サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋
カプセルホテル - 大阪府 大阪市
カプセルホテル - 大阪府 大阪市
ぬるま湯のような空気の中、梅田の街中を東へと歩みを進める。2週間ぶりのサウナはホームへ。
18時半のパワフルロウリュに間に合う。今日の熱波師は2人組。氣志團やX JAPANの曲に合わせ場を盛り上げ、福田さんがタオルをさばく。お二方のノリの良さに驚く自分に、かなり歳を重ねてしまったことを感じる。しかしたまにはこういうノリもよい。
12分ほど経つと、全ての汗腺が開通。そしてシングルの水風呂へ。7.5℃。30秒ほど入ると足がビンビンに痺れる冷たさ。息も絶え絶えにリクライニングチェアへ。サウナハットを目深に被り目を閉じる。仕事のことが頭をよぎる。
2セット目以降はフィンランドサウナへ。今夜は結構混んでいて客層も若い。四十肩か五十肩か知らないが右腕が痛いので、角閃石のパネルにもたれる。説明によれば、角閃石から放出される遠赤外線が効くとのこと。直接触れると火傷しそうな熱さなので、タオルを畳んで右腕とパネルの間にはさむ。汗がまた噴き出る。フォレストのアロマ水の匂いに包まれ、熱に身を委ねる。3セット目まではまだ仕事のことを考えていたが、4セット目はフラットな気持ちで過ごすことができた。
ガウンを着てレストランに向かう。夏メニューの旨辛ホルモンちゃんぽん、そろそろ終わりそうだな。結局今の今まで食べていない。どうしよう。迷った挙句出した答えは、いつものようにチキン南蛮定食だった。味噌汁をすすり沢庵をかじる。失われた塩気が補給される。アクリでそれを胃に流し込み、酸味の強いマヨネーズがかかったチキンにレモンをたっぷり絞る。異なる酸味が口の中で溶け合う。うまい。やや固めと自分好みのご飯をほうばる。これ以上何が必要だろうか。
そろそろ夏が終わる。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら