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杉並バイブラー

2023.03.04

1回目の訪問

歩いてサウナ

すえひろ湯

[ 東京都 ]

チェックイン

歩いた距離 0.5km

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃

杉並バイブラー

2023.02.28

1回目の訪問

歩いてサウナ

いってみました!

歩いた距離 0.2km

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  • サウナ温度 90℃,102℃
  • 水風呂温度 17.7℃,5.5℃
20

杉並バイブラー

2023.02.27

228回目の訪問

歩いてサウナ

松本湯

[ 東京都 ]

チェックイン

歩いた距離 2.5km

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 28℃,16℃

杉並バイブラー

2023.02.22

1回目の訪問

歩いてサウナ

ヘルシンキ中央駅からヴァンターの空港へと向かう電車に乗り込む。空港すぐ手前の駅で下車し、そこからバスに乗り継ぎ目的地へと向かう。最後に向かう先は「Flamingo Spa」。空港からバスで10分ほどという近さなので、帰り際に寄りたいと思っていた施設だ。どうやらこちらはショッピングセンターになっていて、その中にスパ施設があるようだ。ただこのショッピングセンターがとても広い!地方のららポートぐらい広いので、一体どこにスパがあるのか分からず、スーツケースを引きずりながらたくさん歩き回った。ようやく入り口に到着すると、そこは南国感あふれる装飾が施されており、なんだか子連れのファミリー層が列をなしていた。これまでになく賑わう施設に少しドキドキしながら受付を済ます。時計のようなロッカキーを渡され脱衣所へと向かう。このロッカキーでタッチすることでロッカー鍵の開閉をできるだけでなく、施設内での会計機能も有しているようだ。薄型で邪魔にならないサイズ感が素晴らしい。

水着に着替えて中へと進むとそこにはサマーランドのようなプールが広がっているではないか。子供ばっかりの施設に30歳の独身男性
が1人でやってきてしまった時の気まずさは今でも覚えている。でも来たからには満喫せねばと、流れるプールでひと泳ぎ。さすがにウォータースライダーをやる勇気はありませんでした。一応シャワールームにサウナが設置されており、こちらは男女別になっているので裸で入るのがマナー。タイル張りの室内に中央には四角いストーブが設置してあった。親子でサウナを楽しむ姿がなんともフィンランドらしいが、正直なところ熱さは物足りない。フィンランド最後のサウナがこれか、、と少しがっかり。

立ち去る前に辺りをうろちょろ歩いていると、何やら怪しい扉を発見。そこには「Adalt only」の文字が。ドキドキしながら扉をくぐるとびっくり!先ほどまでの雰囲気とは打って変わって、薄暗い空間で怪しく光る照明、そしてプールではカップルがお酒を飲みながら談笑しているではないか!!まさかこんな大人な空間が広がっているとは思いもしなかった。サウナやプールのバリエーションも豊富で、こちらの空間が施設のメインと言っても過言ではない規模だ。サウナは、フィンランドサウナ・塩サウナ・タールサウナ・ハーバルサウナとこれまでの施設にはないバリエーションのサウナばかり!少し日本らしさを感じられる施設構成は逆に新鮮。中でもタールの香りが楽しめる「タールサウナ」はいかにもフィンランドらしく、フィンランド初日にサウナコンケリの2人と過ごしたサウナ体験を思い出すようだった。フィンランドでは

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5

杉並バイブラー

2023.02.22

1回目の訪問

歩いてサウナ

Allas Sea Poolからホテルへ帰還。時間は朝の8時過ぎ。ようやく空が明るくなってきた。ホテルに向かう途中では、会社に行くのであろうサラリーマンがゾロゾロとトラムに乗り込んでいた。さてホテルに着いたら1階の朝食会場へ。朝食の種類などは、これまで宿泊してきた大手ホテルには劣るが、Hotel Helkaの魅力は、なんといっても家具だろう。アルヴァ・アアルト設計のArtek製の家具が客室だけでなく、朝食会場でも楽しむことができる。机や椅子、そして照明まで、全てArtek 製品で、北欧らしさで満ち溢れた幸せな空間。さらに道路側の窓は丸みを帯びており、家具とのコンビネーションが抜群に良い。朝日差し込む中、大好きな家具に囲まれて朝食を楽しんだ。

そもそもこちらのホテルは19691年に開館したようで、建物自体は1928年の建築。約100年以上前からこの場所に佇むホテルなのだ。地震などの自然災害が少なく、建物自体の寿命も長いフィンランドでは、このような昔ながらの建物が形を変えながら長きにわてって引き継がれているのだ。私が宿泊したのは最上階のお部屋。最上階の部屋は様々なアーティストとコラボしており、部屋によって雰囲気が異なる。私が泊まった部屋は柔らかい色合いが特徴で、最上階ならでは、天井が高く広々とした部屋だった。そして家具はもちろんArtek。これだけのArtek家具に囲まれて過ごす日などこの先あるのか。。

朝食後、部屋に戻ってから水着に着替えてバスローブを纏い、同階にあるサウナへと向かう。サウナ室内もArtek の家具にあふれ、壁に貼り付けられた木材は美しい曲線を描いていた。木材と照明で柔らかい雰囲気のある室内は、見ているだけでワクワクしてしまう。シャワーを浴びてガラス扉の先のサウナ室へ入る。Helkaに限った話ではないが、フィンランドサウナのドアは下部分が少し空いている。日本のサウナでは完全密閉してあるのが一般的だが、熱の効率を考えれば当然そうなるだろう。しかし、フィンランドではフレッシュエアを取り入れることを考え、このようなドアになっているのだという。サウナ室での快適性を最も大事に、それでもしっかり温かさを維持するために、床を底上げしているのだ。

