稲取東海ホテル湯苑
温浴施設 - 静岡県 賀茂郡東伊豆町
温浴施設 - 静岡県 賀茂郡東伊豆町
気の置けない友人と、一泊二日で語り合う会。都会の喧騒を離れてゆっくりでき、食事が期待でき、かつサウナが良さそうなホテルはどこか・・・と散々検索した結果、最終決定したのはここ稲取東海ホテル湯苑。90℃のサ室と、海の見える外気浴に期待。
昼過ぎに自宅を出ればGoogleによると3時間で到着、早めに到着して、夕食前にサウナ・・・と思ったのだが、小田原から伊東までの温泉街を通る道が渋滞気味で、かつ雨も降ってきて、結局到着したのは18時でもう真っ暗。夕方の海を見ながらの風呂は残念ながらお預け。
ホテルは落ち着いた雰囲気で、部屋も全室オーシャンビュー。暗い海を見ていてもしょうがないので、夕食前にじっくりサウナを堪能することにする。
ここは朝晩で男女の浴室が入れ替わる施設。夜は男性が5F、女性が3Fの浴室で、朝はこれが逆になる。今晩は5Fの浴室へ。清潔感があり広い脱衣所を抜けて浴室に入ると、右手には壺の水風呂とサウナ、大きな浴槽、左手には洗い場と露天スペース、そしてそこから館内休憩スペースへつながる配置。
サ室は珊瑚サウナと命名されているとおり、曲面で作られた室内の壁に珊瑚が一面貼り付けられている。室温は90℃弱なのでそれほど熱くなく、少し長めに入って体温を上げる。サ室を出たらすぐ左手に壺水風呂に入ってクールダウン。16〜17℃くらい。
休憩はまず露天スペースへ。椅子は1つしかなく埋まっていたので、露天風呂の縁に海に向かって座って休憩。冬の外気浴の特徴で、毛穴が開いていき足元からふわっとなっていくのが体感できる。ただ、目の前は伊豆の冬の海。風も強い。一気に体が冷えたので、外気浴は2分くらいで切り上げ、2セット目へ。
2セット目も同じようにサ室から壺水風呂を経由し、今度は館内の休憩スペースへ。木のベンチに座り、ウォーターサーバーでコップの水を飲みながら休憩できる。しかも寒くないので、この時期はここがよさそうだ。3セット目もここで休憩して完了。
ちなみに、今回一緒に来た友人は、普段はサ室に10分程度入って水風呂で汗を流したら、そのまま休憩もせずに洗体し湯船に浸かる、という入り方をしていたそうなので、いわゆる正統派のサウナの入り方を、洗体・湯通しするところからすべて解説することにした。運良く、サ室はいつも二人で貸し切り状態だったので、サ室で10分ずっと解説し、一緒に壺水風呂に浸かり、休憩スペースでまた会話。そして完全にサウナ沼にハマっていった。また一人、サウナーが生まれた瞬間。自分も、普段サ室は一切しゃべらないので、ここまで話し続けるサ活は初めて。これはこれで楽しいものだ。
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