たこやきパン

サ活が少なかったのでレポート。

表示室温96度程度。スペックだけでぬるいと言う人がいるが決してそんなことはない。2段で最大12人ほど入れるだろう広さにしっかりと対流があり、湿度低めでバチッと熱を受けられるいいデザインだ。12分系はないが砂時計あり。大きめのテレビが時間表示されているため時間に困ることはない。マットも綺麗で居心地は十分。そこらの銭湯サウナよりはよほど充実している。

水風呂は深め、オーバーフローありの16度。チラーの効いた冷たすぎない程度の設定で、サ室とのバランスが絶妙。設備的に季節性のない安定感がある。水質は特段良いと言うわけではないが、地下水掛け流しを除けば関東の施設よりは良いと言える無臭感は魅力。

露天がないため外気浴できないことは最大の弱点。休憩は多少工夫する必要がある。

フェイスタオル、バスタオル使い放題、歯ブラシシェーバーあり、更衣室にドリンクバーあり、アイス食べ放題とそのあたりのサービスは贅沢感が味わえる。何よりサウナ利用者がほとんどいないことが良い。貸し切りで楽しめる。朝5時から稼働していることもポイントだ。

要するに、ついでにサウナとしては十二分な施設である。

11時半オープン時に並び50人程度。宿泊除いて350人規模という安心のキャパシティのためオープン前から待つ必要はなし。

薪サウナは間に合わなかったがそれ以外は全て稼動。まだ調整中の箇所もあるが半日滞在し浴場、レストラン、リクライニングすべてにおいて非常に満足度の高い、とんでもない施設がついに都内に爆誕したかと興奮覚めやらぬ1日となった。

水風呂に対しサウナ室がぬるく感じたが、太田氏によるとこれは木材をならすためであり2、3日中には岩、ケロともに温度を上げるとのこと。オープン当初9度の水風呂もサウナ室を温めきれないためか夕方には13度程度まで上げられた。ケロサウナのセルフロウリュもアロマ水の量を少なめに制限されていたがこれも夕方には運用が見直されており、利用者の声に合わせて細やかに調整、改善しようという意思を感じた。薪サウナは月内の完成を目指しているとのこと。

プチポイントとしては、各所にオレンジ入りの給水タンクがあるが、水の出が悪い時があり上部蓋を開けて空気が入るようにすると直るのは覚えておきたい。

個人的には屋上にある水風呂アクリルアバンドが気に入った。一人用だが、14度という好みの温度に加え思い切りオーバーフローできる仕様がたまらない。

16時から新人熱波師によるゲリラアウフグースイベントが複数回行われる。温度も低めの為サウナセンターやSKCに比べかなり優しいロウリュだと感じたがこれはその後覆される。
19時のマグ万平氏アウフグースイベントに当選。先のアウフグースとは別格の内容。プロ熱波師がやるとここまで違うのか。1セット目で対流を見切り、蒸気の起こし方、熱波の方向を調整する姿はさすが。先のロウリュではまったく感じなかったやわらかく鋭い熱気を浴びる。何より室内の一体感のプロデュースに感動。ただ蒸気を起こし風を送るだけではない、その施設に合わせた3段階のアウフグースを即座に判断、実行ところにプロの気概を感じた。

リクライニングも極めて快適。とにかくそのキャパがすごい。薪サウナがオープンすれば屋上に最高の環境が出来上がる。まだまだ楽しみを残しての退店。これからが楽しみだ。

2ステージ5セット

昨日のジートピアに続き連日のサウナ。ふなっすいの実力が非常によく分かる体験となった。

サ室は意外にもボナ。温度はそれほど高くないが足元からしっかり熱が伝わってくる好みのタイプだ。しかしマットが悪く、ビート板類もない。このあたりは詰めの甘さと言うべきか、サウナーから評価されにくい点の根拠となっているだろう。水風呂は18度程度でサ室の温度とのバランスは良い。しかし船橋後であったせいか、水が硬い上に消毒の香りが気になる。今までそれほど気にはなっていなかったことが目立つ、天然水掛け流し水風呂はある意味で毒を持つことを知った。

クーポンで500円プラス休日料金330円で入れたため満足だが、通常料金3000円で入っていたならばあまりの高額料金と感じただろう。

3ステージに分けて6セット。
北欧も超える灼熱サウナは最上段では置いている足まで焼けそうになるほどだ。
低温サウナはアカスリのスタッフと目が合い、出るや否や営業される気まずさがまた面白い。