そしてこちらのサウナでは初めて見るHaloのストーブが設置してあった。小ぶりな円柱型をしており、何やら蓋がついている。蓋を開けてみると中ではストーンが熱せられているようで、モワッと熱気が吹き出してきた。恐る恐る穴の中へロウリュをすると、ジュワっと勢いよく蒸気が噴き出してきて、びっくり!考えてみれば当たり前で、穴の奥にはストーンの入る空

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  • サウナ温度 90℃
4

杉並バイブラー

2023.02.22

1回目の訪問

歩いてサウナ

Yrjönkatu Swimming Hallを20:00頃に出発、さて次は夕食を食べに!フィンランド最後の夜なのだから、フィンランドらしいものを食べたいと思い、伝統食をバイキング形式で食べることができる「Restaurant Konstan Möljä」へ!レストランでは以前日本のフィンランド大使館で働いていたという方が丁寧に料理の説明をしてくれた。お腹いっぱいご飯をいただいた後は、日本のみんなのお土産を買いに再びFazerへ。チョコレートを大量に買い込んでホテルへと戻る。残念ながらHotel Helkaのサウナは22時までの営業だったため、この日は入れず。翌日に楽しみはとっておいて、この日はそのまま就寝。

翌朝はフィンランドに来てから1番の早起き!5時台に起床し、そのまま朝食も食べずにトラムに乗り込み、港の方へと向かう。お目当ては「Allas Sea Pool」だ。ヘルシンキでは珍しく朝早くから営業施設であるため、朝の時間を有効活用できるのと、昼間はかなり混み合うようで、時間帯によっては待ち時間が発生することも。タイトなサウナ旅の中で待ち時間は致命的。リスクを回避する意味でも、朝イチのオープン凸が一番いいのだ。港の目の前にはヘルシンキの市庁舎や大統領官邸など、官公庁の威厳のある建物が並ぶ。その奥の方に木材で囲まれた不思議な形をした建物が。Löylyにも似たその建物にAllas Sea Poolの受付がある。こちらで支払いを済ませ、サウナバンドを受け取る。このバンドをゲートにかざして敷地内へと進む。ちなみにすぐそばには大きな観覧車があり、この観覧車でもサウナが楽しめるという。フィンランド人どんだけサウナ好きなんだ!?

橋を渡って脱衣所へ。こちらで水着に着替えてシャワーで体を流す。脱衣所の中にサウナが設置してある。中央にHarviaのストーブが鎮座し、両サイドに座面があるタイプ。コンパクトな作りで4名ほどの定員。やはりスイミングがメインなので、サウナは二の次ということなのだろうか。とはいえセルフロウリュもできるし、火力は十分!ストーブ後ろの窓からは外の様子がうかがえる。青紫にライトアップされているのは水風呂だろうか。たしかここの水風呂は海水になっているのだとか。さらに温水プールも用意されており、こちらも海水を利用しているのだとか。

さて温まったらいざ外へ!と思ったその時、重大な失態を犯したことに気づいた。なんとホテルにサンダルを忘れてしまったようだ。それはつまり、カチコチに凍った床を裸足で歩かねばならぬことを意味する。ゴム製のマットが通り道に敷かれているため、足が床にくっ

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 0℃
5

杉並バイブラー

2023.02.21

1回目の訪問

歩いてサウナ

9時から予約でイン。パブリックだったけどソロでした

歩いた距離 0.5km

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共用

  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 0℃
4

杉並バイブラー

2023.02.21

1回目の訪問

歩いてサウナ

造形美にうっとり。

歩いた距離 0.4km

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  • サウナ温度 85℃,75℃
3

杉並バイブラー

2023.02.21

1回目の訪問

歩いてサウナ

Löylykontti MatinkyläからOriginal Sokos Hotel Presidenttiに一旦戻り、預けていた荷物をピックアップ。ここから本日の宿であるHotel Helkaまでは徒歩圏内。ガラガラと凍りついた道路でスーツケースを引きずりながら歩く。Helkaの外観はいたって普通で、海外のアパートのような見た目。これといった特徴はないが、なんといってもここはフィンランドの建築家Alvar AaltoデザインのAltek社製の家具が揃うホテルなのだ。館内に入るとアアルトの家具たちがお出迎え。最上階の部屋はデザイナーによって特別にデザインされた部屋になっており、アアルトの家具との組み合わせがまた楽しみである。その時の様子はまた別の投稿で。部屋に荷物を置いて、ヘルシンキの中心街へと向かう。

この日はヘルシンキ大学に通う、大学時代の後輩とお昼を食べる約束。老舗チョコレート屋さんとしても有名なFazer(ファッツェル)で待ち合わせ。パンとコーヒーをいただく。その後少しお買い物にも付き合ってもらって、本場のマリメッコへ。マリメッコは女性モノのイメージが強かったが、男性モノのラインナップも揃っていた。加えて食器や寝具などの商品も豊富で、男性でも見ていて楽しいショップだった。自分用にはサコッシュを購入し、他には友人へのお土産をいくつか見繕ってお買い物終了。色々教えてくれた後輩に感謝を告げ、一旦荷物を置きにホテルへと戻る。

