生姜サウナ 金の亀
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
ノーマークで通りかかって入って感動した。生姜云々と書いてあるのでイロモノ施設かと思いきや全くそんなことはなかった、、
妙な名前、取ってつけたような適当なデザインの亀マーク、新しめの施設に似つかわしくない黄色のマット、傾いた遮熱板など、危険な匂いもあるものの、ただの神施設だった。
まずサウナ室。熱い。入口の温度計は110℃。室内の方は100℃。店名にもなっている奥の壁の岩塩ブロックと、オートロウリュ時の強力な蒸気の降りてくる感じはありし日のマルシンスパのセルフロウリュを彷彿とさせる。スプレーのようにストーンに噴射される水がその場でボコボコ蒸発しているのが見える。
スタッフロウリュ、うちわの仰ぎに改善の余地はあるものの、カンカンのストーンに生姜水をぶっかけて蒸気発生しまくり、アツアツになる。生姜の水なので刺激があるかと思ったがそんなことはなかった。
生姜水風呂も全然イロモノではなかった。チンピリとかじゃなく、ただの爽やかなジンジャエール水風呂だった。深さと冷たさも十分だし、生姜が
あることで爽やかさが増している。
そして他の人も書いている通り、整いスペースが素晴らしい。軽く革命を起こしていると言ってもいい。
ととのいスペースは外気浴があってなんぼと思いがちだが、赤坂で開放的なスペースを作っても騒音や料理の匂いで良いものにならないだろう。
そのためか、ここでは暗くした広い室内スペースに環境音、香り、空調を活用して、擬似的に東南アジアのリゾートの夜のような空間を作り上げている。インフィニティチェアに寝てタオルで目を隠すと、水が流れる音、小鳥の声、なぜかカラスの声も入っているがとにかくここがどこかわからなくなる。
入り口にあるタオルで体をふき、ドライな状態で椅子に座ると、寒くなることもなく永久にここに座っていられるのではないかと思うほどだ。館内着を着てリクライナーに座るよりもいいかもしれない。多くの人が目を閉じて瞑想をしているようだった。
自然と休憩の配分が長くなり、サウナ6分、水風呂2分、休憩12分くらいで回して5セット。
生姜まみれになってなお、1Fで生姜焼きを食べる。サウナの後は生姜焼きという風潮があり、なんでもない生姜焼きでも有り難がられて名物化してたりするが、生姜焼き専門店なのでレベチである。
総じて、サ室、水風呂、整いスペース全て特徴がありながらも良いところがあり、今のところ黙浴がきちんとしていて、かつ混雑していない。赤坂に来るチャンスがあったら寄ってしまうだろう。今後アウフイベントもあるそうだ。
120分、生姜焼きと麦茶つけて4,000円。ありだと思います。
男
とても参考になりました!
うお、ありがとうございます!
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