地図からサウナが探せる！

重の湯

銭湯 - 東京都大田区

デューク

2022.10.30

1回目の訪問

10/30日　結願
銭湯巡礼大田区第68番　重の湯
夜勤明けにたかの湯に行こうと風呂道具を持って仕事に行ったのだが、日曜の朝は平日とは比べ物にならないほど混んでいるので帰り道に気が変わった。

日曜の19時40分。破風が見事な和風建築がこの銭湯の歴史を語っている。この入口の型は番台タイプの銭湯だ。サウナ無料で水風呂無し。サウナは太田式サウナというスチームと遠赤のハイブリッドタイプ。

番台の造りが他の銭湯とは違って手が込んでいて格好いい。スタンプお願いしますと伝えるとご主人がどうぞとスタンプ台とスタンプを差し出してくる。他の方のサ活ではよく見かけたセルフ式スタンプ、私は最後の重の湯で初めて体験した。脱衣所は白い格天井。入口の門構えに番台、そして格天井。昭和の銭湯を知る私にとってはどこか懐かしさを感じる銭湯だ。

浴室に入ると正面に海の向こうに陸地と富士山が見える不思議な構図のペンキ絵がある。サ室は浴室に入って右側にあり、サ室の横に立ちシャワーが2つある。浴室左手にも立ちシャワーが2つあるということは、サ室横のシャワーはサウナ利用者向けのシャワーなのだろう。

体を清めてから湯船で下茹で。1番右側のボコボコしている湯船からは水槽が見えるが、残念ながら魚などは何もいない。熱めのお湯だったので、立ちシャワーで軽く水通しをしてサ室に入る。おっと、少し滑ってしまった。床は浴室と同じタイル張り。2段構えのサ室はなかなかに広い。1段4人の定員8人だろうか。サウナマットは敷いていない。

皆さんも木のひな段に直に座っているので、やむなく私も上段に直座りしてみるがそれほど熱くはない。TVも音楽もない。砂時計が2つあるが時計はない。かなり茶色くなって見難いが温度計は68℃を指している。ストーブを見るとスチームサウナにあるような箱とヒートシンクのような遠赤っぽいヒーターがある。なるほど、これがハイブリッドたる所以か。ヤバい時に押すのだろうか、住宅用のチャイムのボタンがある。

68℃ってことはないだろう。4セット中、1回だけフィーバータイムが発動した。心地よい熱気がサ室内を包み込む。遠赤ストロングのヒリヒリ感は無く、スチームサウナの物足りなさを遠赤ヒーターの熱さが補う。太田式サウナか・・。心地良いサウナだ。

水風呂がないのでサ室横で水シャワーを浴びて脱衣所のソファで休憩。外気浴ができそうなテラスというかベランダみたいなスペースがあるが、椅子がないのが残念だ。

7/1から4か月、コロナに罹患することもあったが、1か月あたり17回、週4回以上のペースでよくも銭湯に行ったものだ。ユー鶴やレックスインも久しく行っていないな。