杉並バイブラー

2022.09.06

1回目の訪問

田辺温熱保養所

今回のサウナ旅最大の目的、それは田辺温熱保養所の畳でゴロゴロしながらお茶飲んで、夏を感じること。そんな安易な気持ちで来てしまった私は、後に自分の安易な考えを反省することになる。

車のナビが示すままに大垣の住宅街を進むと着いたのは立派な平家の大豪邸。恐る恐る中に入ってみると、確かに田辺温熱保養所の暖簾がかかっていた!入口目の前に車を停められるようになっている。

暖簾をくぐり中に入ると女将さんと旦那さんが迎え入れてくれた。先に利用料2,000円を支払う。ふと机の横に目を向けると、SAUNA BROSが置いてある。ちょうど田辺温熱保養所と松本湯が同じ冊子に載っていることもあり、付録に松本湯ステッカーがついていることもありで、会話がはずむ。そして今回私は初めての利用だったので、女将さんが丁寧に入り方を教えてくれた。

まずは休憩場所のセッティングから。風通しの良さそうな畳の部屋に案内され、こちらに毛布と木製の枕をセット。そしてやかんに麦茶を入れて出してくれた。これが自分専用の休憩セットになるのだ。続いて浴室へ。扉を開けた途端、立派な樽型の蒸し風呂が目の前に!美しいフォルムで、少し開けられた入口からは上記がモクモクと立ち上る。最初はかけ湯をしてからだを綺麗にしてから。蒸し風呂は「熱くなったら出る」が基本。特に時間は決められていない。出たら初回は汗を流してから休憩。熱が冷めたらまた蒸し風呂へ。2回目以降は体の芯があたたまり、汗も綺麗なものが出るため、タオルで拭き取る程度でよいとのことだ。3回ほど繰り返したら、畳の部屋へ行き、ひとやすみ。これを3セットほど行うとよいとのことだ。1セットするのに大体1時間要することから、初めての利用の方は3時間を確保する様に、予約の際に言われている。

浴室は薬草の香りで満たされている。浴室は非常にコンパクトで、この樽型の蒸し風呂が中央に一つ、右手にはかけ湯場、左手にはシャワーが一台。さらにその左には休憩用の椅子が4つ。蒸し風呂の扉が開けられているのは、中に誰もいないという証。扉を開けて中の蒸気を外にだしているのだ。いざ中に入る。中はさほど広くないが、一人なら十分余裕のある空間(基本定員は2名)。床板と側面の隙間から蒸気が出てくるようだ。香りはしきじのような漢方系の香りとは違い、ナチュラルなハーブの感じ。少しレモングラスのような香りも感じ取れた。蒸し風呂の中は約50度。締め切ってからはどんどん熱く感じるようになってきた。やはり湿度が高い分熱さを感じやすく、サウナほど長くは入っていられない。あまりにも熱い時には少し扉を開けながら入ったり工夫してみた。

  • サウナ温度 51℃
  • 水風呂温度 16℃
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