目当てのふなっすいはさすが、なんとマイルドな肌触りか。チラーも効いているようで冷たさも心地よい。

水質の良さをしっかり体験できた。アプリクーポンで安く入れたこともあり良い一日だった。

その時は突然訪れた。

小春日和の今日、あえて外気浴のないここに通常コースで入った私はステージの合間に居酒屋ニューウイングを堪能しつつあっという間の22時過ぎ、友人と別れ、一人3ステージ目へと突入した。

ハッピーアワーを過ぎてから少しずつ混雑を見せたニューウイングが突如として静寂を取り戻し、サウナ室にもプールにも誰もいない、水曜日のダウンタウンもどこ吹く風といわんばかりに時が止まったかのようなその空間に静かに響くボナサームのリョウリュウの音。普段テレビを見て笑うことなどない私が、ふいに声を上げて笑う。そうか、これがサウナというものか。

ならばテルマーレはどうであろうか。しばらく誰も入っていない。ストーンはその熱を持て余しているに違いない。
期待と好奇心いっぱいにアロマ水をかけてみる。かつてのようなジュウという焼ける音はしない。なんだ、セルフロウリュとは名ばかりか、そう思った矢先、じわじわ熱気が押し寄せる。BGMはいつものサカナクションを中心としたロキノンロックだ。
今だ、思い立ってスローテンポなBGMに似合わないタオル回しをする。途端に苛烈な蒸気が降り注ぐ。

熱い。

プール後、気がつくとほんのりとあまみが出ていた。サウナセンター以来、ずいぶん久しい感覚だった。

ここでダメならどこに行ってもダメだろう。まずはここ、そして最後もここなんだろう、そう思った時、私はなぜだか自然とこのタオルを購入していた。

サウナ：10分 × 6
水風呂：1分 × 6
休憩：10分 × 6
合計：2ステージ6セット

一言：
総武線が誇る怒涛の名施設の一角、本八幡レインボーへ初来店。
新小岩よりやや狭く、新小岩にあるミストサウナや檜風呂はなくシンプルな作り。高温サウナの最上段はサウナセンターさながらの灼熱だがレインボー特有のじわりとくる熱により温度にしては長居できる印象。あれだけ熱い中で耳や鼻が焼ける感覚が少ないのは不思議だ。静寂を好む私としては低温サウナにもテレビがあるのは少し残念。水風呂は16度、灼熱のサ室に対してはもう少し冷えているとありがたいが青いライトや滝の演出も相まって心地よい。ゆったり座れるリゾートテイストのチェアーもいい。新小岩同様無体感水風呂があるがこちらはバイブラ付き。個人的にはバイブラがないエリアのほうが特有の浮遊感を楽しめるためおすすめ。
レストランは座敷もありフードが安いため気に入った。リクライニングも広さがあり、1日楽しめる施設内容だ。

サウナ：10分 × 5
水風呂：1分 × 5
休憩：5分 × 5
合計：2ステージ5セット

一言：
サウナにおけるあらゆるスタイルを受け入れつつ新たな提案まで加えてくる究極のバランス型施設。
110度ながら焼ける感覚もなく全身ムラなくジワッと熱がくる高温サウナ。80度というしっかり温めつつもゆったり、そして木の香りと静寂に包まれる低温サウナ。低温でも超高湿度により熱を感じる熱帯雨林テイストのハーブミストサウナ。

加えて15度の水風呂と無体感水風呂という水風呂2面展開によってそのセット回しのバリエーションはもはや宇宙。

熱ければいい冷たければいい、そんなサウナブームの風潮に対して一石を投じる総合サウナーテイメント施設である。

サウナ：10分 × 4
水風呂：1分 × 4
休憩：5分 × 4
合計：4セット

一言：
サウナブームど真ん中にある銭湯サウナ。とにかく新しくてきれい、設備も凝っているのでわざわざ行く価値あり。15時から混み始めるのでしっかり楽しみたい場合は曜日を選んで13時インがおすすめ。サウナ料金にフェイスタオルバスタオル付いているがお土産の改良湯タオル250円は作りもしっかりしてておすすめ。サ室100度、水風呂15度で銭湯サウナとしては最高峰といえる施設。何より照明にこだわった落ち着いた雰囲気がいい。16時からはサ室に列ができることもしばしば、入れてもベストポジションで楽しむことは困難。というのも、4人4人の2段だが下段はまったく熱気が物足りない。狭い割に開閉の回数が多いからか、上段下段の熱ムラが激しい。混んでなければ最高だ。

