2019.07.31 登録
[ 東京都 ]
今年はかるまるでサウナ納めのつもりだったが、ほぼ帰る方角にあったためつい入店。
去年のちょうど今ぐらいの日にもラストサウナでここに来ていた。
入店は18時前頃だったが今日は待ち時間無く入店。
去年も同じくらいの時刻で相当待った記憶があるが、少しは落ち着いたのだろうかと中に入ると早速サウナ待ちの行列が。
混雑は相変わらずのようだ。
1年ぶりの松本湯のサウナ。
ここのサウナは本当に素晴らしい。
箱の大きさは銭湯には似つかわしくなく、20人くらいのキャパがある。
だが明かにそれ以上の馬力がありそうな巨大なストーブが鎮座している。
上部のオートロウリュからは常に滴下され、内部は湿潤に保たれ包み込むような熱気が心地よい。
間接照明の薄暗い空間の中には絶妙に控え目な音量でジャズが流れている。
温度計は100℃を指しており、最上段に座るとちょうど温度計と目線が同じになる。
6分を越えると全身から汗が止まらなくなる。
20分おきにオートロウリュがあり、照明で照らされたストーブにミスト状のロウリュが掛けられる。
見かけの水量はかなり多いように見えるが、ここのロウリュは刺すような熱さはなく、むしろ心地よい。
水風呂はかなり深いが、身体が欲しがっている温度帯にきっちりはまりこんでいるようで、冷た過ぎることはなく、温すぎることも無い。
温度自体は17℃くらいと決して低くは無いが、常に緩い水流が循環しているからそう感じるのだろう。
サウナ、水風呂ともに非常に完成度が高い。
なお、脱衣所に整い椅子が4つ設置されていたが、去年は無かったような気がする。
畳の小上がりになっている屈指の人気スポットは上部にルーバーが設置され、そこから絶妙なさじ加減で微風が流れ込んでいる。
個人的に整いスペースの扇風機の類いは苦手なのだが、ここのは唯一許せる。
あと、ここの寝湯はお尻のところに突起があり、そこにお尻を引っ掛ける事で、頭部のクーラーがうまい具合に首筋から後頭部に密着出来るようになっている。
極めて考え抜かれた構造だ。
退店した19:30頃には順番待ちが発生していた。
可能なら18時前には入った方が良さそうだ。
年末の松本湯はこのまま定番化しそうだ。
来年も宜しくお願い致します。
歩いた距離 1.5km
男
[ 東京都 ]
大東洋、おおたかの竜泉寺と今月既にシングル2回実施してるので、ならサウナ納めもシングルとかるまるへ。(とか言ってあと2回くらい行きそう)
どうせならと有給取って11時から行くことに。
今はクリスマスイベントの男祭りということで、イベントが目白押し。
今回参加したロウリュサービスは、
12時 スタッフロウリュ
14時 フレンディぬのさん
18時 鮭山未菜美さん
20時 リョーさん
有名熱波師さんは抽選制(くじ引き)
開始35分前には長蛇の列が。
お三方とも運良く当てることが出来た。
特に鮭山さんの人気は凄かった気がする。
和気あいあいモードからの、
サドンデスのロウリュは洒落にならない。
空気が一変する。
最上段は一瞬でリタイヤ。
いや、舐めてましたわほんと・・
来年もリベンジさせて頂きます。
フレンディさんもリョーさんも最高のノリで良い風を楽しませて頂きました。
有り難うございます。
ビンゴ大会も勿論参加。
今年は堤下さんではなくサンタ姿の鮭山さん。(これはこれで良き)
今回はひよって5枚
一応ドリンク券が一枚当たった。
薪サウナは約40分待ち。
入ったとたんスモーキーな香りで心が安らぐ。
対面下部が鏡で座った位置から焚き火が見える演出が憎い。
この日はシングルを8回くらい入ったので屋上の水風呂が温いなーと思ったのだがベンチから温度計をふとみたら13℃台。
充分キンキンに冷えとる!