荷物を置いたらこの日2軒目のサウナへと向かう。今回訪れたのは「Sauna Hermanni」。ヘルシンキの郊外にある施設で、ホテルからはトラムとバスを乗り継いで向かった。バスを降りるとそこはアパートが並ぶ住宅街。その中にSauna Hermanniがあるようだが、なかなか見当たらない。しばらくうろちょろし、ようやくSaunaと書かれた看板を発見!アパートの半地下に位置しており、入り口を見つけるのは少し難しかった。階段を下り扉をくぐると受付を発見。アパートの一室をサウナ化したような作りになっており、受付の左の扉を入ったところはメインロビーのようだった。こちらは脱衣所兼休憩所になっており、中央には大きなテーブルとベンチが設置してあり、常連さんらしきおじちゃんが座って話し込んでいた。脱衣所には木製のロッカーが並び、古いポスターが貼ってあったり昔のスキーが飾ってあったり、どこか懐かしい雰囲気。

脱衣所で着替えを済ませてまずはシャワーを浴びる。シャワー室のフックにタオルをかけて置いて、その先のサウナ室へ。サウナ室は5,6人が入れるぐらいのサイズ感

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  • サウナ温度 90℃
2

杉並バイブラー

2023.02.20

1回目の訪問

歩いてサウナ

Original Sokos Hotel Presidenttiを出てこの日最後に向かうのは「Löyly」。おそらく日本人に1番知られているフィンランドサウナがここだろう。日本の様々なメディアに取り上げられ、特に近年Löylyを訪れる日本人が多いように思う。HPからの予約が必須の施設だが、人気施設のため、早めの予約がオススメだ。またレストランが併設しており、こちらも基本的には予約必須だ。Kuusijarviで出会ったイタリア人のピエールとの待ち合わせ時間はサウナの時間に合わせて19時。ホテルからトラムに乗りLöylyへと向かう。Löylyは海沿いに位置し、フェリーに乗ればすぐそこはエストニア。風が強く身体を震わせながら施設へと向かう。

海沿いの開けた通りにライトアップされた建物が出現!このLöylyは木材に囲まれた複雑な外観をしており、建造物としての面白さ/美しさがある。残念ながらこの日はすでに暗かったのと建物に雪が積もっていたせいで、本来の姿を拝見することはできなかったが、薄暗く光る建物はとても美しかった。ピエールと合流すると、やはり彼もサウナに入りたいという。なんとか店員さんに掛け合ったところ、ロッカーを一緒に使うことを条件にOKしてもらえた。脱衣所で水着に着替え、その先のシャワールームで身体を流す。シャワールームの先は男女共通エリアになっており、全体的に黒で統一された空間で、白色の間接照明が配置されていた。

早速サウナへと向かう。ガラス扉を開けて中に入ると右手には大きなストーブが鎮座。重い扉を開けて中に水を注ぎ入れるスタイルになっている。ストーブの扉が結構高い位置に配置されているため、身長が低い人だと手が届かずロウリュができないかもしれない。座面は階段を登った先に2段配置されている。床の高さがちょうどストーブの口と同じ位置なので、かなり底上げされていることになる。右側はガラス窓になっており、外には薪が積み上げられていた。多くの人がすでにサウナ室に入っており、日本時らしきお客さんもちらほら。結構外国人も多いように見受けられ、イタリア人もいるとピエールが教えてくれた。広さもあってか熱さは比較的マイルド。しばらく入っていると大半のお客さんが捌けた。フィンランド人のお客さんと「ちょっと物足りないよね」と話をしたところ、大量にロウリュをしてくれた。ピエール含め3人で立ちながら熱気を浴びる。

ロウリュのおかげでかなり身体も温まり、そのままの勢いで外へ!ここでは水風呂としてバルト海に入ることができる。しかしこの日は風が強く、海は大荒れ。一歩間違えれば流されるかねない危険な状況。それでも入らないとい

歩いた距離 0.4km

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  • サウナ温度 95℃,80℃
  • 水風呂温度 0℃
8

杉並バイブラー

2023.02.20

1回目の訪問

歩いてサウナ

Sompa Saunaを出てとりあえず最寄りの地下鉄駅へと向かった。なにより寒すぎて、まずは建物内に入りたかったらというのが本音だ。この日の夜は19:00からLoylyのサウナを予約していたが、まだ時間に余裕があるので一旦ホテルに帰ることにした。その事をピエールに伝えると、「おれも一旦ホテルに戻ったあとにLoylyに行くよ!」とのこと。予約してなかったら多分入れないよ?と伝えたが、それでも時間があるのでとりあえず行ってみるとのこと、また19時にLoylyに集合することにして一旦解散。

この日の宿であるOriginal Sokos Hotel Presidenttiはヘルシンキ市内に複数あるSokos系列のホテルで、どれも中心街からアクセスが良く、観光客にも大変人気のホテルだ。その中でもPresidenttiはヘルシンキのKampuという場所に位置し、近くにはMUJIなどが入る大型のショッピングモールや観光地としても有名な木製の礼拝堂など利便性に優れたホテルだ。館内も都会的な作りで、吹き抜けになっているエントランスホールは壮大。外観もどこか重厚な作りになっている。

朝訪れた時にはまだ部屋が空いていなかったため、このタイミングでチェックイン。預けていた荷物をピックアップして部屋へ。部屋はシンプルで明るい作りで、自然あふれる壁紙が特徴的だ。こちらのサウナはかなり営業時間が短く、平日は18:00-20:30のわずか2時間半のみ。ちょうど18時だったので、予定の時間までクイックにサウナへ。

