青井岳温泉(青井岳荘)
温浴施設 - 宮崎県 都城市
温浴施設 - 宮崎県 都城市
かかしの里ゆぽっぽから車で40分。ここにきて空港とは逆の宮崎市方面へと向かう。詰め込みサウナ旅においてこのような移動効率が悪いことは本来したくないのだが、どうしても行ってみたいと思える温浴施設があったのだ。その名は「青井岳温泉」。昨日はチキン南蛮待ちで予想外に時間を消費してしまったので、夜遅くなり青井岳温泉の営業時間が終わってしまったのだ。青井岳は都城の秘境と呼ばれており、かつて海だった頃の地層から湧き出した、古代の恵みあふれる、天然とろみ温泉が楽しめるという。私自身「秘境」という文字を見ると、奥まった自然豊かな場所にこじんまりと佇む山荘のような施設を想像してしまい、いてもたってもいられなくなってしまうのだ。
くねくねと山道を走り施設に到着すると、駐車場はほぼ満車状態!近くにキャンプ場を併設しているとはいえ、これだけ沢山の駐車場スペースがあるのに、それでも満車になってしまうとは、どれだけの施設なのだろうと益々期待が高まる。施設内に入ってみると温泉の香りなのか、何やらポップコーンのような香りがした。受付を済ませて館内に進むと、左手に無料の飲料コーナーが。コーヒーや麦茶と共に置かれていたのが、なんとポップコーン!あの香りは本当にポップコーンだったようで、なんとこちらも無料サービス。小さな子供が両親にねだっており、入浴後にあげるからと宥められている姿が可愛かった。
廊下の奥の暖簾をくぐり脱衣所に入ると案の定の混み具合。なんとか空きロッカーを見つけて着替えを済ませて足早に浴室へ。最後にもう一軒回りたく、飛行機の時間から逆算すると滞在時間は30分一本勝負だ。まずは軽く身体を流してから主浴槽へ。前評判通りのとろみのあるお湯は、肌トラブルに抜群に効くようで、クレンジングから保湿効果まで、まさにオールインワンの効果があるということらしい。
他にも熱湯やぬるめ設定の歩行浴もあったが、おじいちゃんがNARUTOの忍者走りのような体勢でとんでもないスピードで湯の中を歩いていたので、私はやめておいた。さてお待ちかねのサウナはというと、こちらにもオリンピア製の遠赤ストーブが鎮座しており、広々とした3段の座面が待ち受けていた。辛さがなく、心地よい熱さのサウナ室でテレビを見ながらじっくりと汗を流した。
サウナの後はすぐ目の前の水風呂へドボン。こちらもまた深さのある水風呂でなんと心地よいことか。この時だけは時間を忘れてじっくりと浸かり、身体の熱を冷ますことに集中した。そしてその後は露天エリアへ。露天エリアの目の前には青井岳の自然が広がり、マイナスイオンを感じながら思いっきり深呼吸。近年はサウナも日常化してきてすっかり忘れていたが、サウナによ
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら