【閉店】そしがや温泉21
銭湯 - 東京都 世田谷区
銭湯 - 東京都 世田谷区
世田谷区祖師ヶ谷に昭和29年から続く銭湯「そしがや温泉21」がある。このそしがや温泉が2023年3月をもって閉店するというのだ。建物・設備の老朽化に伴い建物を取り壊すことになったそうだ。以前から評判の先頭として名前は聞いたことがあったが実は伺ったことがなく、閉店前最後に訪問することにした。
そもそもそしがや温泉21は昭和60年に先代のご主人の時代に誕生。それ以前は先々代が「福の湯」として昭和29年に創業したのがはじまり。改装のタイミングで名前を変更して今に至るというわけだ。祖師ヶ谷温泉21へは小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩6分ほど。賑やかな商店街を抜け、閑静な住宅街の一角に位置している。銭湯の上はマンションになっている。
入口にならぶ券売機でチケットを購入。サウナには大小のタオルまでついて730円という破格の料金設定。下駄箱は既にほとんどが埋まっていた。日曜日の夕方ということであり、子供連れの方が多くいる印象だ。受付では元気よく女将さんが切り盛りしている。チケットを渡しタオルセットとロッカーの鍵を受け取る。鍵にはサウナのフックも一緒に取り付けられていた。さらに閉店キャンペーンとして、記念のタオルまでいただいてしまった。
暖簾をくぐるとソファーなどが置かれたくつろぎスペースが。こちらは服を着た上でゆっくりできる場所になっている。さらにその奥の暖簾をくぐるとロッカーが並ぶ脱衣所になっていた。大きさがあって少し多めの荷物でも楽々入れられそうだ。着替えを済ませ、浴室入口前のフックにタオルセットを引っ掛けて、浴室内へ。
浴室内はたくさんのお客さんでいっぱい!テレビで流れる大相撲の千秋楽にみんな釘付け。それでもカランがたくさん用意されているので、洗い場には困らない。固定式のシャワーがつけられた場所で体を清める。ボタン式のシャワーで水圧もバツグンだ。湯船の種類も豊富で、手前は黒湯の温泉、奥は白湯になっている。どちらにもバイブラやマッサージ風呂、電気風呂も用意されており、湯船だけでもたっぷり楽しめる作りになっていた。さらに、通常のお風呂の料金でミストサウナと冷凍サウナも利用ができる。ミストは茶色い石に囲まれた部屋で、薄暗い空間でゆったり温まることができる。冷凍室もかなりの冷たさで、ミストサウナ後にちょうど良い。
一通り堪能したらいざサウナへ。サウナ前には数人の列ができていた。湯船の縁に座り順番を待ってからイン。左手は向かい合う形で一段のベンチが設置されており、その奥に遠赤ストーブが鎮座。右手には2段の座面が設置されている構成だ。全部で10人ほど入れるサウナで、照明も最小限で薄暗い空間。他のお客さんも黙々と目を瞑りながら汗
歩いた距離 0.3km
男
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