朝日温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
北九州記念と札幌記念。
夏競馬の大きなイベントを家で大声上げながら楽しんで興奮冷めやらぬ中、サウ仲間からのLINE。
「朝日温泉にきました」
とっさに返す
「俺もいきます」
久しぶりのホーム銭湯、朝日温泉。
最初に訪ねたときは中々遠いなと思っていたのだが人間の脳みその慣れとは恐ろしいもので同じ15分の感じ方が変わってくるものだ。これはサウナ、水風呂の温度にも同じことが言える。一度通った道、つまりは温度は記憶、蓄積され感覚を歪ませる。
つまりは慣れだ。
朝日温泉の水風呂は11度。
水風呂が苦手な人からしたらもうなんだ、地獄の苦行の一つにしか見えないものであろう。が、一度経験してしまうと抜け出せないものになるのだ。
慣れを求めて、慣れてしまった道を自転車でなぞった。
朝日温泉。
カウンターには、ヒャダインさんのサイン。8.26のおはよう朝日ですで放映されるそうだ。サウナファンとしては、本当にすごいことである。
いつもながらとても清潔な浴場。
今日は大盛況である。身体を洗い、大好きな内湯につかり、ぼんやりする。
そしていざサウナ。
入って、上段に座った瞬間に、これだ!と感じるものがある。慣れ、とは違ういつの間にか構築された自分の中のスタンダードが朝日温泉のサウナだったのである。
温度、湿度、明るさ、雰囲気。
身体に染み込んでいく熱に感動すら覚えた。
嗚呼。
1本目はドシドシ汗をかいた。
8分。
愛しの水風呂に45秒。
脱衣所で休憩10分。
2本目。
筆者のセットは2本目が長い。
ここで13分。
水風呂45秒
水風呂のヘリで休憩6分ほど。
そして3本目。
たまにみかけるおじさんが蒸されている。そして突然サウナの扉をあける。
「おっちゃんおっちゃん!シャンプー流さずに浴槽入ったらあかんで!」
感動した。
銭湯好きで良かったと思った瞬間であった。その後も、番台のお兄さんが水風呂で遊ぼうとしている子供たちに声をかけたり、ここでしか交わらないであろうおじさんたちが阪神の話をしていたりという場面に出くわした。
サウナーとか言うてるあまり、銭湯のサウナはどうのこうのとか考えてしまいがちだった。椅子に座ってぶっ飛びそうなときに子供がうるさいとか、おっさんの声がうるさいとか。ちゃうねんちゃうねん。
郷にいれば郷に従え。ここではここでのやり方がある。その中でのととのい方を探してこそ、銭湯員でサウナーとしての矜持が保たれるというものではないだろうか。
たかが風呂、されど風呂。
マナーとルールを守って、誇り高く蒸されたいものだ。
朝日温泉愛してます。
男
わー!ありがとうございます! 久しぶりにホーム銭湯のサウナに蒸されて、基本に立ち返りました。 サウナを楽しむという根本の気持ちを大切にしないといけないなとすごく思いました。レビューになってるかどうからわかりませんが、コメントすごく嬉しいです。 ありがとうございます!
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