新宿天然温泉 テルマー湯
温浴施設 - 東京都 新宿区
温浴施設 - 東京都 新宿区
昨日までのシトシトした気候が一掃され、関東地方梅雨明けのニュースが入った。洗濯物を干して向かうは新宿のテルマー湯である。都内に引っ越してきた頃はまだコロナウイルスが隆盛を極めていたので、なんとなく行くのを避けていた。その後伊勢丹までは行くことはあるものの、学生時代には行きつけだった新宿という街は自分と距離を取り始めていた。でもサウナ好きとしてはテルマー湯は行っておきたい施設だ。今日は行く。
webサイトを見るに屋外スペースが広そうで、初回は天候の良い日に行こうと決めていた。
Googleマップを見ながら歩いて9:30に着いたのは、吉本興業向かいの大型ビル施設だった。
ロッカールーム手前のパウダールームには女優ミラーが並び、天井にはシャンデリアが吊るされている。少しビクビクする。
館内着に着替えると早速浴場へ向かう。素晴らしい。ここは新宿駅徒歩8分の立地である。それでこの浴場の広さは驚きである。全てタイル張り。室内のつくりはどことなく、かつてのニュージャパンレディースに似ている。カランスペースも台数が多い。浴槽も種類が多い。一つずつ入っていく。しかしここの浴槽は内湯よりも屋外だ。神代の湯という温泉の浴槽と寝湯と小型の浴槽があり、どれも良い。
神代の湯の壁面にタイルで花火の風景が描かれている。この絵がとても良い。他に人がいないことをいいことに休憩椅子に座りながら眺めていたら、10分経っていた。屋外の浴槽のサイドスペースに休憩椅子が置かれているのは北欧を想起させる。
新宿駅からここまで歩いてきた時は無風でとても暑かったけれど、ここに座っているとなんと心地の良い気候だろうと思う。
早速サウナに入る。室内の浴槽にはチラホラ人がいるが、サウナは常に一人しかいない。空いている。そして暑い。88度と表示されていたように見えた。速乾サウナマットが敷かれているが個別サウナマットは用意されていない。マイマットが活躍する。そして十分に温まったところで水風呂へ。15度。ちょうど良い。暑い日にわざわざ熱いサウナに入るのは、ひとえに水風呂のためである。水風呂があればプールや海水浴は不要なのだ。サウナ後の水風呂とは、大人の水遊びそのものである。
そしてあの休憩椅子へ。気持ち良くて寝そうになるのを堪える。この外気浴は都心の外気浴ランキングを更新したかもしれない。
その後つるとんたん系列と口コミがあったうどんを食堂でいただく。その後はラウンジでとうとう寝てしまう。帰るのやだなぁ、でももう帰ろう。新宿が夜を迎える前に。
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