ポンコツター

2019.07.28

1回目の訪問

江戸時代、民衆は一生に一度はとの願いで命がけで伊勢神宮を目指したという。またインドでは、バラナシで聖地ガンジス川での沐浴を夢みて、人々は今も押し寄せているという。それと比べても大げさでないくらい、サウナと向き合う人生が始まったなら、ここは訪れておいて本当によかったと思える場所だった、聖地。

いざ、夜の浴室へ足を運んだのだが、ここからの体験はこのサウナ特有の風景。
まずととのいスペースが、中央に位置するという、ととのい重視レイアウト。椅子5つ。長椅子2つ。そこに集う人が一番ヒーロー感のある空間設計。スペインのパテオか!

まずは、オーソドックスにフィンランドサウナ。
118度。かなりのストロングドライ。湿度もあまりなく忍耐系サウナの雰囲気。
空間の大きさに比較して、小ぶりなテレビから、そこそこの大きめ音量が流れている。地元常連さんへの完全な配慮が感じられる。

そして衝撃の絵を見ることになる。
隣接する薬草サウナとはガラス越しにつながっているのだ。自然、お客さんの視線はテレビ方向なので、フィンランドサウナに入っていると、薬草サウナからのぞき見を受けている感覚。「サウナのぞき」という新しい衝撃。

10分持たず、8分でoutし、いよいよ水風呂。
もう水風呂が一愚民を待ち構える姿勢からしてすごい。滝の音が轟々(ごうごう)と。いざ、滝行へという気分。いざ入水するが、たしかにこの柔らかさには独特なものがある。

そして、中央に鎮座するととのい椅子へ。
ここに座り、視界をとらえるのは「時計」「フィンランドサウナ」「薬草サウナ」この3つ。ずっと奥ゆかしい、サウナフォントを見つめていた。

次に薬草サウナへ。ここはもうアトラクション感が半端ない。
薬草の香りでまず嗅覚を十分刺激され、入室後3分ほどで異常な発汗。
そして、突如部屋の至るところから、ゴウゴウとスチームスモークが沸き立ちだし、
一瞬、「故障か!」と思うくらいであったが、アウシュビッツではないような感じで
スチームスモークだらけになり全身に熱波を受ける。6分でoutしたのだが、
部屋を出る時の身体の動きそのものが、もう究極のセルフロウリュ。
熱波を全身で迎えにいく。

一旦、深夜のしきじをあとにして静岡市内繁華街へ向かった。
良い汗というよりも、衝撃・興奮が大きかった初しきじ。

  • サウナ温度 60℃,118℃
  • 水風呂温度 18℃
0
45

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!