杉並バイブラー

2022.09.04

1回目の訪問

飛騨市にてもう一軒目指す場所がある。その名は「ぬく森の湯すぱーふる」。先程のゆぅわ〜くはうすから約15分、運動場が密集する場所を抜けると、小綺麗で趣のある宿が並ぶ通りに出た。この一帯は、果樹園や「朝霧の森」と呼ばれるウォーキングコースにも囲まれており、すぱーふるをはじめこの辺りで湧き出る温泉は桃源郷温泉と呼ばれるようだ。さらに近くには、飛騨かわいスキー場があり、冬場はスキー客で賑わう。夏のシーズンは「NOASOBI」という名のキャンプ場として利用できる。

そんな場所に位置するすぱーふる。中に入ると大きな暖炉がお出迎え。天井も高くかなり存在感がある。冬場には火をつけて温まることができるそうだ。その他なにか懐かしい香りがすると思ったら、奥には広い畳の部屋が広がっており、貸切で宴会ができたりしそうだ。一般の休憩にも使えるようになっている。

その横にはすぱーふるで扱うハーブの一覧が飾ってある。月毎に薬湯に使うハーブを変えているようだ。この日は桃の葉を使った薬湯とのことで、これまた楽しみ。

浴室に入ると、全体的に壁は木に囲まれており、温もり感じる空間になっている。サウナは2段構成で6人ほど入れそうな広さだが、感染症対策で定員は2名まで。METOS製の小さな対流式ストーブだが、コンパクトなサウナ室には十分。じっくり汗を流すことができる。

サウナの後は、すぐ隣にある水風呂へ。こちらも地下60メートルから汲み上げた桃源郷温泉のようだ。その後休憩のために露天スペースに行ってみるとびっくり、インフィニティチェアが二脚も置いてある。こんなところでサウナ好きがあまり来そうもないところにインフィニティチェアが、しかもちゃんとコールマン製の物が置いてあるとは。寝転がって空を見上げると、目の前の林と青い空が目に映る。刈ったばかりの芝生のような少し青臭い香りが、いまこの時、自然の中にいることを実感させてくれる。

しっかりと休憩した後は、楽しみにしていた桃の葉の薬湯。色と香りはほんのり程度。だけど薬湯が注がれている檜の浴槽と相まって、これまた自然を感じる。桃の葉を入れた布袋などが見当たらなかったため、後から係の人にきいてみたところ、裏手でお湯の出るところに桃の葉を当てているようだ。クロモジなど、あまり薬湯で見ないタイプのハーブもあるとのこと、薬湯を楽しみにまた訪れたい。

  • サウナ温度 94℃
  • 水風呂温度 17℃
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