ニューサトーンサウナ
温浴施設 -
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「バンコクで見つけた日本のサウナ文化。でもタイらしい。」
お馴染みのサウナ文化は意外と発祥とされる国がバラバラ
・スモークサウナ :フィンランド(エストニアで無形文化財に)
・ロウリュ :フィンランド
・アウフグース :ドイツ
・ウィスキング :リトアニア(現在はラトビアが最も盛んとも)
・サウナハット :ロシア(フィンランドでは高温サウナのみ被る人が多い)
・水風呂(チラー冷却):日本
サウナの原点は2000年以上前のフィンランドで生まれたスモークサウナ。その後、様々なサウナ文化がヨーロッパの様々な地域で生まれ、国や地域を超えて伝播。アジアでは日本に独自のサウナ文化がある。それが人工的にチラー(冷却装置)で冷やした水風呂。キンキンへの強いこだわり。サウナでテレビはヨーロッパの人によく笑われるけど、この水風呂に関しては目を丸くして感心されることが多い。
しかし、人工的に冷却する手法は歴史が比較的浅く、日本独自のこの水風呂に日本以外で出会えることはほとんどないだろうと思っていたら、さすが日本人とゆかりの強いタイ。ありました。ニューサトーンサウナ!しかも、ローカル色が強くて雰囲気は日本要素がないのがタイのサウナに来た感があってめちゃくちゃいい。
水風呂がデカい笑!軽く20人くらいは入れそうな水風呂。サウナから出てきたおじさんが汗を流してから、競泳かってくらい綺麗にスーッと飛び込んでいく。水温は16~17℃くらいで冷たすぎない。日本と違うのはサウナパンツのまま水風呂に入ってOK。
全体的にかなり緩いというか自由な感じ。サ室内おしゃべり自由。横になれる整いチェアがある場所でスマホOK。脱衣所の横で床屋みたいなサービスもやっている笑
サ室内の温度計は102℃。割とカラカラになるのか、皆ひたひたに濡らしたバスタオルを敷いて湿度を上げようとしていたのが印象的。そんな中、常連っぽいおじちゃんがサ室内にじょうろを持ってきて、サウナストーンにロウリュを始めたと思ったらどうやら中身がお茶。しかし、これが香ばしくてとても良い香りがサ室内に広がる。日本でやったら怒られるが、こんな自由なところもタイっぽくて良い。
施設はそこそこ年季が入ってるしお世辞にも豪華とは言えないけど、天井が高く(7-8m)、ところどころ天窓があって外から光が入り、天井から吊るされた扇風機の風が心地よく整い場もリラックスできるように工夫がされている。無料で提供されるキンキンのお茶とフルーツ、ミネラル補給用の塩(甘味もあるから砂糖も入ってる?)で気遣いも最高です。
毎回、勉強になります😌自由度高い事から、タイでも大衆的にサウナ文化根付いていそうですね😆
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