杉並バイブラー

2023.02.22

1回目の訪問

歩いてサウナ

Allas Sea Poolからホテルへ帰還。時間は朝の8時過ぎ。ようやく空が明るくなってきた。ホテルに向かう途中では、会社に行くのであろうサラリーマンがゾロゾロとトラムに乗り込んでいた。さてホテルに着いたら1階の朝食会場へ。朝食の種類などは、これまで宿泊してきた大手ホテルには劣るが、Hotel Helkaの魅力は、なんといっても家具だろう。アルヴァ・アアルト設計のArtek製の家具が客室だけでなく、朝食会場でも楽しむことができる。机や椅子、そして照明まで、全てArtek 製品で、北欧らしさで満ち溢れた幸せな空間。さらに道路側の窓は丸みを帯びており、家具とのコンビネーションが抜群に良い。朝日差し込む中、大好きな家具に囲まれて朝食を楽しんだ。

そもそもこちらのホテルは19691年に開館したようで、建物自体は1928年の建築。約100年以上前からこの場所に佇むホテルなのだ。地震などの自然災害が少なく、建物自体の寿命も長いフィンランドでは、このような昔ながらの建物が形を変えながら長きにわてって引き継がれているのだ。私が宿泊したのは最上階のお部屋。最上階の部屋は様々なアーティストとコラボしており、部屋によって雰囲気が異なる。私が泊まった部屋は柔らかい色合いが特徴で、最上階ならでは、天井が高く広々とした部屋だった。そして家具はもちろんArtek。これだけのArtek家具に囲まれて過ごす日などこの先あるのか。。

朝食後、部屋に戻ってから水着に着替えてバスローブを纏い、同階にあるサウナへと向かう。サウナ室内もArtek の家具にあふれ、壁に貼り付けられた木材は美しい曲線を描いていた。木材と照明で柔らかい雰囲気のある室内は、見ているだけでワクワクしてしまう。シャワーを浴びてガラス扉の先のサウナ室へ入る。Helkaに限った話ではないが、フィンランドサウナのドアは下部分が少し空いている。日本のサウナでは完全密閉してあるのが一般的だが、熱の効率を考えれば当然そうなるだろう。しかし、フィンランドではフレッシュエアを取り入れることを考え、このようなドアになっているのだという。サウナ室での快適性を最も大事に、それでもしっかり温かさを維持するために、床を底上げしているのだ。

そしてこちらのサウナでは初めて見るHaloのストーブが設置してあった。小ぶりな円柱型をしており、何やら蓋がついている。蓋を開けてみると中ではストーンが熱せられているようで、モワッと熱気が吹き出してきた。恐る恐る穴の中へロウリュをすると、ジュワっと勢いよく蒸気が噴き出してきて、びっくり!考えてみれば当たり前で、穴の奥にはストーンの入る空

  • サウナ温度 90℃
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