サウナがあるのは地下フロア。カードキーをかざして中に入ると、白い木材に囲まれた脱衣所が出現!壁には絆創膏ホルダーがついていた。なんでここに!?って感じだけど、もしもの時のために数枚拝借。こちらで着替えを済ませて奥の扉を進むとシャワー室がある。フィンランドではこのパターンが非常に多くて、脱衣所→シャワー室→サウナの順に扉をくぐっていく施設がほとんどだ。

サウナ室はホテルサウナにしてはなかなかの広さ。2段構成の座席+1段目の足置き台が設置されている。ストーブはクーシャルヴィで見たような長方形の箱型ストーブで、上にはケルケスが積んである。このストーブがやはり強力で、いくらロウリュしても火力が落ちにくいのだ。特にフィンランドでは、みなさん投げるようにしてロウリュをする。すると広範囲に水がかかるので、多くの石を冷ますことになってしまう。極力お湯を用いるようにはしているものの、それでも温度低下は避けられない。そんな中でもこのストーブは、常にジュージュー音を立てながら蒸気を発している。日本

歩いた距離 0.4km

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  • サウナ温度 90℃
3

杉並バイブラー

2023.02.20

1回目の訪問

歩いてサウナ

Kuusijarviでたっぷりスモークサウナを堪能し大満足。あれだけ何度もサウナに入り、凍った湖に入り、スモークサウナまで楽しんだにも関わらず、意外にも時間はまだ15時。まだ何軒か回れるな!そう思い、イタリア人のピエールに別れを告げに行く。すると「おれもついて行くよ!」とピエール。ここまで1人でサウナに入ることが多かった私にとって、とても嬉しい申し出であった。

2人で雪道を戻りバスに乗り、次に向かったのは「Sompa Sauna」。こちらの施設は少し特殊で、ボランティアで成り立っているサウナで、全部で3つのサウナ小屋が用意されている。薪割りから火入れ、ロウリュの水の補給など、すべてセルフサービスとなっている代わりに、24/365無料でいつでもサウナ入浴が可能なのだ。なかなか実験的なサウナで、個人的には少し不安で訪問するか迷っていた施設だった。しかし今回は頼もしいピエールという仲間が一緒にいる。それならば怖くはないと、向かうことを決心した。

Sompa Saunaはバルト海沿いに位置しており、かなり風が強い。ただでさえ寒い外気に加えてこの強風。ピエールがスマホに入れていた天気アプリ曰く体感温度は−10度のようだ。キリンのオブジェを通り過ぎると人影が見えてきた。そこには棚にベンチとフックが備え付けてあった。どうやらここが荷物置き場のようだ。そう、ここには室内更衣室など存在しないのだ。あまりの寒さの中だったので、ピエールと「こりゃ大変なところにきたな」というような表情をしていたのをよく覚えている。しかしここまできたからには!とピエールを鼓舞してその場で水着に着替える。

着替え終わり次第、近くのサウナへ飛び込む。すでに多くの人がサウナの中におり、男性の大半は全裸でサウナを楽しんでいた。ここは混浴サウナだが、特に水着の着用義務はないのだ(女性は水着を着ている人がほとんどでした)。手作りのサウナ小屋だが立派な作りで、一般的なサウナ室と遜色ないほどだ。ロウリュもできるし熱もしっかり感じることができる。室内で現地メンバーに混ざって会話を交わす。しっかり汗を流した後、若いにいちゃんに連れられて凍ったバルト海へと向かう。

バルト海へと向かう木製の階段と手すりはカチコチに凍っており、滑る滑る。彼は先に入水し、しばらく入り続けるほどの強者だった。私はなんとか肩まで浸かるもあまりの冷たさにすぐ外に出る。一瞬にいちゃんに引き戻されそうになったが、なんとか回避。その後もまた大変で、凍った階段をゆっくりと登らなければならない。サンダルまでが遠い。足裏が割れるように冷たい。ようやくサンダルを履いた頃にはすでに身体も冷え、すぐに

歩いた距離 0.5km

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 0℃
7

杉並バイブラー

2023.02.20

1回目の訪問

歩いてサウナ

宿泊していたLapland Hotelを出発し、この日の宿泊先であるOriginal Sokos Hotel Presidenttiへスーツケースを置きに訪問。そこから地下鉄に乗りバスに乗り換えて向かう先は空港近くのVantaaにあるKuusijarvi Sauna。9時からオープンする電気ストーブのサウナに加え、午後からはヘルシンキ近辺ではレアなスモークサウナも楽しめるという。午前から電気サウナを楽しみ、現地でお昼を挟んでスモークサウナに入る丸一日プランを予定していた。

バスを降りると一面雪景色。どうやら木々に囲まれた道を20分近く歩くようだ。するとキョロキョロしている外国人がいた。「クーシャルヴィに行くの?」と声をかけると、どうやら同じ目的地のようだ。彼はイタリア人のピエールさん。現地では医療関係の仕事に従事しながら、サウナマイスターをしているそうな。お互いの国のサウナ文化について語り合いながら道中進んで行った。

すると真っ白な平地を発見。ここは一面湖のようで凍って雪が降り積もっていたのだ。その一角の仕切られた湖に湯気をもうもうとさせた人たちが入っていく。中には10mくらいの距離を往復で泳いでいる猛者も。この湖の向かいには建物があり、どうやらここが今回の目的地だそうだ。建物内に入るとカフェが広がっており、サウナの受付もこちらで。

