新安比温泉 静流閣
ホテル・旅館 - 岩手県 八幡平市
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カダルテラスで朝風呂&朝食を楽しみ、9:30頃出発!次に向かう施設のオープン時間に合わせる必要があったため、この3日間では一番ゆっくりな出発となった。車を1時間ほど走らせ到着したのは「新安比温泉 清流閣」。安比は大学生の頃にスキーをしに訪れてから初めての訪問だ。昔からある温泉街のホテルといった風貌。ロビーはリニューアルされたのか、かなり綺麗な作りではあるが、客室の廊下などは歴史を感じる部分も多くあった。地下1階の浴場に行くまでの通りではコワーキングスペースも発見!机と椅子が並べられており、ワーケーションにも対応しているというわけだ。
日帰り入浴のオープンとほぼ同時に受付を済ませたので、第一陣での入場となった。浴室の床には温泉成分が付着しており、歴史を感じると共に温泉への期待も高まる。早速身体を洗い流して温泉へ。金の湯と書かれたこの温泉は、水1kgあたり20gもの食塩を含んだ強塩泉。これほどまでに多く食塩を含む温泉は大変貴重だという。温泉は濁ってはいるものの、浴槽の底がかろうじて見えるレベル。しかし浴槽には茶色い温泉成分がびっしり付着し、温泉成分量の豊富さが窺える。
このようなギトギトしている温泉が好きだ。銭湯などでもある無色透明無味無臭の温泉は日常的に入れるならば大変有難いのだが、旅行に来た時にはザ・温泉!というような、見た目からして違うお湯に浸かりたくなってしまう。前日までに入ってきた温泉はとろみこそあるものの、見た目的には無色透明。ようやく温泉らしい温泉に出会えたと1人で興奮していた。
お風呂を堪能した後はサウナへ。サウナ室の前には「スウェーデン製」と書かれている。フィンランド製と書かれたサウナには出会ったことがあるが、スウェーデン製のサウナとは果たして、、木製の扉を開けて中に入るとブワッと熱さが襲いかかってきた。中は真っ白なプラスチックに囲まれた空間が広がり、両サイドに壁と繋がった座面が8人分。木製の扉は完全にフェイクで、どうやらここはスチームサウナのようだ。
スチームサウナといっても、異常なほど熱い。小岩の友の湯ほどではないが、立って歩けないほどの熱さ。とても温泉旅館にあっていい施設ではない。しかしなぜこんなに熱いのかは謎で、スチームが座面したの小さなパイプから出ているだけで、スチーム量が多いわけでもなく、室内にはストーブも見当たらない。原理は謎だがとにかく熱い!5分もいられずサウナ室を出ると、全身真っ赤になっていた。
入り口横の水風呂に逃げ込むように入ると、最高の気持ちよさが押し寄せてくる。個人的には最高のサウナ体験ではあるが、果たしてどれだけの人がこのサウナを楽しむことができるだろうか。かな
男
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