シングル入りすぎて己の体温計がぶっ壊れてることに若干引く。
それでもサンダートルネードはやはり効く。
今月のプレシングルが無ければ恐らく失神していた。
帰り際はシングルとダブルを行ったり来たりしていだが、朝イチは8℃土台だった。
トビたい人はやはり朝イチがお勧め。
屋上で瞑想して休んでいると身覚えのある風が。
ふと目を開けるとリョーさんが聖母のような表情で素敵なウインドを届けて下さっていた。
ほんと一人一人のサウナーへの心遣いにただただ脱帽するばかり。
最後に休憩。
ここは休憩室のクオリティも高い。
椅子はスパラクーアと同じくエグゼクティブラウンジ。
飯も椅子まで持ってきて貰える。
ただ唯一残念だったのはオーダーが30分経っても来ず、時間切れでキャンセルに。
だが今は何度も整いすぎて悟りの境地ですので何だって許せてしまうのである。
むしろ帰りに気になってたラーメン屋に寄れたので感謝の念すら覚えている。
ということで来年も宜しくお願い致します!
[ 千葉県 ]
八王子みなみ野店は家からのアクセスもありけっこうな頻度で行くのだが、ここのシステムはかなり違う。
受付から各種レンタルに至るまで全て無人機。
店長ひとりで回せるんじゃないかって思えるほど自動化されている。
持ち帰れるフェイスタオルも他と違うオリジナルのロゴ入りで少しテンションが上がる。
因みにここは岩盤浴セットを付けてもタオルは別料金だ。
内風呂の内装は竜泉寺だなという感じ。
まずは早速名物のドラゴンサウナへ。
中は結構薄暗く、段数も4段あり、悪魔的な高低差がある。
特に目を惹くのはやはり正面に並び立つハルビアの5つのタワーストーブ。
こいつは通常ひとつあるだけでも結構な存在感だが、それが5つ並ぶ様はまさに圧巻だ。
テレビは無く、12分計も砂時計も無く、いわゆる自分と向き合う系のサウナだ。
取り敢えず3段目に座ってみたが熱量が半端でない。
1機ずつ10分おきにオートローリュがあり、直ぐあとには上部のパンカールーバーから風が吹く。
大阪のニュージャパンと同じだが、あっちはストーブ1台なので熱量が圧倒的に違う。
お待ちかねのシングルの水風呂へ。
先日大東洋でプレシングルをやったお陰で意外に大丈夫だった。
だが効く。
外は湯けむりの演出が神掛かっていて雰囲気は最高。
そしてこれでもかというほどの整いスペース。
それでもデッキチェアのタイプは直ぐに埋まるのでタイミング次第。
2セット目はサウナコタ風のメディサウナ。
ここの箱はかなり小さくさらに自分と向き合える空間だ。
セルフロウリュ用の砂時計があり、みんなバスの停車スイッチ宜しく虎視眈々と狙っているため、常にフル回転状態だ。
因にみんな約束事のように上限の3回まで掛けるが、正直この箱なら2回でいい。
3セット目は名物のドラゴンロウリュ。
始まる5分前に行ったら既に人でぎっちぎち。
何とか隙間を見つけ着席。
間もなく燃えよドラゴンの音楽と共にビカッと光ったストーブへ5台一斉にオートロウリュが始まる。
爆音と凄まじい熱量で結構ビビる。
2発後には半分ぐらいが逃げるように外へ。
面白くなってきたやんとニヤつきながらガラガラになった最上段へ移動。
さあ、3発目来るんでしょ?とニヤニヤしながら待ってたら不意に照明が戻り通常モードへ。
あー、2発で終わりなんですね・・
まぁ、確かにこれは3発やったら死んじゃう人出るかもね。
ただ少し不完全燃焼さを覚えながらまたシングルへ。
なお、価格はみなみの店よりお高いが、その分客層は落ち着いてるように感じる。
さすがサウナの満足度はかなり高かった。
[ 東京都 ]
年の瀬も近づき最近飲み会が続く。
昨日のお酒がなかなか抜けきれず、今日の飲み会の前にリセットしたいと思っていた矢先にたまたま空きが。
見た目はお洒落なカフェかバー。
とても銭湯には見えない。
券を買いフロントへ予約したことを伝える。
初めて行く銭湯は大概アウェイ感を感じるものだが(特に京都の銭湯めぐりがそうだった)ここは全くそうゆうのが無い。
あと、この時間は多分予約なくても直ぐ入れそうだった。
この辺は運だろう。
浴室は暖かみのある昔ながらの雰囲気を色濃く残した正しく銭湯といった感じだ。