到着したのは11時ごろ。まだスモークサウナの受付は始まっていないため、ひとまず電気サウナの受付を済ませ、黄色い紙製のリストバンドを受け取る。なんか松本湯みたいだ。更衣室に進むと、ベンチの上にフックと棚が4列並んでいた。着替えを済ませ、タオルと水着を持って扉の奥のシャワー室へ。体を流したらまずは大きなサウナ室へ。四角い箱型ストーブが中央奥に鎮座し、座面は2段構成。20人以上は入れそうな広さ。ロウリュをすれば瞬間的にかなりの熱さになるが、広いためすぐに分散してしまう。そのためか、手慣れたおじさんは1分間に2回ぐらいのペースでロウリュを繰り広げていた。

その後は小さい方の電気サウナへ。こちらは先ほどよりコンパクトなサウナ室で、熱さもガツンとくる。しっかり温まったところで、水風呂へ向かう。サウナの場所は建物の2階。外の廊下を歩き階段を降り、そして湖へ向かう。手すりに捕まりながら着水!痺れるような冷たさ!!肩まで浸かって1秒、2秒で限界。しかし出た後にはこれまた不思議なほどに心地よい。しばらく辺りをフラフラ歩いて身体を休ませた後サウナへと戻った。

4セットほどしたところで一旦休憩。カフェで昼食ビュッフェを食べてコーヒーブレイク。途中でお散歩がてらスモークサウナの

歩いた距離 1.5km

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  • サウナ温度 90℃,85℃

共用

  • サウナ温度 90℃,90℃,90℃
  • 水風呂温度 0℃
5

杉並バイブラー

2023.02.19

1回目の訪問

Kulttuuriを出た後は本日の夕食を食べに再び中央駅付近へ。この日はGastropub Stone’sでトナカイ肉のハンバーガーを食べることに。Raindeerと言うだけあって、鹿肉にているか少し大味な印象だ。他にはチーズ、ベーコン、ハラペーニョが乗ったポテトとビールをオーダー。サウナ後の食事としてはこれ以上ない組み合わせでだ。

この日の宿泊先はLapland Hotel Bulevardi。タンペレで宿泊した施設の系列で、同じくラップランド地方の自然あふれる北欧がイメージされている。ホテルに戻り時間はまだ20時。サウナは22時までなのでまだ間に合うぞ!部屋に戻りすぐに支度をして地下のサウナへ。このホテルにも地下にはトレーニングルームが完備されている。ホテルの雰囲気に合わせてか、マシンの色はグローやベージュが多く、しっかりと統一されていた。

サウナエリアへ進むと、まずは更衣エリアが。更衣室のベンチの壁にはトナカイの毛皮と思われるものが飾られていた。先程のトレーニングルーム、さらには部屋やロビーにもトナカイの角が飾ってあったり、雰囲気づくりのこだわるがすごいホテルだと改めて実感。しっかりと貴重品ボックスが用意されているのがありがたい。他には誰もいなかったので、着替えはそのままベンチに畳んで置いておいた。シャワーを浴びていざサウナへ。フィンランドでは、紙製のサウナマットを設置している施設が多いが、こちらでは「Lunta」というブランドのリネンマットが置いてあった。こちらを借りてサウナ室へ持ち込んだ。

サウナはHarvia製のストーブが中央奥に鎮座。スカイスパと同じ縦長円柱型のストーブだ。ストーブを挟むように両サイドに2段の座面が設置されている構成だ。座面にはHarviaのロゴが配されていて、おそらくサウナ室全体がHarviaのパッケージ製品なのだと思われる。Clarionホテルでもそうだったが、こちらのホテルにはパッケージでサウナ小屋をそのままシャワー室にインストールするケースが多いように見受けられる。実際にその方が工事の手間も大きく削減できるだろうし、水風呂に入らない文化であるため、水風呂の導入も不要。サウナ導入のハードルがかなり少ないように思える。

さらにストーブには、これまたLapland Hotel Tampere同様の漏瑚のようなものが設置されていた。ストーブの後の壁には石が貼られており、輻射熱もしっかり考えられているようだ。壁沿いには小さな照明が配置されており、適度な明るさがまたおしゃれ。さらにLapland Hotelの刻印が入った温度計まで設置されている。

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  • サウナ温度 90℃
3

杉並バイブラー

2023.02.19

1回目の訪問

歩いてサウナ

コティハルユンを出てから一度中心街へ。次のサウナまで時間があったので、ヘルシンキ市内を学生くんと散策。真っ白なロシア建築の大聖堂や、サウナブティック、デパートのStockmanを見て回った。そしてここで学生くんとはサヨナラしまして、予約していた次のサウナへ「Kulttuuri Sauna」へと向かう。

Kulttuuriはヘルシンキの中心街から少し外れた場所にあり、辺りは工事をしているところが多い。そのため通ることができる道が限られていたりと、すこし冒険心をくすぐられる。観光要素はなく、恐らくこの辺りを歩いている人は皆サウナに向かっているんじゃないかと思うほど。本当にここであっているのか、、と不安がっていると、遠くに赤いネオンで「SAUNA」と書かれているのを発見!ネオンを目印に進んでいく。Kulttuuriはバルト海沿いに位置しているのだが、辺りはすっかり凍ってしまっている。「海でも凍るんだ、、」とすこし驚いた。

