地図からサウナが探せる！

浅田湯

銭湯 - 神奈川県川崎市

デューク

2022.08.27

3回目の訪問

銭湯巡礼川崎第35番　浅田湯
川崎市のトリである。ということは川崎市には銭湯は35か所しかない。いや35か所もあるというべきか。川崎区などは数百mの距離にある銭湯も多く、意外と多いなというのが個人的な印象だ。

ここ浅田湯は実は私の家からは1番近い。サウナに目覚めていなかった昭和時代はサウナ代を払ってまで銭湯でサウナに入ることはなかったので、初めて銭湯サウナに入ったのは浅田湯だった。初めての銭湯サウナで、しかも無料だったので感動したものだったが、行動範囲が広がるにつれて次々と現れるサウナは、ドラゴンボールの敵が段々と強くなっていって初期の強敵が色褪せていくように、私の中でも色褪せて行った。

浅田湯に限らず、無料でサウナに入れる銭湯は基本的にいわゆるサ道で言われるようなマナーはあまり関係ない。サ室内でタオルを絞ろうが、かけず小僧だろうが、無料の銭湯サウナではよくあることなので何とも思わないようにしている。嫌だったら来なければいいだけのことだ。

浅田湯の朝風呂は日曜だけだと思っていたが、ふと今日の朝浅田湯について調べていたら7時から11時まで毎日やっているらしい。ならばと家から5分もかからずに、土曜の9時15分到着。駐車場には車は3台しかなく空いている。女将さんにスタンプラリーの冊子を渡してやっと川崎市最後の浅田湯さんにやって来ましたと伝えると、女将さんも冊子をめくりながら嬉しそうに「随分周りましたね。やっぱり1日に何か所も周るんですか？」と。

いえ、基本的には1日1か所です。と伝えるとそうですよねと嬉しそうに笑った。寺社にお参りをしないでスタンプラリーのように御朱印を集めるのとは異なり、スタンプラリーは文字通りスタンプを集めることが目的なので、それはそれでありなのだと思うが、貧乏性な私は、1セットだけで出て行く人を見て勿体無いなぁとつい思ってしまう。

当たり前のようにロッカーの鍵を手に取って脱衣所へ。いつも下段だったが今日は初めて中段だ。9番は中段なのか。

浅田湯のミニプールは火木土が男湯なのでやはり火木土に行きたい。88℃の遠赤サ室は6分〜8分でお腹一杯。水風呂は28℃(実測28.2℃)、立ちシャワーの方が少し冷たい(実測23.8℃)。休憩はミニプール脇のベンチで。アクアマッサージで波動砲を腹で受けるのも良し。

あと浅田湯の水枕は何気に嬉しい。小松湯にもあるが金属製のまくらを見るとつい浅田湯の水枕を思い出すが、浅田湯以外で冷たい水枕に出会ったことはない。

　次からは大田区の銭湯だ。大田区だけで川崎市全体に匹敵する33か所の銭湯があるので楽しみだ。今夜はサウナのない八幡浴場に行くとするか。