旅館 あづまや
ホテル・旅館 - 和歌山県 田辺市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 和歌山県 田辺市 宿泊者限定
【サウナ歳時記 初夏】
新緑の時期だ。自然が豊かなところは色々ある。そういえば世界遺産の熊野古道には行ったことないなぁ。よし、熊野古道で古くからある湯の峰温泉に行こう。
和歌山は田辺市の民宿あづまやさん。19:30チェックイン。湯の峰温泉バス停から1分くらい。本日のお宿。
あづまやさんには旅館と民宿があり別の建物。旅館はバス停の目の前、民宿はバス停から少し下った反対側にある。
旅館の方にお目当てのむしぶろがあるのだが、いかんせん宿泊は2人からの予約。しかし民宿は1人から予約できるし、しかも旅館の方のお風呂にも入れしお安い。
旅館の方のお風呂は21:00ごろには閉まってしまうというので、すぐに出発。入り方は旅館の方に民宿の方に泊まっていると伝えるだけ。
あずまやの脱衣所は木造で歴史を感じる造り。脱衣所の奥にむしぶろがあるが、ここはお風呂から。大きなお風呂と小さなお風呂。小さい方は源泉を適度にさました、さまし湯。硫黄の香る少し白濁の湯。湯の花が舞って綺麗。あぁいい湯だ。これが1800年前からの湯か。
下茹でしてむしふろへ。ロッジみたいな木造の部屋。座れる板が低めに造られてる。床下から蒸気が来ると思うのだが、ぬるいので自信はない。でもライトに照らされたミストがゆっくり宙を舞ってる。綺麗だ。しばらくするとゆっくり汗が出てくる。こうやって昔から人々を癒してきたんだなぁ。
水風呂はないので、お風呂のカランで水風呂シャワー。少しで十分。
むしふろの部屋の前にベンチがあり、そこで休憩。ふぅ、気持ち良い。
急いでもう1セットして、さまし湯で〆。12時で男女が入れ替わり、民宿の人は6:00から入れるそうなので、明日も入らないこう!
5:00から世界遺産のつぼ湯に列ぶ。6:00からだが、6:00に行ったのでは行列ができてるというので、早めに出発。結果一番乗りでした。つぼ湯は川沿いにある小屋。天然の岩で囲まれ乳白色の湯。うわぁ、気持ち良い!! 出た後も体がポカポカだ。凄い温泉成分が濃い。世界遺産じゃなくても凄い!!
その後、旅館あづまやさんに。男女入れ替わりで女湯へ。こちらのむしふろは内風呂の奥。女湯の方が座面も高いしきれいな造り。女湯の方が暖かい。宙を舞うミストを眺めながらじっくり入ると汗がじわりと。
外気浴は露天で。公衆浴場の源泉から立ち上る湯気が、木々の緑に溶けていく。美しい。
宿に戻り朝食食べて8:20チェックアウト。むしぶろは太古より日本人に愛されてきた、日本のサウナですね。フィンランドのサウナとはまた違った趣ですね。
『立つ湯気に 若葉萌ゆるは 神代より』
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