調布弁天湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯巡礼大田区第39番 調布弁天湯
東急池上線御嶽山駅にほど近い線路沿いにあるマンションの1階。夜だと煙突も見えないのでおよそ銭湯の面影はない。川崎高津のたちばな湯のような、銭湯には似つかわしくない電光掲示板がここが銭湯であることを教えてくれる。
それにしても御嶽山とは?木曽御嶽山か奥多摩の御岳山か?と不思議に思ったが、御嶽山(おんたけさん)は木曽、奥多摩の御岳山(みたけさん)とはそもそも漢字も読みも違う。調べてみると霊峰木曽御嶽山の関東第一分社として行者が江戸時代後期に開いた御嶽神社に由来するらしい。
公式サイトによると駐車場3台とあるが、それらしいものは見当たらない。自転車や原付くらいなら停める所に難儀するようなことはない。今日は川崎駅近くのオーケーストアでイオンウォーターを買ってきたので持ち込んだのだが、入口や脱衣所には自販機がなく、フロント周りの冷蔵庫にはスポドリ系は無さそうだったので持ち込みが正解のようだ。ただ、浴室内に飲料用の蛇口があるので持ち込まなくても問題ない。
フロントで回数券とサウナ代100円と下駄箱の木札を預け、ロッカーの鍵と20cmほどの赤いマジックテープバンドを受け取る。サ室キーはなく、この赤いテープがサウナ利用者の証になるようだ。体を清めてから一通りウロウロしてみる。なるほど、ニューヨーク、ギャラクシーウォー、モナコっていうのはこれのことね。メインの鶴のタイル画はなかなか見事なものだ。今日の日替わり湯はパンダ湯。どんなお湯だろうと興味津々だったが、「笹のかほり」がする緑色のお湯だった。
サ室に入るとおっ!と感じるほどに熱い。マイルドなサ室と侮っていただけに嬉しい。3人掛けが2段と対面に2人掛け1段の河岸段丘タイプ。三角形の遠赤ヒーターが古い冷蔵庫なような音を立てながらピッタリと三角コーナーに鎮座している。
温度計は88〜92℃あたりを指していたが、3分もすれば玉汗が噴き出してくるほど体感的には熱い。インターバルにしっかりと冷却できなかったせいもあるが、8分以上入りたいと思わないほどの熱さだ。
水風呂がないのが最大の残念ポイントだが、90mの地下から汲み上げたという17℃の温泉シャワーはまろやかな感じがする。もちろん30℃超の夏場は流石に17℃とまではいかないが、冷たさを感じることができる温度はギリギリ維持している(実測23.2℃)。普通の水道水シャワーは28℃だったので温泉シャワーはやはり冷たい。
1分ほど温泉シャワーを浴びて腰タオルで脱衣所の椅子へ。心地よいサ室で4セットもしてしまった。最後の3分以外は貸切状態、贅沢なひとときをありがとう。
男
地元のワタクシでさえ、知りえない詳細なサ活をありがとうございます🙇🏻♀️ 男性側のタイル絵は鶴なのですね‼️ 女性側は海の中のトロピカルフィッシュ🐠🐡🐠🐡の群です。 方向性の違いに驚き、コメント失礼いたしました〜。
ありがとうございます。大田区は矢口渡とか気になる地名が多いものでつい調べてしまいます。御嶽山に関しては奥多摩の御岳山関連かと思っていたのですが・・新しい発見があって銭湯は楽しいですね。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら