デューク

2022.09.27

1回目の訪問

銭湯巡礼大田区第59番 第五相模湯
第二○○湯くらいまではよくあるが第五?
かつての相模湯の隆盛が偲ばれる。ヌーランドが第三だったらしいが、現存するのは第一、第三、第五の3湯のみのようだ。スタンプラリーは10月に復活すると言われている新田浴場を含めて残りあと10湯。ようやくゴールが見えてきた。

火曜の18時45分。雑色駅前交差点をヌーランドとは反対側方面に右折して多摩川の水門に突き当たる狭い水門通りを進んで行く。「サウナ無料/かじめ風呂」の看板から少し入ったところに第五相模湯はある。かじめ風呂ってなんだろうと帰ってから調べたら海藻のことをかじめと言うらしい。日曜だけ9時〜12時の朝風呂かじめ(海藻)風呂が名物。

回数券を購入し、女将さんにスタンプを頂く。駄菓子屋のおばちゃんのようなのんびりした感じがなんだか懐かしい。サウナは無料なので下駄箱の木札は自己管理。脱衣所には私が子どもの頃、銭湯でよく使っていた懐かしい丸い脱衣籠がまだ現役で積んである。

浴室に入ると見事な赤富士のタイル画が目に入る。女湯と男湯とで一面タイル画の富士山は男湯側にあるので女湯からはほとんど見えないかもしれない。何の湯だかわからないが薬湯は妖艶なピンク色をしている。寝湯の枕は残念ながら水枕ではないようだ。水風呂はないが立ちシャワーが2か所ある。

サ室に入ると赤いケンコーの12分計が目に入るが残念ながら止まっている。物を置けるような棚や桟がないので時計代わりの5分砂時計は無造作に座席の上に置いてある。サ室はL字の2段構え、定員はおそらく上段5人下段3人の8人。サ室温度は90℃〜91℃。サウナマットが敷いていないので持っている人は持参した方がいい。

ただ、銭湯に来る人は普通サウナマットなんて持っていないので他の方々は木の上に直に座っていた。ポリエチレンのサウナマットは汗を吸収しないので座面と足元が汗で濡れてしまい少々気持ち悪いのでタオルの方がいいかもしれない。

だが、この遠赤ヒーターは侮れない。もし、川崎大田銭湯サウナ選手権大会が開催されたとしたら、小松湯や大森湯、橘湯、平和湯あたりがシード湯となり、水風呂のない第五相模湯はおそらくノーシードになるだろう。だがこのサ室に5〜6分も入れば、これでノーシードのサウナか?と思うくらい気持ち良く発汗できるサウナなのだ。

水風呂がないので22〜23℃くらいの立ちシャワーを1分ほど浴びてから腰にバスタオルを巻いて脱衣所の島ベンチへ。首振り扇風機に当たりながら、何とも言えない居心地の良さを感じつつ、あしたのジョースタイルで休憩。7-9-9分の 3セット90分。小さなしあわせを感じるひととき

デュークさんの第五相模湯のサ活写真
デュークさんの第五相模湯のサ活写真
デュークさんの第五相模湯のサ活写真
デュークさんの第五相模湯のサ活写真

  • サウナ温度 91℃
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