サウナ：10分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：10分 × 3
合計：3セット

一言：
サウナ室はいつもの108度だが、水風呂の調子がいい。猛暑日でも14度を保つこの水風呂は秋らしくなってきてさらにそのキレを増した。温度計がないものの夏より冷たいのは間違いない。柔らかく完全な無臭の水風呂はスーパー銭湯のそれとは一線を画す。浴場内のデッキチェアで休んでいても冷たい風が吹き抜ける。空気だけで言えば外気浴だ。
サウナ室の扉がかなり勢いよく閉まるようになっており、開閉時に気をつけないとバタン！と閉まってしまう。予想外に開閉を丁寧に行う人が多く、この小岩にも気遣いというものが残っていたことに感銘を受ける。

本日の小岩:
毎度なにかあるこの小岩のサウナ施設だが、今回も新たなスタイルに出会う。大きくスペースを使ってしっかりサ室を楽しんだ彼は丁寧に汗を拭き取り、そのタオルをマットの上にバタバタバタと絞り切ってから立ち去るスタイルはまさに小岩ならでは。汗流しカットは標準なので特筆することもないが、汗を絞ってから出るこのスタイルは仮にマーキングと呼ぶことにしよう。サウナ室で他人の汗など気にしていては始まらないが、こうしたマーキングなどのスタイルもまた小岩流であり、郷に入れば郷に従えという通り、サウナブームから切り離されたこの空間において必要なのはとにかく自身のスタイルを楽しむ姿勢である。

サウナ：10分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：10分 × 3
合計：3セット

一言：
念願のスパジャポ。土日は850円。岩盤浴はプラス650円。3万冊の漫画や様々な休憩施設を利用するには岩盤浴料金が必要。岩盤浴を利用しなくても1日いるなら払った方が楽しめる。岩盤浴エリアに行かなくてもレストランや雑魚寝スペースは利用可。レンタルタオルセットは300円、ただし脱衣所の自販機にスパジャポタオルが150円で販売しているため銭湯タオルコレクターはこちらの購入をおすすめする。

午後には下駄箱いっぱいで外に列ができるほどだが、その状態でも中に入ってしまえばそれほど混雑している感じもなく快適。施設のキャパに対し多少ゆとりを持った人数制限と言える。

サウナ室は最上段92度、10分ごとにストーンがライトアップされオートロウリュ。これにより湿度も適度で対流も良い。巨大テレビは音量大きめ、子供が多いため騒がしい。水風呂は2種類。16.5度で深めの天然水と14度の強炭酸。炭酸は10人以上入れる広さがあるが誰も利用していない。入れば分かるが10秒ほどで強烈な熱さを感じる。極限のチンピリである。これを攻略するためには両手でウィークポイントを保護する等の対応が求められる。この冷たくて熱い水風呂を体験できるのがスパジャポならでは。

湧水が有名な東久留米だが、地下水汲み上げとはいえ消毒の香りも強めであくまでスパセンの枠は出ない。畳の外気浴も新鮮だが4人キャパのため基本的に空いておらず、屋外でたまに臭う下水臭がもったいない。

レストランにはつるとんたん系列のうどんを始め様々なメニューがあり、トータルで楽しめる完全なファミリー向け施設である。

サウナ：8分 × 5
水風呂：1分 × 5
休憩：5分 × 5
合計：5セット

一言：
サウナ料金300円、バスタオル付き、フェイスタオルなし別売り120円、シャンプー等なし、給水機なし。利用する際はシャンプーと飲み物の持ち込み必須。サウナは湿度温度共に高めで良い。サ室に対し水風呂はもう少し冷たいとありがたいが、深くオーバーフローする仕様は良い。水風呂目の前には休むスペースあり。ととのうには十分なスペックがある。

サウナ：10分 × 4
水風呂：1分 × 4
休憩：10分 × 4
合計：4セット

一言：
水曜日はメンズデーということで半額。アクセスの問題をクリアできる人にとって究極のコスパ施設となる。ピカピカの施設というのはそれだけで満足度が高い。タオル使い放題、サウナマットも大きくふかふかだ。
ここはなんといってもケロサウナ。80度弱と一般的なサウナ施設に比べて温度は低いが、あのデザイン、匂い、静寂、それらが織り成す空間を楽しめてこそサウナの奥深さを知るというものだろう。

