白山湯 六条店
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
ヌシが守る
深い天然水水風呂
金曜日21時IN
ドーミーインで思ったけど、ホテルのサウナにはヌシが居ないんだ。だから民度が低い。いやホテルサウナに民度など存在しない。
極端なことを言えば、みんな家の風呂しか入った事なくて、旅先でやむを得ず初めて外の風呂に入ったのかもしれない。だからみんな家と同じように振る舞うので、ビチャビチャで上がったりドライヤーで髪の毛を撒き散らしたりしてもそのまま。
そう思ったら猛烈に銭湯に行きたくなったので、ホテルにチェックインしてから近くのこちらへ。
450円、サウナ無料。天然名水の文字にときめく。
洗い場は明るくて、浴室入ると正面に水風呂。壁にライオンが2つついてて、口から水がジャバジャバ。
体を洗い、ビート板を持ってサウナ室へ。
ヌシを中心にマダム2人がお喋りしてはります。口の周りにタオルを巻いているのでそれに従う。
あつくてよく汗がでる。マット持ってサウナ室出て、私はお湯シャワー派なのでキョロキョロしているとヌシが水風呂を指差して、
『水かけて戻しとけばいいから!』
と教えてくれる。威勢はいいけど、威圧感はない。ハイっ!とピシッと返事をして指示に従う。
天然水の水風呂、1.2メートル位あるんで、1回目は一段目から落下するような形でドボン。ライオンからドバドバ出てる。冷たくて気持ちがいい。水も綺麗。
キンキンではないのでじっくり浸かっていると、新参者風の2人が桶が無いのでどうしよう。という風にキョロキョロ。サウナ室からヌシが出てきて『桶はそこらへんにあるの使えばいいから!』と教える。ヌシは風呂を見渡せる位置に座っている。
休憩は露天にベンチが有り。今日の薬湯は湯の花。
ヌシの床ロウリュが半端じゃないのでサウナ室は湿度もありホクホク。106度。2セット目蒸されていると、サウナ室のドア開けて新たなマダムがヌシに報告。『あそこの人、何にも洗わないで2番目のお風呂に入ったわよ。』
手下は報告が終わると去っていき、サウナ室内のマダム達とどこどこの誰かでしょう。とか会話をしてるんだけど、『あの人もう最近ボケてきちゃってるからしかたがないのよ』
とヌシは言っていて、誰にでもルールを守らせる頭の硬い人では無くて、良識のある方なんだなぁと思いました。
いろんな銭湯行くと、ヌシが鬱陶しいなぁと感じる時もあり、ヌシの居ない静かな時間にあたるとラッキー!なんて思ってたけど。
その銭湯の静かな空間は、ヌシが長年かけて作り上げた風紀の下にあって、初めて成り立つ静けさだったんだなぁと、改めて思いました。
京都タワー、綺麗。
ヌシに。
わかるっ!ヌシ子の良し悪し、大きく左右しますよね!ある意味シンプルでだから銭湯、好き。今回のように決めつけずに、懐深い場面に出会うと、人間捨てたもんじゃねぇな、なんて思える。
荒潮、強そうー!ヌシ感ハンパない!笑
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