Kulttuuri Saunaの外観は無機質な四角い平家。扉を開けると靴がずらりと並んでいる。私も靴を脱いで受付へ。受付でサウナマットと鍵を受け取り、木の扉をくぐって脱衣所へ。室内の照明は最小限。コンクリートで覆われた無機質な室内に温かみのある木製ロッカーの組み合わせは、昔からある公衆サウナのような雰囲気に似ている。さらに次の扉を進んだ先のシャワールームで身体を洗い流す。掛水用の水槽も設置されていた。

その先の扉をさらに進みサウナへ。サウナは男女別で広々としている。一段構成だが15人ほどは入れるだろうか。かなり暗いサウナ室で、天井や窓ガラスは煤で真っ黒になっていた。ストーブはこれまたら見たことない形だが、これまで見てきた蒸気機関車のような重厚なストーブに似ている。大きく長いラドルが用意されているが、ロウリュの口はかなり狭め。的確にゆっくりロウリュをするために、まずは口の隣にラドルを置き、ゆっくり傾けて水を注ぐのがコツだ。ストーブから吹き出した蒸気が優しく身体を包み込む。

サウナを出たら水着に着替え、ロビーを経由して外へ。雪が積もる樹木の横を通りバルト海へ。手前でサンダルを脱いで手すりに捕まりながらゆっくりと着水する。凍てつくような冷たさが押し寄せる。帰りは少し小走りで逃げるように来て室内へ。

室内ではこの字型の珍し形をした椅子に座って休憩。目の前の大きなガラス窓からは、先程通り過ぎた雪積もる木が美しく見える。まるで美術館にいるようで、他のお客さんも静かに語る様子は、まさにその雰囲気に近しく感じられた。サウナ上がりにコーヒーやゆで卵を楽しむお客さんもゆっくりとソファーに腰掛

歩いた距離 1km

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  • サウナ温度 90℃
6

杉並バイブラー

2023.02.19

1回目の訪問

歩いてサウナ

Clarion Hotelを出発し、次の宿泊先であるLapland Hotel Bulevardiを目指す。この日も雪降る中、凍った路面を一生懸命スーツケースを転がしながらなんとか到着。11時ごろだったためまだ部屋が空いておらず、とりあえず荷物だけ置いてヘルシンキ市内観光へ。とはいえ今日は日曜日であるため結構休みの場所も多い。教会を見たり、Cafe Aaltoでサーモンスープを食べたり、比較的のんびりと時間を過ごした。

そしてサウナの時間が近づく。この日最初に向かったのは「Kotiharjun Sauna」。ヘルシンキ最古の公衆サウナだ。昨日Uusiで出会った学生と待ち合わせて、オープンの5分前に到着。すでに常連さんらしきおじさん達の列ができていた。中にはバスローブ1枚に手にはヴィヒタを持った神話に出てきそうな格好をしたおじさんもいた。こうしてオープンを待つ姿は、銭湯にとても似ているなと感じた。

オープンの14時になりドアが開く。続々と受付を済ませ更衣室へと進んでいく。広い更衣室には木製のロッカーがずらりとならぶ。とてもサウナの更衣室とは思えぬ雰囲気で、図書館や博物館にいるかのよう。先に並んでいたおじさん達はものすごいスピードでサウナへ向かっていく。負けじと私も着替えを済ませ、サウナ手前のシャワーで身体を流しいざ参戦。サウナ室は石に囲まれ窯のような薪ストーブが設置されている。タンペレにあるフィンランド最古の公衆サウナRajaportin Saunaに似たような雰囲気を感じた。石の階段を登り、最上段のスノコが張られた席へ。常連軍団は右手の壁に囲まれたエリアにぎっしり並んで座っていた。どうやらあそこが一番熱いようで、顔を真っ赤にしながらロウリュの熱に耐えていた。

サウナ室内はスモークの香りが漂い、天井はすすで真っ黒。サウナ室内は100℃を上回る温度で、そこに大量のロウリュをするもんだから、髪の毛は触れないぐらい熱せられていた。ロッカーにサウナハットを忘れたことを後悔、しかし一度立ち入ったからには、最初のセットはそのまま耐える。しっかり汗をかいたら、外のベンチで休憩。すっかり雪に包まれた街の中で、タオル一枚で濛々と湯気を立ててくつろぐ姿は日本では考えられない。おじさん達は手にビールを持ち、すっかりいい心地の様子だ。

サウナに疲れたら更衣室で休憩するのもまたいいだろう。テーブルには新聞やチェスが用意されており、ここでもお客さん同士のコミュニケーションが取られていた。このサウナ施設はお客さんの雰囲気もとてもよく、お客さん同士の会話が活発になされている。私のような外国人にも気さくに話しかけてくれて

歩いた距離 0.5km

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  • サウナ温度 110℃
5

杉並バイブラー

2023.02.19

1回目の訪問

歩いてサウナ

昨夜はUusi Saunaをすっかり満喫してしまったので、クラリオンホテルのサウナには朝入ることに。こちらでは夜に加え、朝も7時からサウナがオープンしているのでたっぷり満喫できる。朝食前に眠い目を擦りながら最上階のサウナへ。サウナの手前にはトレーニングジムも設置してあった。意外にも早朝からジムで鍛えている人が多くいた。意外と言ったのは、フィンランドの方々はサウナで見ている限りぽっちゃりした人が多い印象。あまりトレーニングなど興味ないと勝手に思っていたからだ。

