辰巳湯
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯サウナでも行こうと家を出る。16時半近かったので平和湯に行こうと思ったがGoogleによると混んでいるらしいので辰巳湯に行くことにした。辰巳湯は前から知っていたが訪れたのは初めてだ。土曜の16時半とはいえ銭湯サウナなら並ぶようなことはあるまい。この辰巳湯は1車線の一方通行のバス通り沿いにあり、付近も一方通行が多く車やバイクではなかなか着難い場所にある。
フロントで490円+サウナ代200円を支払ってサウナ室の鍵と大小タオル2枚を受け取る。サウナ室の鍵はフックの形をしているが丸みを帯びた可愛らしい形をしている。
浴室に入ると奥にひのき風呂がある。ほのかに檜の香りがする。温度計はないがいい温度だ。実測42.5度。軽く噴射されているのでお湯が対流している。日替わり湯はアロエ湯だった。
サウナ室は銭湯サウナでは一般的な遠赤外線ヒーターで席は2段構えだ。他の銭湯より若干広く、定員は7人か8人だろうか。時計や12分計はなく、テレビもない。温度計は入口外とサウナ室内に1つずつ。室内は82℃〜86℃、室外の温度計は92℃を示していた。入ったときにマイルドな感じがした。6分くらいからじわじわと発汗して10分〜15分くらいじっくりと入って無理なく発汗させる。
熱いとは感じることなくサウナ室内に流れる昭和歌謡を聴きながらノスタルジーを感じていた。歌謡曲にあまり詳しくない私だが、あずさ2号、巡恋歌、マリオネット、もしもピアノが弾けたなら、などが流れてくると昭和を思い出す。ゴダイゴが流れないかななどと期待しながら聴いているといつのまにかかなりの汗をかいている。気持ちいい汗のかき方だ。
水風呂はサウナ室の前にある。情報によると20℃と聞いていたのであまり期待はしていなかったのだが、入った瞬間「!!」20℃なんてとんでもない。温度計表示はなんと14℃。実測14.3℃。これは嬉しい。2セット目以降は若干温度は上がったが14℃台のキンキン水風呂は申し分なかった。ととのい椅子はなかったのでカラン椅子で休憩したが脱衣所のベンチでも休めそうだ。
2セット目以降もテレビはないが昭和から平成にかけての歌謡曲が流れるサウナ室は昭和世代の私にとっては楽しみな空間でもあった。サウナは85℃ほどだが10分以上かけて気持ちよく発汗させ、15℃以下のキンキン水風呂で冷やす。あまみも発生してマイルドなととのいを感じることができた。サウナ室では3人以上になることはなく1人になることも多かった。
浴室には多くの人がいたがサウナ利用者は少ない。辰巳湯から500mほどのところにサウナ代無料の浅田湯があるのでここは穴場なのかも知れない。辰巳湯の水風呂恐るべし。
男
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