ポンコツター

2019.07.30

1回目の訪問

ずっと気になってた「湯どんぶり」って名前。
見るたびにこのシュールなネーミングにほくそ笑んでしまっていた。
が、訪れてみたら日本昔ばなしやイソップ童話かのような外気浴スペースにて、
湯どんぶりの世界に見事にいざなわれたのだった、、、。

浴室内は、海上自衛隊訓練学校とか林間学校の大浴場って感じで、銭湯色の弱い無色な空間というのが第一印象、天井高の低さも影響しているかも。
ここは銭湯なのかとちょっと不思議な感覚に陥る。
(あとで立派な赤富士が描かれていたことに気付く。でも銭湯絵としては小さめ)

しかし、増設されたサウナルームに舞い込むとその差たるや。
どこでもドアでワープしたんじゃないかぐらいの異次元へ。
謎に包まれた薬草風呂スペースが臨界なんだと思う。

サウナルーム、これは銭湯サウナのレベルを超えた大きなゆとり。
広々3段。スペースも大きいのであぐらを組む殿方にも楽。
壁はなんとレンガづくりだったり、照明落としての間接照明あったり、マルシンで見かけるようなヒマラヤ岩塩っぽいものもあったり。
サウナ専用施設とも互角レベル。

温度90度。3分くらいでいい汗がグッと出てきた。7分と8分の2セット。
テレビあるが視界正面には窓があり、神々しい露天スペースを拝める。

水風呂20度。ただ、表示よりも引きしまる感じ。清冽さが良い。キュッとくる。
体感17度くらいな感じ。ブクブクとバイブラがディープブルー。

外気浴は屋外露天にて深い瞑想へ10分ほど。
そして、ここに「湯どんぶり」の答え。
縁側のような長椅子に腰をおろし、正面にマイクロバブルの白い湯のたゆたい。
上からの暖色照明が、白い湯のきらめきをさらに引き立てる。

そして、奥座敷にツイン壺湯が鎮座。
水面のきらめきの先にあるそのツイン壺湯の姿が、まるで観音さまと菩薩さまのよう。
ちょうど、その照明具合、後光がさしているように見えるのだ。
はたまた、金の斧・銀の斧のをもった女神が白いマイクロバブルから浮上してきそうな気配さえする。
神社でいうところの賽銭箱から見る奥の神棚みたいな感じ。
この距離なのに安易に近づけない感じさえ。
ここには、湯どんぶりの神様がいらっしゃったのだ、、、。
というような妄想さえ膨らむ級の最高に心地よい外気浴。

どんぶり神との神聖な対面をおえ銭湯あとにし、
股間の膨らみをおさえつつ吉原を足早に通り過ぎた。

いい汗かけました。
ありがとうございました。

ポンコツターさんの天然温泉 湯どんぶり栄湯のサ活写真

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
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2019.07.30 01:08
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