サウナは男女別になっており、手前から更衣スペース、シャワーブース、サウナと全て同じ室内に存在する。部屋で区切られているのではなく、シャワールームにサウナ小屋が置いてあると言ったイメージだ。まずはシャワーで体を流す。ここのシャンプー類もとってもいい香り。サウナに入る時には紙のシートをお尻に敷くようだ。このシートはフィンランドの様々な施設で見るもので、正直敷く意味などないぐらいびしょびしょになるのだが、こちらではメジャーなようだ。

サウナはガラス扉になっており、中央奥にストーブが設置してある。このストーブはHarvia製で、長野県松川館のポルクサウナと同じもののようだ。座面は2段構成で間接照明が地面下と天井部分に取り付けられている。サウナ小屋に使われている木材はすべて茶色く、シックな印象だ。日本では明るい色の木材がサウナに用いられることが多いが、フィンランドでは濃い茶色をしたサウナ室が多いように思う。ちなみにこのサウナ小屋は、恐らくHarviaでパッケージ化されたものだと思われる。

これまで回ってきたサウナに比べれば当然火力は落ちるものの、ホテルでこれだけのサウナに入れるのだから大満足だ。サウナ後はシャワーで体を流してから水着に着替えてテラスへ。屋上テラスには温水プールが完備されており、外の景色を楽しみながら遊泳が可能だ。この日の天気は雪で、雪積もるヘルシンキの街を眺めることができた。プールの横には休憩できる椅子が並べられているが、雪が積もっており今の季節は使われていないようだ。

ちょっと冷えてきたので、タオルを巻いて中のソファで休憩。ウォーターサーバーで水分補給をしようと思ったら、なんとこのサーバー、炭酸水も出てくるようだ。しかもビールサーバーのような取っ手がついており、なんだかワクワクするサーバーだ。炭酸が入るだけでこんなに嬉しいものかと、自分でも驚いている。

結局2セットほど行い、そのまま朝食会場へ。Lapland Hotel並みに朝食は充実しており朝から大満足。ちなみにクラリオンホテルは都会派でスマートなイメージで、Lapland

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  • サウナ温度 85℃
4

杉並バイブラー

2023.02.18

1回目の訪問

歩いてサウナ

ラウハニエミからLapland Hotelへなんとか辿り着き、まずは小休憩。なにしろバスが全く来ず、雪の中を30分ほどかけて歩いてきたのだから、すっかり疲れてしまった。昨日朝食のために入ったカフェへ入り、クリームの乗った甘そうなパンとコーヒーをオーダー。このパンはラスキアイスプッラと呼ばれており、日本人にとってはセラムという呼び名の方が馴染み深いかもしれない。フィンランド在住の友人によると、ラスキアイスプッラはカルダモン入りのパンで、最近では変わり種を出すカフェも多いという。

休憩後はホテルでスーツケースをピックアップ。タンペレ駅からVRに乗りヘルシンキ中央駅へ。VRでご飯を買うと高いことは初日に経験済みなので、今度は事前に中央駅で買い込んでからVRへ乗り込んだ。そこからトラムに乗り継ぎ、本日の宿Clarion Hotelへ。チェックインを済ませ、いざ本日最後のサウナへ。向かう先はホテルから徒歩4分の「Uusi Sauna」。ビアバー併設のサウナ施設で、ビールの種類もかなり豊富なようだ。タップでも10種類近く用意があり、そのほか瓶や缶で数えきれない種類があった。

バーカウンターでサウナの受付を済ませ、奥の扉から更衣室へ。縦に長いロッカーは冬場のコートをしまうのに便利。服を全て脱いで扉をくぐるとシャワールームが。ここで一度身体を流して、さらにその先のガラス扉へ。その先はサウナになっていて、正面にKuumaと同じような蓋付きのストーブが。左手の階段を登ると10人程度が座れそうな座面が広がっている。

背もたれがついていないので、木の板を壁に立て掛けて背もたれ代わりにするようだ。入り口手前の方が熱さを強く感じられると他のお客さんに教えてもらい、そこで熱気を受ける。するとその時、日本人らしき人がサウナ室に入ってきた。思い切って話しかけてみると、なんと私と同じ大学出身で、現在はドイツの大学院へ留学中とのことだ。しばらくサウナで話し込み、キツくなったらタオルを巻いてビアバーの中庭で休憩。雪降る中だったのでそう長くはいられなかったが、しっかりと身体を冷ましてくれた。

ここではタオルさえ巻いていれば、室内で過ごすことも可能だ。実際にタオル一枚の男性集団がビール片手に談笑していた。とはいえ私はサウナの最中はやめておき、サウナ後にカウンターでこの店オリジナルのUusi Sauna pilsを注文。最初は雰囲気を味わうためにタオル一枚で過ごしていたが、さすがに寒かったので結局服を着にロッカーへ戻った。夕飯もまだだったので、白身魚のオープンサンドイッチとブランチフライをオーダー。途中で先程の学生くんも加わり、夜遅くまでビー

歩いた距離 0.3km

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  • サウナ温度 85℃
5

杉並バイブラー

2023.02.18

1回目の訪問

歩いてサウナ

カウピノヤンを出たあと、今度はバス停近くのラウハニエミへ。先程きた雪道をまた20分ぐらいかけて戻っていく。前の人の足跡がなければ道だと分からないレベルで、木の間をすり抜けていく。でもこうして森の中を歩くだけでも本当に楽しくて、これは昨日サウナコンケリのJuhaから教えてもらった「自然なくしてサウナ無し」という言葉から、自然への感謝の気持ちを持てたからなのかもしれない。