もちろんぬるく感じる人のために90度のフィンランドサウナも用意されている。どちらも湿度が感じられ熱の伝わりがとても心地よく、暗く静かな空間はとても落ち着く。

水風呂は17.7と特別冷たくはないが深くゆったり入ることができ十分に体を締めることができる。外気浴スペースも空いており寝転がれるベンチは最高。

16時、ケロサウナにてアウフグース。30人ほど入りパンパン。10分前から扉は開け放たれるため5分前には席を確保した方が良い。室温を70度程まで下げて行われるロウリュは新鮮で、9月イベントであるライムの蒸気は息苦しくなるほどアツアツだが、それが過ぎると室温の低さを改めて感じる緩急あるロウリュ。タオルによる丁寧な熱波が心地よい。

30人パンパンのイベントが終わっても水風呂にも外気浴にも困らず、さすがの施設だった。

風呂は種類も多く、水風呂がやや消毒臭いのは仕方ないとして、休憩スペースも広くはないが快適で漫画もたくさんあり、個人的にはファミリー向けなのかサウナー向けなのかどこを目指したのかなんとも分からない印象だが、サウナブームから切り離されつつも、なんとなく楽しむ人とこってりしたサウナーとが入り混じるエンタメ性高い施設である。

サウナ：10分 × 7
水風呂：1分 × 7
休憩：10分 × 7
合計：3ステージ7セット

一言：
誕生日割を使って初SKC。相性最高と思っていたニューウィングと並んで好きな施設。サウナ室内の湿度が高めなのが良いのか、足先から頭までムラなく熱を浴びることができる不思議サウナと、キンキン露天バイブラ水風呂からの休憩スポット。この動線整備はサウナ愛の結晶といって過言でなく、段ごとの温度計や各所にある時計、草津の香りなど、これでととのわないなら嘘だという究極の設備を誇る。

漫画の数はサウナ施設最大級。飲食はやや割高だがクオリティは高い。リクライニングは満席だが臨時休憩スペースは空いており難民化することもなく、トータルでととのう最高峰の施設である。

サウナ：10分 × 5
水風呂：1分 × 5
休憩：10分 × 5
合計：5セット

一言：
銭湯サウナとしてはすばらしい施設。
バスタオル、フェイスタオルは付属しており給水機ありのため手ぶらでOK。タオルとともに渡されるバッグは浴室内に持ち込め、サウナ室で使用する漫画や本を入れる人も多い。
ただし激しい混雑に巻き込まれる可能性高。10席ほどのサウナ室に対し待ちも発生。80度のボナサウナ、テレビなしで演歌・歌謡曲が流れる室内の居心地は良い。狭く扉の開閉のよる温度変化が激しいため扉前では熱気が足りない。今回全セット3席しかない上段に座れたことはかなりの幸運。17時前後に一瞬空いたがその後は激混み。
水風呂は20度と表示されているが実際は15度ほどでキレがある。これが素晴らしい。休むイスはないが適当にくつろぐことは可能。
混雑覚悟で行く必要ありだが、素晴らしい施設である。

サウナ：10分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：10分 × 3
合計：3セット

一言：
この施設ができたおかげで高尾山周りのトレイルスポーツが捗る有難い存在。
ハイシーズンを除いて1000円。タオルレンタル200円で別。新しい施設なだけあって全て非常に綺麗。
サウナは90度。オートロウリュあり、広いためか90度の割には長くいられる。マット交換頻度も多くピカピカのサウナといった印象。水風呂は17.7。もう少し冷たい方がありがたい。外気浴は心地よいが埋まっていることも間々ある。

サウナ：8分 × 6
水風呂：1分 × 6
休憩：5分 × 6
合計：6セット

一言：
こってりした飲み屋の立ち並ぶ京成立石にある銭湯で千と千尋サウナを決行。全体的に古さを感じるが汚くはなく、なかなか賑わっている。サウナ室はかなり良い。10席ほどだが金曜日夜で常に3人ほどと快適に過ごせる。水風呂はキンキンとはいかないが20度弱で悪くない。深さがあり激しく循環しているため利用者が多くても負けない強さを持っている。驚くべきは外気浴。ガーデン風呂という天井があいたスペースに洗い場のイスを持っていけば風を感じながら休むことができる。サウナ前にも休憩スペースがあるため移動が面倒な場合はここ。
冷水機はないので各々飲み物を浴場に持ち込むのが特徴で、中には2リットル麦茶を持ってくる人もいる。浴場内にいくつかあるゴミ箱がペットボトルでいっぱいなのは面白い。