壁にはサ道でも出てきたひとりの男が生まれてから大人になるまでを描いた日本画風の壁画が。
サウナエリアは浴室奥の扉を挟んだ向こう側にあり、全く違った空間が続く。
コンクリートが剥き出しの無機質な廊下を進むと直ぐにサウナの扉が見える。
正面にはこれまた古いコンクリート剥き出しの壁に囲まれた水風呂が。
ただし、浴槽内は柔らかい照明がうっすら浮かび上がり寒ざむしさは感じない。
サウナの中はかなり熱めだ。
キャパは標準的な銭湯のサウナ室の大きさか或いはそれより少し小さいくらい。
段数も二段で、決して広いとは言えない。
ただその分ストーブとの距離は近く、テレビも音楽も何もない。
まさに正面からサウナと向き合える空間だ。
ロウリュは常時滴下しているようで、入ったときからストーンから「ジュ、ジュ」という音だけが響いている。
15分に一度ミストロウリュがあるようだが、始めるまで持たずこのセットはいったん出る。
水風呂も噂どおりしっかり冷えている。
先程の通り上手く演出された空間でこれまでにない水風呂体験が出来る。
水風呂から出ると直ぐ裏が休憩スペースとなっていて、全てが完璧な動線だ。
放射線に配置されたデッキチェアの中心には電気ヒーターが置かれ、気温が低いこの時期でも末端が冷えない。
これがけっこう嬉しかった。
ただ、2セット目からちらほら人が増え出し、サウナ室は隙間なく満室。
扉の外には常に数人待ちの状態に。
3セット目が終わり、ベンチで休んでいるとちょうどサウナマットの交換になったようで中から大量の裸の男達が。
そしてマット交換が終るとスッとなかに消えていく様は中々壮観だ。
よくもまぁあの狭い空間にこれだけの人が入っていたかと思う。
予約して入ったとしても、あくまで施設内に待ち無しで入れるだけで、サウナの待ちは発生するので注意が必要だ。
あと残念ながら3セットともタイミングが合わずミストロウリュの瞬間が見れなかったのでまたリベンジしたい。
[ 大阪府 ]
梅田に行くときはいつも何も考えずニュージャパンなのだが、考えてみたら大東洋には行ったことが無かったので今日はこちらへ。
割りと最近リニューアルしたんだっけか?
1Fフロントはかなり綺麗で、自動精算機がずらり。
フロントスタッフも綺麗そうな(マスクなので)お姉さんがズラリ。
建物の外見もあってか一瞬ビューティーサロンと間違えたかなって思う。
レディスとメンズでフロアがそれぞれある。
ここがニュージャパンと大きく違うところだ。
メンズフロアに入ると、急にカプセルサウナの馴染み深い雰囲気。
脱衣所やら食堂やらマッサージやらが同じ空間に溶け込んだあの混沌とした感じ。
やっぱこの方が安心感がある。
サウナパンツ一丁で下階の浴場へ。
メインのロッキーサウナは丁度熱波タイムだったのでまずはフィンランドサウナへ。
キャパはけっこう広く、ストーブはここもロッキーサウナと同じく大量のサウナストーンが積まれている。温度は80℃弱と上段でもゆったり熱に包まれる感じで心地よい。
キャパの大きさ故の恩恵なのかもしれない。
ちょっとセルフロウリュのタイミングを逃してしまい(キャパがあるので若干恥ずかしい)、
結局このセットは15分ほどノーマルで蒸され隣の水風呂へ。
ここの最大の特徴はなんと行っても水風呂の豊富さだ。
因みにフィンランドサウナの横の水風呂は2つに別れた大きめの浴槽に、この時は14℃、21℃と分かれていた。
もちろん14℃をチョイス。
フィンランドサウナが気に入り、2セットもここへ。
今回はセルフロウリュのリベンジが出来た。
予想通り、大量に積まれたストーンからは気持ちの良い蒸気が出てきてくれた。
満を持してアフウグースのタイミングと合わせてメインサウナへ。
開始5分前に入ると既にほぼ満員御礼。
二段目になんとか隙間を見つけ出し着席。
キャパは先程のフィンランドサウナと同じか少し広いくらいか。
ケロサウナっぽい(本物のケロ?)雰囲気で良い感じだ。
担当熱波師はわりとSっ気のある方なのか2セット目のロウリュの熱量が半端無く、3段目の人はほぼ退席。笑
私は二段目なので辛うじて残ったが、満員だったはずか4人程に。
お陰で濃密な熱波を体感出来た。
(因みに食事休憩後にもう一度行ったが、同じ担当だった。)
そしてそう!
