恵みの湯
岐阜サウナ旅最終日。宿泊先であるゆせんの里で朝サウナをし朝食を食べ、8時前には出発し向かうは岐阜駅。まずはレンタカーを返却するところからこの日は始まる。返却後はスーツケースを駅のコインロッカーに預け、JR高山本線に乗り込む。この度ではじめての電車ということもあり、なんだかワクワク。各務ヶ原(かかみがはら)で降りて向かうは「恵みの湯」。こちらも前日に田辺温熱保養所の女将さんにオススメいただいた施設で、自社で薬草園を保有していること、そしてハーブの使い方が素晴らしいと教えてくれた。駅から恵みの湯までは徒歩で10分ちょっと。この日は快晴で真夏のような暑さ。日陰の少ない通りを歩き、名電の踏切を超え、恵みの湯に到着する頃にはすでに汗だくだった。
.
平成8年に誕生した恵みの湯は、江戸時代に皇女 和宮が美味と讃えた天然水「御前水」に惚れ込んで開業された温浴施設。この天然水はミネラル豊富な黒墨土壌に染みこんだ天水と、御嶽山伏流水からなると謂われ、少しの炭酸を含む、カラダがとても温まる性質を持つという。また岐阜県では太古より薬草やハーブが多く生育し、奈良時代から天皇に献上され、後の戦国時代には織田信長によって広く薬草 ハーブが栽培された歴史を持つようだ。そんな天然水と薬草 ハーブに日本一こだわり運営をされているようで、熱意が伝わってくるようだ。
.
館内に入ると、早速ビンに詰められた大量の薬草がお出迎え。裏手にはには薬草を使用した入浴剤もあり、まだお風呂にすら入っていないが、都内の友人へのお土産として購入。さて気を取り直して受付で会計を済ませて浴室へ。浴室は一般的なスーパー銭湯で、入口手前右に水風呂、左手にサウナが。進んだ先の空間の壁沿いにカランが設置されており、中央に湯船が複数設置されている構成だ。身体を清めてから湯船で軽く温めりサウナへ。
.
サウナは二段構成で座面は広々していて、さらにサウナマット二枚敷で座り心地がいい。正面の二台の遠赤外線ストーブに加え、入り口横には小さな対流式ストーブが。こちらのストーブの上にハーブが設置されている。これが「ととのい生ハーブ」で、この日はセージが設置されていた。毎時30分ごとにオートロウリュがされるとのことで、2セット目は時間に合わせて入室。オートロウリュで蒸気が発生することで、上に設置されたセージが蒸され、香りがサウナ室全体へ。強すぎずほのかに香るハーブが心地良い。サウナでハーブに恵みを体感できるとは、すでに満足度が高い。

歩いた距離 1km

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 17℃
0
1

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!