松本湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
まさに師走、といった忙しさに包まれている12月の入口。毎日の業務で頭がいっぱいなのだが、明日はシャッキリした状態で臨みたいイベントがあり、今夜はどこかのサウナにお世話になりたい加減。帰り道に同僚を駅まで送ったついで、ちょっと遠回りをして松本湯の前を通ったら、なんだかいつもよりも人気が少ない。ダメ元で入ってみたら、サウナ10分で入れますとのこと。これは天佑、10分程度は待ち時間に入らないでしょ、ということで、久方ぶりの松本湯へ。
あまりに久しぶりで忘れていたけれど、1セット目からがっつり滝汗。思わず声を漏らしそうになるくらいに暑いのは、その湿度の高さゆえ。誰もが思うことなんだろうけど、「なんで銭湯なのにこんなにサ室のクオリティが高いの…」と心の中でひとりごちる。
ふらふらとサ室を出て、水風呂に入っても「なんでこんなに深いの…」と独り言が出そうになる。省スペースとかそういう次元じゃない良さが140cmの水深にはあるよね。
休憩は全身シャワーの前のベンチで。あのベンチは全身シャワーからの水飛沫が直撃する位置なのだけれど、雨中の外気浴を好む僕からすれば、多少の水飛沫はむしろご褒美のようなもので。まさか自分がこんなことを喜べる変態サウナーになるとは、ちょっと前までは思いもしなかったぜ…
10時を回ると俄かに浴室が混み始めたので、やっぱり人気施設は長居は無用である。ただ、長居したくなるような良さには、長居しなくても気付くことができるのだ。またチャンスがあれば来たいけれど、落ち着いて松本湯を楽しめるようなチャンスはそうそうにないのよな……
男
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