ここにはグルシンの水風呂があるのだ!
先程のSっ気溢れる熱波のお陰で躊躇することなく潜り込めた。
結果は言わずもがな。
飛べた。
有り難う大東洋。
今後はニュージャパンとローテーションで利用させて頂きたいと思う。
[ 東京都 ]
日暮里繊維街で買い物帰りに歩いて寄ってみた。
パッと見でクオリティの高さが予感できる外観。
見た目は完全にスーパー銭湯。
2階がフロントで券売機式。
事前決済も出来るそう。
もはや完全にスーパー銭湯。
ただサウナは別料金で利用者は専用の札を貰う。
このスタイルはやはり銭湯。
価格はタオルセットも付けて950円。
なかはリニューアルして比較的日が浅いこともあり全体的に綺麗。
とても清潔感がある。
浴場は広い洗い場と、お風呂が3ヶ所、サウナの隣に水風呂、そして露天風呂。
どれも浴槽はかなり大きめ。
サウナはスタンダードな遠赤サウナ。
奇をてらうこともないお馴染みのかたち。
でもこれで良い。
温度としては90度ちょいくらいだが、
3段あるうちの最上段は座ると結構熱い。
体感上はもっとありそうな感じだ。
10分弱で汗だくになってしまい水風呂へ。
ここのは多分水道水だろうが何故だか清涼感がスゴいある。
真ん中だけ軽くバイブラしてるのもあるのだろうか。
温度はそこまで低くはないが割りとよく冷える。
休憩椅子は室内に5~6ヶ所
露天に椅子が5ヶ所に石造りのベンチが4人掛けくらい。
しかし平日の夕方前というのになかなか混んでいる。
都心でこの価格帯でこのクオリティならしょうがないか。
18時過ぎたら結構椅子からあぶれそうだ。
3セットを気持ちよく終え、風呂を浴びて早めに出る。
2階の食堂は休憩スペースを兼ねている。
結構広めで良さそうな雰囲気だ。
座ると黄色い泡を頼みそうなので、それは今度に譲ることにして今日は退散。
また近くに来たら寄ることにする。
[ 東京都 ]
ラクーアがある水道橋駅は学生時代は乗り換えで毎日降りていていたし、いまだに通勤で毎日通過している馴染み深い駅ではあるが、なぜかラクーアには来たことが無かった。
馴染み深いからこそ「いつでも行けるから」という甘えのような感覚と、ラクーアは「遊園地にあるサウナ」という副次的な立ち位置であるといった感覚が何となく先送りにしてしまったのかもしれない。
そんなわけでふと思い立ってラクーア。
せっかくならと会社を半休にして午後イチから行ってみた。
平日の真っ昼間ということで、フロントに列は無し。
ここが東京ドームホテルのフロントだと言われても信じかねない広大で清潔感溢れるフロントスペースだ。
浴室に入り、まずは端っこの露天エリアまで行ってみる。
取り敢えず最初に目に入ったフィンランドサウナ「コメア」へ。
大人5~6人くらいまでが適当なこじんまりした空間だ。
ここはセルフロウリュ出来るはずだが、なぜかロウリュ水が中にも外にも置いてなかった。
そのため中々体温が上がらず15分ほど経って外へ。
そのまま浴場内をペタペタ歩き、二つあるうちの温度の低い方の水風呂へ。
温度は17度と決して低くは無いが、水深が深めなのと割りと循環しているので以外に直ぐ冷える。
その後は高温サウナ「オートログ」
中温サウナ「ヴィレ」と続く。
ここの浴場の間取りは平面状と言うよりかは直線状だ。
直線状はレイアウトが単純明快で良いのだが、如何せんそれぞれの動線が長くなる。
実際に最初のコメアから水風呂までは正反対のため結構歩くし、外気浴をするためにはまた同じ距離をペタペタ歩く。
ここがこの施設の難点と言えば難点だ。
メインディッシュのヴィルデンシュタインに入る前に一旦休憩を挟むことにする。
メインの休憩室であるリラックスラウンジはこの施設の真骨頂であると言っても良いかも知れない。
