天狗湯(第二天狗湯)
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯巡礼大田区第53番 天狗湯
第二天狗湯と冠に数字があったことからも往年の隆盛が偲ばれる。
3連休は台風を恐れてどこにも行かず、のんびりと大森の3銭湯を満喫した。3連休の最終日、月曜の15時30分過ぎ、台風は中国地方に上陸したらしいが、東京の雨は止んでいた。
回数券と200円、下駄箱の鍵を渡してサ室のフックキーとオレンジ色のタオル地サウナマットを受け取る。確かイオンウォーターもあったなと500ペットを購入する。ご主人から浴室には持ち込まず、脱衣所で飲んで下さいねと一言。委細承知。ちゃんと脱衣所には物置棚があるので氷入水筒とイオンウォーターを置く。
脱衣所も浴室内も結構な賑わいだ。服を脱いでいると常連さんの会話が聞こえる。「今日のサウナは多いな」やっぱり・・。オレンジ色のサウナマットを持っている人は7〜8人くらいか。浴室正面の渦巻のタイル画?を見ていると狩野永徳の唐獅子図屏風が頭に浮かんでくる。ただ渦巻が獅子の巻髪みたいに見えただけだ。
温泉もあるのか?やすらぎの湯と命名された温泉は分析表が浴槽の所に掲示してある。源泉は16.9℃か。「微黄色晴明鉄味」ここら辺りでは珍しいほぼ無色透明の温泉、鉄味というのが気になって少し舐めてみるがほとんど鉄の味はしない。湯船で顔などを洗うなとひらがなで大きな注意書がある。隣の水風呂もサウイキによると温泉らしい。水風呂にも不衛生なので潜るなと注意書がある。浴室内への飲み物持込禁止といい、銭湯サイドの姿勢は明確で頼もしい。
水風呂は定員3人。温度計表示23.2℃。実測23.7℃。冷たさを感じることができるギリギリの温度だ。潜水禁止と書いてあるのだが、字が小さいせいか、無視して潜る人がとても多い。かけず小僧がいないのが救いだ。
先人達のサ活でサ室内に温度計がないと聞いていたので、サ室温度計も持参したが、サ室扉の外側上部に温度計を確認。92℃。サ室はL字2段構え。普通2段になっているのはL字の短い方だけとか長い方だけなのだが、ここはL字が全部2段。TVではサウナとは相性がいい相撲中継が流れている。きっちり座って上段5人下段3人の定員8人といったところだが、ここは混み合ってきても胡座を崩さない人が多く、上段4人下段2人で一杯のようだ。
90℃以上の遠赤ヒーターなら3分で汗が出てくるので問題ない。サ室前の扉から外気浴ができるようだったがカラン椅子1席と手狭だったので、休憩は脱衣所のソファで腰タオルスタイルで。8-8-10-10分の4セット2時間。サ室内は1人〜5人だった。
まだ雨は降っていないようだ。良かった。
男
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