2021.08.22 登録
[ 兵庫県 ]
サウナ室に立ち込めている香り。微かに甘味のあるウッディ系、これはきっと白檀の香りだろう。
「ヨモギです」
使用しているアロマについてはオーナーに確認するまで不明というこの施設。これは一種の遊び心で敢えてそうしているのかもしれない。掠りもしなかったのは少しへこむが、これも良い思い出。次は当てる。
鉄瓶の鎮座したストーブを囲んでじっくりと蒸された後は、地下水の水風呂でクールダウン。広々とした庭園に設置されたリクライニングチェアで伸び伸びと過ごして何もしないをする贅沢。3時間が瞬く間に溶ける。
今回も最高の時間が過ごせた。オーナーさん、集まってくれた皆さん、ありがとうございました。
追記
サ活で知ったヤカンを今回使ってみた。サウナ室で冷たい水を被るのはなかなか癖になりそう。
ただ、サウナ上がりにマッサージ台のような物を使う事をすっかり忘れていた。これは次回のお楽しみという事にしておく。
[ 大阪府 ]
カプセルフロアの設定温度が私には高すぎたようで、目覚めると全身がジットリ。
早めに目が覚めたものの、外出して朝食を食べに行く気分にはとてもなれず、砂袋のようになった体を無理矢理動かして浴場へと向かう。
冷えた水を3杯胃に流し込み、室内の熱湯で体をしっかり温めてから屋外スペースへ繰り出す。白み始める空を眺めながらの外気浴で心身を軽くした後に薬草サウナで温め直して締め。
朝はゆったりとサウナを楽しみたいので、優しい設定のサウナがとてもありがたい。
今回は朝食もこちらで済ませ、11時頃に退館。今回もありがとうございました。
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オマールエビを使ったラーメン(大盛)。そこまで好きではなかった。
ゴルゴンゾーラチーズとトリュフのオムライス(大盛)。これもダメ。口に合わなかった。
チェックだけして手を出していない店が溜まってきたので、久しぶりの新規開拓。
結果は惨敗。今のところ朝GSSで食ったホットドッグが1番うまい。変に高級志向な店を選んだのが完全に裏目に出た。どうしてくれる。
この後はフォアグラを使ったトンカツを食べるつもりだったが、3連敗する可能性がチラついた気がしたので安牌のうどんへ逃げた。
しばらく新規開拓はしない。
男
[ 大阪府 ]
反対側の歩道から怒号が聞こえてくる。また鳩と張り合っている人がいるのかと思ったが、自転車の前カゴ相手に恫喝しているだけだった。
前方からも怒号。今度こそ鳩かと思ったが、道端で力無くへしゃげているダンボールを睨め付けて説教。無機物を相手にするのが流行っているのだろうか。
ギターを掛け布団代わりして眠りこけているジャージ。乗る気ゼロのくせにタクシーに手を上げる老人。それを当然のように無視するタクシー。よくあること。
遠くから救急車のサイレンが近づいてくる。また急性アルコール中毒かと思っていたら、少し離れた場所に警官とロング缶片手に倒れている人。やっぱりか。
北海道で個性的な人達を見てきたが、流石にこれほどではなかった。そんな事を考えていると、酔い潰れた人の背を支えながら歩みを進める男性の姿が。
こんな暖かい光景をここで見れるとは…と感動していると近くの植え込みに放置してそそくさと店に入ってしまった。自分の店の前からどかしたかっただけのようだ。なんだいつもの西成か。
そんな街中を歩きまわり、煙に巻かれながら焼肉を食べ、最後にこの施設でサッパリする。半ば大阪でのお決まり。
久しぶりの来館だったが、今回も良い休日の締めくくりとなってくれた。毎度ありがとうございます。
追記
焼肉を食べる前に入船温泉で軽く汗を流したかったが、残念な事に休業中。早く復活しますように。
男
[ 大阪府 ]
『通過儀礼』
人間が出生してから成人し、結婚などを経て死に至るまでの成長過程で、次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼。(Wikipediaより)
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サウナーは高い所が好きな生き物だと思っていたが、最上段はまさかの空席。4人は下段に、2人は中段にという異常ともいえる位置取り。そのうえ扉側から見て左側に人口が偏っている。
この銭湯の目玉ともいえるミュージックロウリュの威力、耳にはしていたのだが、あれは決して大袈裟ではなかったらしい。
チューリップハットを目深く被った強者達ですらこの有様。一目で右上段が危険地帯だと理解してしまい、腰辺りがゾワゾワした。
ミュージックロウリュ開始のアナウンスが流れ出したため、そそくさと正面の中段に腰を下ろすが、せっかく有給まで取ってきたのだ。どうせなら…と右上段へ移動。結論から言うとこれが良くなかった。
腹に響く程の大音量で曲が流れ出すと同時にオートロウリュもスタート。思っていた以上の水量がストーンに吹きかけられはしたが、想定の範囲内。耐えられないと言うほどではない。
曲も1番の盛り上がりを越えた。もしかしてこのまま終わってしまうのか、と思った所でカラフルなライトが点灯し、音を立てて稼働するブロワー。
少し始まるタイミング遅いんじゃないか?そんな悠長な事を考えていたのも束の間。天井から叩き落とされた熱が瞬時に全身を包む。
意味不明な言葉が不意に飛び出し、それと同時に中段へ飛び移るが、それでも熱の層からは逃げきれず、また下へと飛び移る。一気に最下段まで撃ち落とされてしまった。
大失態。せめて隣の人には頭を下げようと顔を向けると、そこには満面の笑みを浮かべた顔が。
今思えば上段に座った時点で下段の方から視線を感じてはいた。はじめからこうなると分かっていたのかもしれない。
そう考えると何となく釈然としないが、何をどう考えようとも自業自得。両隣へ頭を下げ、すごすごと水風呂へ、そして外気浴へと向かう。整いはしたが、自身の未熟さを思い知らされるサウニングとなった。
追記
ここには風呂が2種類あった。片方が塩の入った熱湯。もう片方は川穹(生薬・漢方は日によって変わるらしい)が入ったぬるめの湯。凄いと聞くのはサウナの事ばかりだったので、風呂の方は正直全く期待していなかった。なのでこれはかなり嬉しい誤算。
寒くなってくると温泉を利用することが増える。体を温める熱湯、締めに使うぬる湯、休憩に使う不感湯。なんならサウナ水風呂より重要視することさえあり、温度だけではなく泉質や生薬の有無を調べることもある。
サウナや水風呂だけではなく、風呂のデータもサウナイキタイで見れるようにならないだろうか。
男