特にシートの重厚感は正にエグゼクティブで、備え付けのタブレットか電話で飲み物や軽食もオーダーできる。
十分な休憩を挟んだあと再び浴場へ。
アフウグースの前にまずはそのままヴィルデンシュタインへ。
このサウナは突出していて完成度が高い。
うず高く詰まれたサウナストーンはその溜め込んだ熱量から、アフウグースのときのロウリュは掛けたそばから瞬時に蒸気へと変わる。
3セット目に鼻先を掠めるような熱波が全身を襲う際には愉悦に満ちた悲鳴がサウナ内で飛び交っていた。
(もちろんお代わり熱波までもれなく頂戴した)
あまり時間がなく最大効率で整いたいなら、このサウナをメインに構築することを勧める
[ 熊本県 ]
久々の九州出張。
今年の始めにも行く予定だったが、コロナの感染拡大を受け見送り。
ここ最近落ち着いて来たのもあり、ようやく地方出張も行きやすい雰囲気になってきた。
二泊三日で二日目までは福岡、三日目が鹿児島だったのだが、二日目の夜は鹿児島には泊まらず、敢えて熊本に泊まることに。
理由は言わずもがな、湯らっくすに行くため。
なので今回は泊まりでの利用。
サウナーにとってここに泊まれるって言うことは多分、例えばサウナファンをデ○ズニーファンに置き換えたときに、パーク内で寝泊まり出来ることと同義なのだと思う。
正直、チェックイン前から興奮を抑えきれない。
到着したときは既に19時を少し回った頃。
店員の案内は実に丁寧だ。
寝床は作り付けのような木組みの二段ベッド。
奥にちょっとしたスペースがあるので、荷物が多いときは有難い。
とにもかくにも直ぐに着替えて浴場へ。
まずはメインサウナ。
中は最小限の照明で、片方にハルビアのタワーサウナ、もう片方に遠赤ストーブ。
キャパはちょうど神戸サウナ&スパと同じくらいか。形も同じ片側スタンド型のキレイな矩形の箱形状だ。
温度は決して高いとは言えないだろう。
十分暖まった頃合いで水風呂へ。
この水風呂を目当てにわざわざ遠方から足を運ぶ人も多いだろう。
例の赤いボタンは初回は見送り、まずはテイスティング。
天然水とあって、火照った体への当たりは官能的とさえ言える。
なお、入り口に設置している天然水は毎回金を払っても良いくらいうまい。
アフウグースと入れ替わりだったため、タイミング良く席はがらがら。
気持ち良く瞑想を終え、メディテーションサウナへ。
入り口にヴィヒタが置いてあるのが嬉しい。
中は更に薄暗い。
微光と蒸気と微かに流れる音楽だけの世界。
先程のエクストリームな水風呂とは対称的で、扉の向こうを俗世としたならば、そこから明確に分離したいという作り手の意向が感じられる空間となっている。
隣の大噴火瞑想サウナはまた更に違った嗜好となっており、全てが全く異なる空間となっている。
最後にアフウグースを堪能し、食堂で名物の四川麻婆豆腐を黄色い泡とと共に頂き就寝。
翌朝は運良く、早朝のアフウグースと遭遇出来た。
でぐちさんのパフォーマンスは素晴らしく、これだけでも利用する価値がある。
ここの施設を一言で言い表すと「コスパお化け」だ。
これだけのクオリティーで1,000円切るのは正直意味が分からない。
東京にもしこんなサウナがあったら、入店迄に数ヶ月待ちそうだか、羨ましい限りである。
[ 京都府 ]
先程の白山湯高辻店に続き入店。
高辻店からは歩いて10分ほど。
サウナー垂涎の名店がお互いこの距離にあることに改めて京都サウナの土壌の豊かさを感じる。
大通りから狭い道に入るとすぐに店が見えてくる。
夜道に浮かび上がる五香湯の文字。
若干の妖艶さを感じさせるその字体と相まって、別世界への入り口のような雰囲気を醸し出している。
料金は白山湯と同じ大人450円。
タオルは140円
タオルを返せば100円は返金。
そしてサウナ料金込み。
最近は人気のある安めのサウナに行くと、もっと単価上げて客数絞っても良いのになぁなんて安易に思うようになってしまっていた。
だがこの料金設定を見ると色々と考えさせられる。
そう、サウナとは本来皆が等しく享受できるもの。
金銭的理由で一部のものがサウナを利用できなくなってはいけないのだ。
京都の銭湯は他も皆同じような料金設定。
もはや一種のインフラ事業と言っても良いだろう。
京都人の深いサウナ愛を感じながら店内へ。
中は白山湯よりも少し広い。
受付の奥には小さめの休憩所が見える。
ドリンク類を提供するカウンターも有る。
浴室は銭湯にしてはかなり広い。
浴槽の種類も豊富だ。
サウナ室は浴室内の階段を登り2階にある。
階段を登りきるとすぐ左手に岩盤浴の部屋が。
ここは別料金のため今回は素通りし、サウナ室へ。
ここのサウナは手前が低温のサウナ室、奥が高温のサウナ室となっていて、中で繋がっている。
まずは手前の部屋で数分。
白山湯の後だったこともあり、かなりマイルドに感じられる。
ゆっくり楽しみたいなら断然こちらだろう。
だが今日は新幹線の時間も迫っているため、そのまま奥のサウナ室へ。
熱い。断然違う。
座ってみると足元から熱風が。
ボナサウナだ。
すぐに全身から汗が吹き出す。
蒸されるとは正にこの事だ。
そして足元の熱風が特に熱い。
なかなかに熱い。
見るとサウナマットを二枚使い、熱風を塞ぐ常連らしき人の姿が。
なるほどそう使うのか。
だけどなんか負けてる気がする。
そんなことを思いながら数分で限界を感じ、逃げるように水風呂へ。
水風呂は同じく地下水をドバドバと流し、オーバーフローさせている。
温度はこちらは高め。
初日のプール授業の少しヒヤッとしたあの感じ。
だが、柔かな地下水のお陰で体に浸透していくのを感じる。
座るとやはりスコンと抜けるようなあの感覚。
2回も京都の地下水に清められ、心はもはや聖人の境地だろう。
京都の最終日を締めくくる最高の体験となった。
[ 京都府 ]
京都出張の折りに利用
この日はレンタカーの移動だったが、最後の兵庫のお客さんの商談を終えたあと、ダッシュで京都に戻れば18時前くらいには戻れることが判明。
そして明日からは三連休。
つまり・・
東京行きの終電までにサウナに入れる!
最近はこうゆう計算を意識せず瞬間的に行うようになってしまった。
完全にサウナ脳になって来てしまっているな・・
そう思いながらも乗り合わせていたサウナ嫌いな同僚を適当な理由をつけ京都駅で送り出し、即座に返却店舗を京都駅前から堀川店に変更。
理由はそう、この付近には前から行きたかった五香湯と白山湯が徒歩圏内にあるからだ。
まずは白山湯高辻店に入店。
番台には常連と親しげに話す女性が。
銭湯ってやっぱこうゆう光景だよなと染々と思いながらも会話を邪魔しないようそそくさと会計を済ませて脱衣所へ。
初入店の銭湯ってどうしてもアウェイ感を感じてしまう。
中に入ると、真ん中に瓢箪のような形をした浴槽が2つ、奥に水風呂と浴槽、右手に洗い場
やはり目を引くのが奥にある水風呂。
壁面に飾られたライオンの口からは止めどなく吐き出させる地下水の滝。
しきじとはまた違う神々しさがある。
まずは隣のサウナへ。
箱の大きさは至って控えめ。
3人掛程度の二段の椅子が前後にひとつずつ。
熱い。
どこに座ってもヒーターからの強い熱を直に感じる。
数分で汗が吹き出す。
奥の壁にはガラス越しのテレビとデジタル時計。
12分計はないので、壁に掛かっている砂時計かデジタル時計で時間を見る。
7分程度で限界を感じ水風呂へ。
水風呂手前にあるシャワーで汗を流し、いざ着水。
心地よい。
灼熱のサウナからのこの落差。
温度は地下水由来のナチュラルな感じ。(ここはチラーを使っているのだろうか?)
決して低い温度ではないが、ナイアガラのごとく吹き出す滝のお陰で足先から頭頂まで全身で冷たさを感じる。
軟水の地下水は体の当たりが非常に良い。
心地良いことこの上ない。
ネットの情報によると背後の滝はそのまま飲めるらしい。
あまりに水の勢いが激しいので難儀したが、手に貯めて口に含んでみる。
のど越し爽やか。
こんな上手い水に全身を浸かれていることに改めて幸福を感じる。
外には外気浴スペースが。
奥には純和風の植栽と真新しい浴槽。
3つ並んだ整い椅子のひとつに腰かける。
スコンと抜けるような感覚。
清らかな水風呂が体のなかの全ての悪い気の流れを洗い流してくれたように感じる。
この後もあるので、早々に体を拭いて退店。
よし、次は五香湯だ。
[ 京都府 ]
京都出張の折りに利用。
この日は新幹線の人身事故で京都駅へは予定より1時間ほど遅れて到着。
やれやれと思いつつも一旦チェックインしたあと鴨川沿いのお店を探索。
良い感じのカウンターの店を見つけ、同僚としっぽりやったあと再び入店。
(因みに同僚はサウナが苦手のため他のホテルへ)
フロントの女性スタッフからの丁寧な説明を受け、館内着に着替え6階のサウナフロアへ。
因みにここはカプセルが3階、4~6階がスパ施設となっており、スパエリアへは一旦フロント前のエレベーターで6階へ行き、各階へは階段で移動する構造となっている。
セキュリティは良いがロッカーに忘れ物をすると少し面倒なのが難点。
サウナ脱衣所にはカプセル利用者専用のロッカーがあり、少し優越感に浸りつつも中へ。
体を清め、早速サウナへ。
サウナ前にはキンキンに冷えたタオル、氷が置いてあり、有難い。
中に入ると結構広い。
この規模のカプセルサウナにしては上位クラスだろう。
夜中ということもあってか、ゆったり座れた。
流されていた阪神・糸井選手の引退セレモニーの映像をぼんやり眺めながら今日一日を反芻する。
そういえばカウンターの隣に座ってた和服の若い女の人、ずっと独りでひたすらお酒飲んでたな・・ あれってやっぱ話し掛けられ待ちだったのかな?
同僚と座る位置逆だったらグイグイ言ってたのにな・・
などと下らないことを考えているうちに良い具合に火照ってきたため水風呂へ。
サウナ正面がすぐ水風呂のため、動線は限りなく短い。
ジャグジー風の水風呂は16度程度。
京都の水風呂と言えば地下水だが、ここは普通の水道だったか?
ここの難点は外気浴までの動線が長いところ。
螺旋の階段を登るため、水風呂後の賢者モードでは少々しんどい。
だが、階段を登ると最高の整い空間が待っている。
屋上全体に設置されたフルフラットシートとインフィニティーチェア。
京都市内の高さ制限のため、周りに視界を遮りものは無し。
この光景を見ると先程の螺旋階段も意味のあるプロセスのように思えてくる。
インフィニティーチェアーに寝そべると夜風が体に当たって実に気持ちが良い。
心なしか鴨川のせせらぎも聞こえてくるような気がする。
翌朝はモーニングブュッフェ。
品数はまあまあ普通だか、どれも美味しい。
特に豚の角煮が美味しかった。
京風カレーも付いていて、朝から優雅な気持ちになれる。
出発前に朝ウナを軽く1セット。
朝の外気浴は夜と違って景色が遠くまで見通せ、解放感が数倍増す。
また来よう。
[ 兵庫県 ]
神戸出張の折りに入店。
早々に仕事を済ませ途中サヴォイで程よく空腹感をならし、向かう。
フロントは高級ホテルのよう。
隅から隅まで清掃が行き届いて清潔感に溢れている。
フィンランドサウナはリニューアルしたあとで、外光が最低限に抑えられ本場志向の造りだった。
中はかなり薄暗い。
ヒーリング音楽が流れているが最低限のボリュームで決して押し付けがましさは感じない。テレビは無し。
集中できてとても良い。
ストーブの強力な熱でセルフロウリュ後は一気に体感温度が上がる。
上段に座るとかなり熱い。6分超が限界だった。
また、造りが変わったことで、出るときの動線が少し複雑になった。
サウナストーブのレンガの真横を折れる経路なので薄暗いのも相まって少し怖さを感じた。
ただし、出たあとの水風呂⇒椅子までの動線は共に露天に面しており神がかっている。
全く無駄の無い動きで水風呂からの瞑想にありつける。
サウナーとしてこれ以上の喜びはない。
椅子は大ぶりの木材を使った重厚感のある造り。どっしりとして包容力があり、ハイセンスな外構と合わさってゆったりと瞑想に耽れる。
椅子は内湯を入れると鉄製のものと上記の木製のものが半々程度で、十分なキャパがあり人気サウナに有りがちな整い難民状態になる心配は少ない。
メインのドライサウナは横にかなり広く、十分なキャパがある。
ここの特徴はロウリュサービス回数の多さだったが、この時はコロナ対策で、分針が0を指したとき(つまり1時間に1回)だけとなっていた。
皆50分を過ぎた辺りからソワソワし出し、タイミングを誤ると入室が出来なくなるので時間割りのシュミュレーションは重要。
水はウォーターセーバーが施設内の各所に置かれ、浴場にもサウナ横に2ヶ所ある。
あと、洗い場の剃刀が髭質がソフト用とハード用で選べる。こういった細やかな心遣いが王者の品格と言ったところか。
レストランは休憩処と一間続きとなっており、表裏一体の造りになっているが、領域が干渉することはなく、不衛生な印象は全く受けない。
むしろ両者の空間がうまい具合に溶け合い、食事しているのだが休んでいるようなそんな居心地の良さを感じた。
この日頼んだのは唐揚げ定食と名物の肉団子(ハーフ)、スーパードライの中瓶。
これだけ頼んでも2,000円いかないくらい。
安い。
唐揚げは大きめで食べ応えがあり、ドンピシャな感じ。
肉団子は中華風のスパイスが効いた風味。
ビールとこの上なく合う。
最後にもう1セットフィンランドサウナに入り終了。
本当に満足度の高い施設だった。
近くに来たらまた利用したい。
[ 東京都 ]
取引先が鶯谷だったことからふとサウナセンターの存在を思いだし、帰り道に入店。
存在感は控えめ。
今でこそ名が知られるようになったが、
鶯谷というディープな地域と共に歩んできた古き良きカプセルサウナ。
受付で説明を受け、館内着と鍵を貰う。
ロッカーは指定。
ガコンと閉める、昔ながらの細っい鉄製のお馴染のやつ。
(鞄やらリュックやらがやたらと大きい人は注意)
エレベーターで浴室へ。
小さめの施設なので、裸足でペタペタと過度に歩かされることはない。
浴室前の衣類棚には取り間違えを防ぐための付箋が置いてあり、気遣いを感じる。
(今は素面だが、酔っぱらうと結構な確率で間違えるか忘れる。)
浴室は施設のキャパにあった必要程度の広さ。
入って左手前にサウナ、右手に洗い場、奥に水風と湯船。
基本的にはこれだけ。
規模的には町の小さな銭湯といった感じ。
洗い場で身を清め、サウナへ。
サウナも必要最低限の大きさで、小さい分対流を直に感じることが出来る。
ストーブ横には白樺の木が敷き詰められ、雰囲気を感じる。
小さい割に高低差があり、3段目は玄人向き。
ここはロウリュが毎時0分にあるが、開始前にドアを前回にして暫く換気をするため予期せぬロウリュでも有難い。
ロウリュは計3回。
箱が小さい分体感気温の上がり方は強烈。
一度三段目に座らざるを得ない回があったが、なかなかの拷問だった。
その分水風呂と椅子が共に至近距離にあるここの構成は有難い。
また、サウナから水風呂の反対側には部屋で区切られた休憩スペースがあり、椅子の上部に扇風機が設置してある。
場所により弱、並、強と選べる。
キャパが小さい分、休憩を効率よく行えるのはメリットだろう。
あと、ここには実は外気浴が行えるスペースもある。
浴場とは反対側の衣類棚の隣にあるので、気付かずにスルーしがちだ。
(椅子は2つ)
休憩処は薄暗く、キレイで良い雰囲気。
ウォーターサーバーが設置してあるのが嬉しい。
この日はサウナのみのため、早々に退店。
今度鶯谷でひとイベントあったときは泊まりで利用してみよう。
[ 東京都 ]
テントサウナ初体験。
使用したサウナテントは高性能と言われているロシア製「モルジュ」。
到着したのは11時頃だったが、11月の平日とあってガラガラで、場所は選び放題。
世界が変わった。
これまで通常、一回整うと後のセットはなかなか整いづらいのだが、この日は4セット中4回同じように整う。
むしろ、回を追うごとに整う
度合いが増していった。
正直サウナテントのポテンシャルを舐めていた。
ただ、残念な事にこちらのキャンプ場はサウナの利用は現在禁止になってしまっているようだ。
奥多摩は自宅から比較的近いフィールドで敷地も大きかっただけに残念。
今後はこのようなテントサウナ使用禁止のキャンプ場も増えてきてしまうのだろうか。
公衆浴場法とか消防法とか色々グレーの部分も多いのかもしれない。