[ 山形県 ]
季節労働者ゆえの季節疲労が困憊、社会はGWに突入するも私の労働は止まず。
本日、ふとトラブルによって生じた中抜けDAY、サウナを求めて街を徘徊、たどり着いたのがこちらでした。
結果、あり得ないほどの昇天と弛緩を繰り返しました。
GW価格?税込3375円(1.5h)に慄きつつも、予約した時間にホテルに到着すると、前の枠に入っていたであろう友人と遭遇。彼の目がしっかりと「🌀」「🌀」となっていたのを確認し、胸を昂らせながらINすると相成りました。
駐車場誘導のおじさん、受付フロントのお姉さんも、宿泊客と変わらぬ応対・歓待ぶりで感激しました。
肝心のサウナは、非常に熱の周りが良いロウリュサウナと、カラッカラに仕上がったドライサウナの2種混合。しきじ以来の「2つのサウナ室がガラスで仕切られている」スタイルを、よもや車で20分の地元で味わえるとは、云々。水風呂も広く適度に深く、私の脊髄から溢れる「あ゛〜〜(小声)」以外、何も言うことはありませんでした。
更に、この高価格ゆえなのでしょうか、圧倒的な注意書きの少なさ。ここにも私は深く頷きました。「このスペースを共同で利用すると言うことは、わかってますか?考えるんです、想像するんです」と言わんばかりの「ルールではなくマナーを優先する」場の空気感、今や老若男女が入り乱れ、バグのようなエラーに対応し切ることに執心される施設が増えざるを得ないご時世において、本来はこうあるべきでしょうと、嬉しくなった次第です。
そして休憩スペースは、なんと言っても
「君はインフィニティチェアに横になり、日本海を見つめつつ、オレンジジュースをゴクゴク飲みながら、ハーシーチョコレートを頬張ったことはあるかい?」
(Have you ever laid back in your infinity chair, gazing out at the Sea of Japan, gulping down a glass of orange juice, and chomping on a Hershey's chocolate?)
これに尽きます。
煩悶、苦悶、葛藤、人生は長く難しいものです。
時に爆笑がありつつも、ほとんどは孤独な戦いだと思ってしまう現代地方に於いて、こんなにも魂の救済、心の洗濯と言える3000円の使い道がこの街にあったのだろうかと想像します。
これを普段使いするようにはまだ成れませんが、心のセーフティネットが一つ見つかったような気持ちで、GW初日の庄内観光を満喫する宿泊客を横目に、私は堂々と職場に帰還しました。
ありがとうございます。また伺います。
男
[ 山形県 ]
休憩室に向かう通路に、あのカリモクソファの2シーターが鎮座していることに今日気付きました。
課金入場制の休憩室では、ファイテンのフットマッサージ機や漫画を楽しむことができます。