杉並バイブラー

2023.02.19

1回目の訪問

歩いてサウナ

コティハルユンを出てから一度中心街へ。次のサウナまで時間があったので、ヘルシンキ市内を学生くんと散策。真っ白なロシア建築の大聖堂や、サウナブティック、デパートのStockmanを見て回った。そしてここで学生くんとはサヨナラしまして、予約していた次のサウナへ「Kulttuuri Sauna」へと向かう。

Kulttuuriはヘルシンキの中心街から少し外れた場所にあり、辺りは工事をしているところが多い。そのため通ることができる道が限られていたりと、すこし冒険心をくすぐられる。観光要素はなく、恐らくこの辺りを歩いている人は皆サウナに向かっているんじゃないかと思うほど。本当にここであっているのか、、と不安がっていると、遠くに赤いネオンで「SAUNA」と書かれているのを発見!ネオンを目印に進んでいく。Kulttuuriはバルト海沿いに位置しているのだが、辺りはすっかり凍ってしまっている。「海でも凍るんだ、、」とすこし驚いた。

Kulttuuri Saunaの外観は無機質な四角い平家。扉を開けると靴がずらりと並んでいる。私も靴を脱いで受付へ。受付でサウナマットと鍵を受け取り、木の扉をくぐって脱衣所へ。室内の照明は最小限。コンクリートで覆われた無機質な室内に温かみのある木製ロッカーの組み合わせは、昔からある公衆サウナのような雰囲気に似ている。さらに次の扉を進んだ先のシャワールームで身体を洗い流す。掛水用の水槽も設置されていた。

その先の扉をさらに進みサウナへ。サウナは男女別で広々としている。一段構成だが15人ほどは入れるだろうか。かなり暗いサウナ室で、天井や窓ガラスは煤で真っ黒になっていた。ストーブはこれまたら見たことない形だが、これまで見てきた蒸気機関車のような重厚なストーブに似ている。大きく長いラドルが用意されているが、ロウリュの口はかなり狭め。的確にゆっくりロウリュをするために、まずは口の隣にラドルを置き、ゆっくり傾けて水を注ぐのがコツだ。ストーブから吹き出した蒸気が優しく身体を包み込む。

サウナを出たら水着に着替え、ロビーを経由して外へ。雪が積もる樹木の横を通りバルト海へ。手前でサンダルを脱いで手すりに捕まりながらゆっくりと着水する。凍てつくような冷たさが押し寄せる。帰りは少し小走りで逃げるように来て室内へ。

室内ではこの字型の珍し形をした椅子に座って休憩。目の前の大きなガラス窓からは、先程通り過ぎた雪積もる木が美しく見える。まるで美術館にいるようで、他のお客さんも静かに語る様子は、まさにその雰囲気に近しく感じられた。サウナ上がりにコーヒーやゆで卵を楽しむお客さんもゆっくりとソファーに腰掛

歩いた距離 1km

  • サウナ温度 90℃
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