金春湯
銭湯 - 東京都 品川区
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やましのサ活 第二十二話
所用で有休を取ったので早い時間に久しぶりの金春湯へ。
空いてるかなー?と思ったらサウナーさんはそこそこの人。
いつも通り身体を洗いサ室へ。
余談リンスインシャンプーって洗うとゴワゴワになりやすいのに金春湯のはゴワゴワにならない。
何でだろう?
サ室に入る。
あぁこれだ。
これが俺の求めているサウナだ。
静かな空間に微かに響く浴場の音。
心を落ち着かせる木の香り。
そしてしっかりと熱された空気。
上段に座り鍵を手首から外す。
胡座をかいて目を瞑ると一気に深い瞑想に落ちる。
あっという間に10分が経ち水風呂へ。
しっかりと冷やされたまろやかな水に包まれる。
…ふぅ
落ち着いたところで水風呂を出て休憩。
今日は窓が閉まっている。
もう冬か。
そんなことを思いながら1セットで完璧にととのう。
何度来ても金春湯は至高の体験をさせてくれる。
全てのバランスが俺にガッチリとハマっている。
2セット目。既にととのったのもあり軽く流すつもりでサ室へ入ると先にいた方々が大きな声で話している。
「静かなサウナってなかなか無いですよねー」
(分かっているなら外で話して欲しい…)
結局、深く集中できず2セット目が終わり 3セット目。
ここでようやくサ室で1人になる。
ただ既にととのっていたのと2セット目に邪念が入ったからかイマイチ入り込まない。
短めに終わらせて休憩しているとサ室から出てきた人が立ったままザバザバと豪快に掛水。
後ろにかかっているサウナバッグ(俺の)に思いっきり水がかかる。
後ろで休憩している人(俺)にも水がかかる。
そのまま水風呂に飛び込み全身を潜らせる。
潜るのは気持ちいい。分かる。
他に人がいないから大の字になるのもいい。
けどここはお前の家じゃねぇ。
せめて周りに迷惑をかけないようにしてくれ。
後で確認したらサウナバッグの中は案の定水浸し。
中に入れていたペットボトルは気分が悪いので残っていたけど捨てました。
これまで金春湯でマナーの悪い人って会ったことないので残念な気持ち。
人の振り見て我が振り直せということで自分もサウナの入り方を今一度見直そうと思ったそんな日でした。
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