杉並バイブラー

2023.02.20

1回目の訪問

歩いてサウナ

Kuusijarviでたっぷりスモークサウナを堪能し大満足。あれだけ何度もサウナに入り、凍った湖に入り、スモークサウナまで楽しんだにも関わらず、意外にも時間はまだ15時。まだ何軒か回れるな!そう思い、イタリア人のピエールに別れを告げに行く。すると「おれもついて行くよ!」とピエール。ここまで1人でサウナに入ることが多かった私にとって、とても嬉しい申し出であった。

2人で雪道を戻りバスに乗り、次に向かったのは「Sompa Sauna」。こちらの施設は少し特殊で、ボランティアで成り立っているサウナで、全部で3つのサウナ小屋が用意されている。薪割りから火入れ、ロウリュの水の補給など、すべてセルフサービスとなっている代わりに、24/365無料でいつでもサウナ入浴が可能なのだ。なかなか実験的なサウナで、個人的には少し不安で訪問するか迷っていた施設だった。しかし今回は頼もしいピエールという仲間が一緒にいる。それならば怖くはないと、向かうことを決心した。

Sompa Saunaはバルト海沿いに位置しており、かなり風が強い。ただでさえ寒い外気に加えてこの強風。ピエールがスマホに入れていた天気アプリ曰く体感温度は−10度のようだ。キリンのオブジェを通り過ぎると人影が見えてきた。そこには棚にベンチとフックが備え付けてあった。どうやらここが荷物置き場のようだ。そう、ここには室内更衣室など存在しないのだ。あまりの寒さの中だったので、ピエールと「こりゃ大変なところにきたな」というような表情をしていたのをよく覚えている。しかしここまできたからには!とピエールを鼓舞してその場で水着に着替える。

着替え終わり次第、近くのサウナへ飛び込む。すでに多くの人がサウナの中におり、男性の大半は全裸でサウナを楽しんでいた。ここは混浴サウナだが、特に水着の着用義務はないのだ(女性は水着を着ている人がほとんどでした)。手作りのサウナ小屋だが立派な作りで、一般的なサウナ室と遜色ないほどだ。ロウリュもできるし熱もしっかり感じることができる。室内で現地メンバーに混ざって会話を交わす。しっかり汗を流した後、若いにいちゃんに連れられて凍ったバルト海へと向かう。

バルト海へと向かう木製の階段と手すりはカチコチに凍っており、滑る滑る。彼は先に入水し、しばらく入り続けるほどの強者だった。私はなんとか肩まで浸かるもあまりの冷たさにすぐ外に出る。一瞬にいちゃんに引き戻されそうになったが、なんとか回避。その後もまた大変で、凍った階段をゆっくりと登らなければならない。サンダルまでが遠い。足裏が割れるように冷たい。ようやくサンダルを履いた頃にはすでに身体も冷え、すぐに

歩いた距離 0.5km

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 0℃
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