直なところあまり興味は持っていなかったが、横浜市の49湯全湯制覇を目指して奇しくも寿湯にやってる機会がやって来た。

土曜の19時50分。ご主人にスタンプを押して頂く。下駄箱の木札と脱衣所の雰囲気は昔ながらの銭湯だ。トイレに入ると和式トイレ。和式トイレに入るのは久しぶりかな。いや、登山の時に何度か和式トイレがあったっけ。

浴室の正面に湯船がある昔ながらの銭湯だが、タイル絵は銭湯では珍しく雪山の中に映える西欧の城が描かれている。越の湯(川崎)の森林浴のように仕切られた湯船には当時の銭湯にはよくあった鉄格子の中に幾つか石が積んである。民明書房的な説明書パネルは見事なまでに消えているが、辛うじて「鉱物科学研究所」の文字が見えるところから察するに、先日行った潮田湯(鶴見)や小松湯と同じくガリウム石温浴なのかもしれない。

一応サウナイキタイで軽く予習はしてきた。水風呂はなくスチームサウナのみ。温度が38℃っていうのはどういうことだろう。要するにぬるいのならばとガリウム石温浴泉でじっくり下茹でしてからサ室に入る。

スチームサウナにはたいてい小学校にある何かの観測箱みたいな箱がある。寿湯のスチームサウナにもこの箱はあって7〜9分間隔で30秒ほどのフィーバータイムがあることがわかった。サ室は定員4人。38℃はサ室扉の上にある温度計の表示。サ室内にも温度計があってこっちは78℃を表示している。78℃って満天の湯と同じじゃないか!そんなはずはあるまい。スチームは普通60℃くらいだろうが、ここは熱くはない。かと言ってぬるいすぎない。心地よい適度な熱さだ。

2つあるシャワーは1つ故障中。脱衣所には洗面台前に丸椅子が1つのみ。お世辞にも繁盛しているとは見えないところにサウナも温泉もない銭湯の厳しさを感じた。そんなことを露ほども感じさせない話好きそうなご主人が帰り際の私に声を掛けてくれた。「全湯制覇頑張って下さいね」15-12-15の 3セット1時間25分。うん、また来よう。

デュークさんの寿湯のサ活写真
デュークさんの寿湯のサ活写真
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