サウナの梅湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
夜道を歩いていると、1度入れば神隠しにでもあってしまいそうな、なんとも浮世離れした建物が見えてくる。店の周りを彩る提灯が楽しげだが、逆にそれが不気味さを際立たせる。京都のサウナ巡り、ラストを飾るのはこの一見面妖な施設、『サウナの梅湯』。
京都で相当繁盛してる銭湯と聞いていたので、客足もかなりなものだと覚悟していた。なので、混雑してるであろう時間帯は避けて深夜0時頃に足を運んだのだが、なんと男湯、順番待ち。出鼻を挫かれる。
こんな時間に並んでまでサウナに入りたいのだろうか?私は入りたいので並ぶ事にした。受付で名前を記帳してもらい、入館料を先払いする。今思うと銭湯で先払いしたのは初めてかもしれない。店前では何故か1冊30円で本が売られており、物色する人もちらほら。
今回は15分程で名前を呼ばれ、そこまで長時間待たずに入店できたが、深夜でこれだ。昼間から夕方の時間帯は一体どれだけの人が押し寄せているのだろうか。それとも逆に昼間の方が空いていたりするのだろうか?
入店して施設内をざっと見渡してみると、まず客層が明らかに他店舗よりも若い。殆どが20代か30代だろう。そしてもう1つ気になったのが貼り紙の多さ。梅湯新聞が壁に貼られているという情報は事前に仕入れていたが、それ以外にもポスターやら注意書きやらがあちこちに貼り付けられている。
(水風呂に入る時は汗を流せよ?絶対に流せよ?絶対だぞ?)
あまりの注意書きの多さに脳内で『ふり』のように変換されてしまう。潜水がマナー違反だと明示された張り紙を見るのも何気に初めてかもしれない。
ここまでルールを徹底させようとする銭湯があるとは思わなかった。正直、少しだけ煩わしいとも感たが、こういった施設が規律あるサウナーを育んでいるのかもしれない。
ともあれ、洗体を済ませて錠剤タイプの芳香剤が置かれたサウナでゆったりと汗を流す。普段は100℃を軽く越してくれるらしいが、出入りが割と激しく室温は90台後半。
水風呂は狭いが、結構深めの18.9℃。天然水の掛け流しらしいが、誰も飲んでいなかったので今回は遠慮した。水質そのものは結構いいらしい。
そして水風呂から上がり休憩しようとしたのだが、残念ながら浴場内の座れそうな所は全て埋まっていた。人気施設はこういう時があるから怖い。仕方ないので体を拭いて、脱衣所で休憩を済ませる。そしてそのまま着替えて今回はサ活終了。
本当は2階のスペースにも足を運んでみたかったのだが、深夜は営業していないらしく、closeの立て看板が置かれていた。次回はそのあたりも踏まえて、人の少ない時間帯を狙いたい…そんな時間が有ればの話だが。
歩いた距離 8km
男
古民家の雰囲気をうまく利用しているとは思いましたが、サウナ自体がそこまでいいとは思いませんでした。なぜあそこまで人気があるのか、私にもわかりません。
私もびっくりしました。そのうちディズニーランド並みの待ち時間になったりするのでしょうか…。流石にそれは勘弁して欲しいです。
このサ活懐かしい(笑)次に来る時は土日の10時ごろを狙ってみる事にしますね。情報ありがとうございますm(_ _)m
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