第二栗の湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯巡礼大田区第42番 第二栗の湯
近隣の丸子や等々力といった神奈川県と東京都の両方にある地名はかつての暴れ川多摩川氾濫の歴史を思わせる。第二栗の湯は鵜の木なので氾濫によって分割された地名ではないが・・とにかく多摩川にほど近いところにある。
川崎駅までの帰りの電車の中で予習はしてきた。サウナ無料、水風呂なし。川崎大田銭湯スタンプラリーが始まった7月からの2か月ほどで20程だったサ活が60を超えていた。人気急上昇の銭湯だ。
平日水曜の19時前着。入口付近には自転車は1台しかない。無料なのでいう必要はないのかもしれないが、サ室入口に無断使用禁止と書いてあるらしいので、一応「サウナも入ります」と一言。するとご主人は「どうぞどうぞ」。フロント前の冷蔵庫でイオンウォーター500を発見したので購入。
脱衣所の自販機にもポカリとイオンウォーターが150円で売っている。ポカリ500缶は130円だ。先人たちのサ活にもあった通り、脱衣所は100円リターン式のロッカーだ。デジタル式の立派な体重計もある。脱衣所には6人は座れるであろう島タイプのベンチがある。このベンチがある銭湯は居心地が良い。
浴室に入ると先客は3人。ほのかに硫黄が香る白いお湯は草津湯だろう。隣のガリウム石温浴は格子の向こうには石が積まれて赤く光っている。ガリウム石温浴の一部は電気風呂になっている。1番右のバイブラ風呂にはステンレスの枕があったので冷水枕かと期待したが残念ながら冷たくはなかった。シャンプーとボディソープが1セットだけ備付あり。
サ室に入るとくの字型6人タイプを半分にしたサイズ。上段2下段1の定員3人の小さなサ室だが北欧と同じケンコーの赤い12分計がある。温度計は96℃を指し、遠赤ヒーターが頑張っている。サウナマットが敷かれていないのでマイマット持参がおすすめだが、ガーデンサウナのようにアチアチではないので、直に木に座っても一瞬アチッと感じるが、火傷するほど熱くはない。TVも音楽もない静かなサ室だ。8〜10分で十分発汗する。12分以上入ろうと思わせないサ室は私とは相性がいい。檜の香り付とサ室扉に書いてあったが、乾燥椎茸のような香りはどうも合わない。
立ちシャワーは3か所もあるので並ぶことは無い(実測26.8℃)。休憩は体を拭いてから腰タオルで脱衣所の島型ベンチで。ぼんやりしていると「浴槽」という漢字に「ゆぶね」とふりがなが振られた保健所のプラプレートが目に入る。強敵を「とも」と読ませるように浴槽を湯船と読ませるか。保健所もやるな。
2人になることもあったがほぼ貸切で居心地良し。 3セット1時間半。ありがとうございました。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら