Y.O

2024.10.14

1回目の訪問

古代から日本人が親しんだ蒸し風呂へ
岐阜サ旅①

戦後間もない昭和21年。現オーナー田辺恵さんの祖父が、大垣藩の蘭学医・江馬蘭斎が考案した皮膚病治療装置から着想を得て、温熱保養を目的とした“薬草樽蒸し”を考案したそうです。

樽の中には3〜4人が立った状態で入ります。暗く蒸気が充満し伊吹山で採れる薬草や自家製ハーブの香りがひろがります。
「思ったより長く入れない」が率直な感想で、それは回を増すごとに感じます。既に薬草の効果が出ているのでしょうか。
蒸し風呂→浴室内で小休憩を繰り返し、定期的に畳の部屋で寝転んで大休憩。何だか祖父母の家で昼寝をしているかの様な安心して落ち着く感覚です。
何もせず目を閉じて寝転がる。
だんだんと呼吸も落ち着いてきます。

この"大休憩"は「煮物を一度冷まして味を染み込ませる工程」と同じようなものだそうです。
そしてまた蒸し風呂へ。
次はレモングラスを追加してみるから香りの変化も楽しんでみて下さいと優しく接してくれる奥様と旦那様。
きっと蒸し風呂だけではなく、お二人の人柄も虜になるポイントなんだろうなと感じます。

せっかくハーブと薬草を身体全体で取り込みデトックスをする時間なので、休憩中もスマホから離れてデジタルデトックスもセットで。
旅に来たのにただ寝転がる......贅沢な時間ですよね。
また贅沢な時間を過ごしに来ます。
ありがとうございました!

その後、水の都大垣にせっかく来たので市内の至る所で見られる地下水が自噴している井戸をいくつか巡ってみました。
また一つ素敵な土地に訪れて、貴重な経験をできる事に幸せを感じます。

Y.Oさんの田辺温熱保養所のサ活写真
Y.Oさんの田辺温熱保養所のサ活写真
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