都湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯巡礼大田区第43番 都湯
多摩川沿いに原付を走らせガス橋を渡ってキヤノン本社にほど近いところにある。昨日行った第二栗の湯からも500mほどなので7分くらいか。
それにしても大田区はでかい。二国エリアにもまだ沢山の銭湯がある。鶴見生まれの私は子供の頃から国道1号を二国、15号を一国と呼んできたが、なんで1号なのに二国と呼ばれるのだろう、15号はなんで一国と呼ばれるのだろうかと不思議に思いながらも、そんなことは当たり前だと言わんばかりに、二国を通ってなどとしたり顔で言っていたものだった。一国や二国と呼ばれるのは青木橋辺りまでのローカルな呼び名であると知ったのは最近のことだ。
平日木曜の18時50分到着。もう真っ暗だが薪だき銭煙のシンボルである煙突が見える。自転車と原付が数台停まっていてそこそこ賑わっている街中の銭湯だ。
都湯に来るにあたって予習はしてきた。サウナ無料、水風呂あり。女将さんに回数券を渡してスタンプを押してもらう。フロント周りには自販機がなかったので、女将さんに脱衣所に自販機があることを確認していると、ちょうど出て行く人が鍵を置いて出て行った。ん?ロッカーの鍵はここで自分で持っていくのか?なるほど、自分で選んで持って行く浅田湯方式のようだ。おおっ!脱衣所は格天井だ!
浴室正面には三保の松原的な大きな富士山のペンキ絵。壁や天井が水色のペンキで塗られているのを見ると何故か懐かしい。銭湯のイメージをそのまま体現したかのような、これぞ銭湯という雰囲気が懐かしさを感じさせるのだろう。ここも第二栗の湯同様に2セットだけだがシャンプーとボディソープの備付がある。
薬湯宝寿湯で下茹で。高麗人参配合の宝寿湯は思っていた香りでは無く、何故か昆布だしの美味しそうな香り。こんぶの湯みたいな張り紙があったので思わず身を乗り出すと、ビリビリと電気!しまった!薬湯の向こう側半分は電気風呂だった。薬湯の一部が電気風呂になっている銭湯多いな。
サ室はオーソドックスな2段構えで1段4人は厳しそう。3人だとかなり余裕がある。角にピッタリ収まる三角形の遠赤ストーブ調布弁天湯と同じだ。温度計は96℃を指しているが、表示温度以上に熱い。12分計は無く5分砂時計。TVはなく、天井から小さな音でJ-POPが流れている。他の方のサ活にもあったが、私の知っている曲も1曲も流れなかった。8〜10分で十分発汗できるストロング系サウナだ。
水風呂は体育座で2人入れる大きさ。24℃表示の実測23.3℃。何とか冷たさを感じられる温度だ。休憩は腰タオルで冷房の効いた脱衣所のベンチで。首振り扇風機の風が心地よい。こういうのもいいものだなぁ。
男
横浜駅手前の青木橋までの15号を第一京浜国道、1号を第二京浜国道というそうです。世田谷区から保土ヶ谷までの第三京浜は有料道路だったので私がその存在を知ったのは大人になってからです。地元民には馴染みの通称なんですけど、全国的な呼び名ではないみたいですからね。
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