大宇陀温泉あきののゆ
温浴施設 - 奈良県 宇陀市
温浴施設 - 奈良県 宇陀市
【サウナ歳時記 晩秋】
秋らしくなる時期だ。10月と言えばシカトの語源でもある花札の鹿に紅葉。鹿といえば奈良だが、まだ行ったことのないディープな奈良に行きたいな。よし、推古天皇が薬猟をしたという宇陀野へ行こう。
奈良は宇陀市の大宇陀温泉 あきのの湯さん。16:50チェックイン。大宇陀バス停から15分くらい。
町のいろいろな施設が集まってる丘の上。犬を連れたキャンピングカーの人が沢山いました。
銀色が目を引く近代的な施設。ちょっとイメージと違った。下足箱が結構埋まってる。混んでそうだなぁ。
浴室に入ると右に薬湯のお風呂。大和当帰という薬草らしい。爽やかな良い香りだなぁ。
まずは薬湯で下茹で。結構温まるなぁ。十分温めたところでサウナへ。
サ室は小さめの2段。壁は石材メイン。対流式ストーブの90℃。湿度、輻射熱は適度にある。意外と湿度ある。結構良いセッティングだなぁ。薬湯で下茹でしたおかげもあり、汗がダクダク出てくる。
水風呂は丸い形。詰めて3人かな。17℃くらいかな。軟らかくひんやりする肌触り。冷たくて気持ち良いや。ずっと入っていたい。
外気浴は露天で。インフィニティチェアや椅子がある。薬湯で芯から温まってるから、秋風が気持ち良い。露天にはハナミズキかな、一足早く紅葉してる。腕や足を見ると、綺麗にあまみが出てる。俺も紅葉だ。
〆に温泉に浸かると、肌がすべすべする感じ。よくよく見るとpH9.7でかなりアルカリ性の強い泉質。薬湯だけでなく、温泉も良いですね。
サ飯を食べに食堂に行ったら満席で順番待ち。大和当帰うどん。どこに当帰があるのかな?と思ったら、麺に練り込んである。すする度にセリ科の爽やかな香りが鼻腔をくすぐる。こりゃ美味い。
18:20チェックアウト。大和当帰の薬湯が体の芯まで温めてくれて、サウナの発汗が良いですね。水風呂も冷たく、外気浴も気持ち良い。温泉の泉質も良いし、素晴らしい施設ですね。
『薬草に 蒸されあまみは 夕紅葉』
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