うみてらす名立 名立の湯ゆらら
温浴施設 - 新潟県 上越市
温浴施設 - 新潟県 上越市
夕日が沈む水平線を眺めながら整うという完璧な体験。完璧なシチュエーション萌え。
海沿いの道の駅のような空間の一角にあるスーパー銭湯。風呂上がりに日本海の新鮮なお魚も買える。ラッキーにもサウナ室に他に人がいなくて、起立して窓を眺めれば外気浴エリア、その向こうに水平線が見える。故に外気浴エリアでも当たり前だけど、立てばその塀の向こうに水平線が眺められる。
必然的に起立して塀にもたれて水平線を目掛けて沈んでいく太陽を眺めながら整い待ちとなる。海と施設の間には散歩道があるからそこを夕暮れ時に散歩しているカップルが海と反対側のこの施設のサウナエリア(2階)を見上げると、整い、そして油断しただらしない顔のおじさんの生首姿がいっぱいみられるだろう。
地元民と車中泊者の交錯するロードサイドな空間。
浴室は浴室でお魚のいる水槽が壁に埋め込まれたアクアリウム的演出が展開されてたり、白浜温泉風だったりのテーマ風呂が展開されてたり、色々、語りどころはあるだろうと思う。
しかし、結局、海と水平線と夕暮れとサウナと外気浴。これに尽きる。
サウナのテレビ(この時は鑑定団と相撲を見た)にペースを乱されることや、水風呂の温度が少しだけ高いこと、ほんの少しカルキ臭がすることには目をつぶろう。
もう一度。
夕暮れの水平線を素っ裸で感じるシチュエーション。それに萌える。没入するということ。
大は小を兼ねる。
感性価値が機能価値を超える瞬間。
そういった類の体験。
※写真はサウナ室そのものではなく、外の散歩道から撮ったものです。
外気浴から観れる景色の参考まで。
男
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