たさん

2019.12.11

1回目の訪問

【サ道以降】

日本のサウナの歴史において、2019年は一つのターニングポイントだと思う。(サウナだけに)ジワジワと熱が上がってきていたサウナブームが、ドラマ版サ道で一気に花開いたと言えよう。

かるまるはそんな年に突如としてオープンしたサウナ施設。日本のサウナ施設において、「サ道以降」とカテゴライズされる施設の走りとして名を馳せる事だろう。

何を持って「サ道以降」なのか。僕の解釈を記載してみよう。かるまるは、明確にととのうことを目的とした施設として設計、運営されていると思った。浴室の動線、サ室や水風呂のスペック、セルフロウリュ、十分な数のととのい椅子とベッド、外気浴の充実、薄暗い照明、至る所で気持ちのいい香り、高単価による顧客民度の高さ。すれ違った殿方は呆れるようにこう吐き捨ててた:「優勝だわ」。確かにテッペンを取りに来た投資をしており、いきなりぶっちぎってる。

既存のサウナ施設を「サ道以前」と呼ぶならば、それらは設計段階では明確ではなかったととのいという概念を、最近になって運用によってカバーしていると言える。しかしかるまるをはじめとする「サ道以降」の施設は設計段階からととのいを狙いにいける。これは日本のサウナ施設の歴史におけるパラダイムシフトであり、ととのいという概念を世間に広めたサ道の原作者であるタナカカツキ氏の功績は日本近代史の教科書に載ってもおかしくはない。※サウナーに寄ったオジサンによる個人の解釈です

尚、死角の多い動線や間接照明の薄暗さから、男性の男性による如何わしい行為の危険性をツイッター上で指摘されていたが、確かに普通のサウナ施設よりも筋肉がついてプリッとした丸いお尻の若い男性が多い気がしたし、多少なり視線を感じた気もするがその辺りの真偽は不明。

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