そうして楽しんでいるとあっという間に目的地のラウハニエミに到着!ガラス張りのモダンな箱が受付。こちらで8€支払い、奥の方へ進む。クリーム色の建物のドアをくぐり男性更衣室へ。作りはカウピノヤンと似ているが、だいぶ狭め。帰りに気づいたのだが、手前にもう一つ男性用の更衣室がある。ただ、サウナからは遠いので移動している間に凍えてしまいそうだ。

さて水着に着替え、サウナハットを被っていざサウナへ。最初に入ったサウナはこの字型で、一応3段の座面が設置してある。ストーブは入り口横にあり、ストーブに取り付けられた容器からお湯をすくってロウリュする形だ。ストーブに一番近い人がロウリュの役割を担うが、談笑したりしてサボっていると、周りの人からのプレッシャーがすごい。我慢しきれなくなって、自らロウリュしにいく人も。彼らは基本的に最低でも1分毎にロウリュをするぐらいが丁度いいようで、そのため私は1分毎に熱さに打ちひしがれていた。

しっかり芯まで温まったら、ここでもアヴァントへ!!こちらでも右側通行。先程より階段の長さも短いので、肩まで浸かったらすぐUターンして引き返す。それでもかなりの冷たさで出てすぐは刺すような冷たさに襲われていた。ちなみにアヴァントの入口付近がなにやらブクブクしていたが、これは湖が凍らないように空気を噴出しているのだとか。その後は外のベンチでゆっくり休憩。すると隣の男性がアツアツのマッカラン(ソーセージ)を頬張っていた。どこで焼いたの?と聞くと、備え付けのホットプレートで持参したものを焼いたそう。正直めちゃくちゃ羨ましい。寒い中頬張るマッカランは格別だろうなぁ、、

さて冷えてきたので今度は奥のもう一方の大きなサウナへ。こちらは奥に長い形で、最奥にストーブが鎮座。入った時は両サイドの座席にずらっとお客さんが座っていて、通勤ラッシュかと思うほどの密集具合。その中でも柄杓を持って離さない主がおり、1分毎にロウリュを繰り返していた。そのおかげで、これだけの人数がいても決してぬるくなることはなく、終始汗をかき続けることができた。

最後は大きなサウナの前にあるシャワーブースで身体を流し、その後更衣室で着替えを済ませた。帰りのバス

歩いた距離 2km

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  • サウナ温度 95℃
  • 水風呂温度 0℃
4

杉並バイブラー

2023.02.18

1回目の訪問

歩いてサウナ

ホテルで朝食を楽しんだ後はとりあえずチェックアウト。時間はまだ10時。サウナがオープンするまでは
時間がある。ということで、スーツケースをホテルに預けて向かうはムーミン美術館。実はLapland Hotel Tampereからは徒歩4分という近さ。フィンランド人のトーベ・ヤンソンが描いたムーミンの原画などが展示されている。さらに各物語や描かれた背景などが解説されている。フィンランドの方にも人気のようでオープン前にはチケット購入の列ができるほど。ガイドさんの中に日本人の方もいらっしゃって、ちょっとご挨拶。

ムーミン美術館を満喫して時刻は11:30。バスに乗り終点のラウハニエミまで。そこから森の中を20分ほど歩いていく。まるでスキー場の林間コースのようで、歩いているだけで楽しくなってくる。そうして到着したのは「カウピノヤンサウナ」。スモークサウナとアヴァントが楽しめるサウナだが、まさかこんなに奥まったところにあるとは。もし歩くのが億劫なら、Uberなどで来てしまうのが楽かもしれない。

受付で10€を支払い脱衣所へ。12時のオープン間もないためか、お客さんはまばら。貴重品はボックスに入れて鍵を閉める。コートはフックにかけ、荷物は棚の上に置いておく。水着に着替え、飲み物とサウナハットを持って、まずはシャワーで軽く身体を流す。その後サウナ前の棚に荷物を置いて、木製のサウナマットを手にいざ!

サウナの中は中央奥に巨大なストーブがあり、それを挟んで両サイドに4段の座面が配置されている。ストーブはKuumaのスモークサウナの巨大バージョンで、大きな蓋が開いており、そこにストーンが大量に置かれている。天井や出入り口付近は、すすで真っ黒だ。微かに光天井のライトもすすみまれで、逆にちょうどいい明るさになっている。

ストーブ横の両サイドの席には蛇口がついており、そこから注がれたバケツからロウリュができる。長く大きなラドルを手に、屈強そうなお母さんが鬼ロウリュ。あっという間に激アツになるが、最上段に座るスオミ達は全く動じない。サウナハットを被る人も少なく、それでも熱さに強いのは流石としか言いようがない。

逃げるようにして外に出て、ベンチにマットとハットを置き、いざアヴァントへ!!手前でサンダルを脱いで右側通行の階段を下る。足が水に浸かった途端、刺すような冷たさが襲う。一気に肩まで浸かりそのまま出ようとしたが、階段が結構先まで続いており、ある程度奥まで泳いでいかないと、反対側の階段に行き着くことができない。急いでクルリと旋回して、痺れを我慢しながら階段を登る。前の人がのんびりしていたら、階段に辿り着く前に凍え死

歩いた距離 2km

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  • サウナ温度 95℃

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