井筒湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
下駄箱前の入り口窓から見えただけで、いい施設の予感。こじんまりとした銭湯は看板がない。側面にはおおきなゆの文字とキリンさん。
鮮やかなブルーの下駄箱に靴をしまう。真ん中に番頭があるスタイルでご主人がひとり。450円の銭湯料金とタオルは30円。シャンプーボディーソープもつけて!とお願いしたら、棚に置いてあるからつかっていいよと。なんとお優しい。。
ロッカーはちゃんとカゴが入る大きさ。黄色いカゴに荷物を詰めてロッカーにしまう。ロッカーの鍵はたしかKING製だったかな。
浴室前でサウナマットと桶を手に取り入室。カラン前で体を洗い、まずはお風呂。三つの風呂が並んでいて手前は浅め真ん中は深め、そして奥は電気だ。電気は弱めなのでゆっくり入れる。そして手前二つの湯船の間には噴水が。うすーいまくなので、触れると軽い触り心地。
そして奥には日替わり湯があり、ここは水流がある。サウナは一番奥に。電気ストーブに石が乗っている。座席は2段。2段目に座るとアチチ!尻に刺すような熱さが!そうだ、サウナマットをわすれていた。。!
分厚いバスマットのようなものが敷かれていてもこの熱さ。温度計は120℃を指す。そりゃあついや。天板は壁に刺した釘の上に乗せられていた。耳が痛い。こんな感覚久々。ちなみに古めの施設あるあるで、座面にはもともと絨毯が貼ってあった様子で、今はその上にバスマットが敷いてある。サウナ内はなんかすこし焼け焦げたような香りがした。外に出て入り口横の水風呂へ。深めで冷たさもちょうど良い。きんもちいぃなぁ。。ライオンの口から井戸水が注がれる。ちょうど2人ぐらいのサイズ感もよい。
浴槽のかべにもたれて床に直座り。人がいない浴室だからできること。これがとても気持ちいいんだぁ。最高。そして壁にはアルプスのような山々が描かれてる。モデルにした絵が脱衣所に置かれているが、実は浴室内の絵を描くときに、間違って隣のページの絵を参考にしてしまったようで、予定とは違った絵になってしまったらしい。そして下のタイル4つ分は白いままだが、ここももう二つ分ぐらい書いてもらったらよかったとご主人。ちなみに絵はイタリアらしい。京都はタイルに絵を描くのが主流で、あまり壁に直接書いたりはしないようだ。
京都の銭湯も100件を切ったそう。常連客より観光客が多かったが、最近はお客さんも少ない。もう続けるのは難しいと言っていた。こんな居心地の良い銭湯がなくなってしまうのはとても悲しい。どうかお元気に、長く続けて頂けたら私も嬉しい。
そういえばうちわももらいました。そしてステファニーさんも訪れていました。
2セットしました。
男
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