ねこ生きる

2019.12.29

2回目の訪問

【後悔とともにラストサウナ】

その名のとおり、浴室から軍艦島が見える海沿いのサウナ。
12月30日で閉店が決まったと知り、駆け込みで再訪した。

超高濃度の天然炭酸泉が施設のウリ。褐色の湯のその濃さたるや、浴室の手すりや床が見事なまでに石灰化している。そして石灰化の影響で浴槽の床がザラっとするほど。
30度ほどのぬるい源泉と、温かい湯がある。

さてサウナ室は、思いのほか本格的。2段の横長で10人くらい入れる大きさ。テレビなし。セルフロウリュはできないがストーン式で83度。湿度もあるのでしっかり汗をかける。地元の人の憩いの場となっていた。

水風呂は温度計がないのでよくわからないが18〜19度ほど。浅めでバイブラないけどじっくり入れる。

そして5年ほど前に来たときはなかったデッキチェアが浴室内に1脚。ととのいシステムばっちり。

長崎市内で女性も入れるサウナ室はめちゃくちゃ少ないのでかなり貴重な施設だったなとあらためて思う。

レストランの海鮮料理も新鮮だったし、私ももっと魅力を伝えていれば……。

サウナ室では地元のおばさまたちが閉店について話していた。
「資料館とか人の来ん箱物ばっかり作るとに、ここみたいに地元の人間が使うところは無くなる」
「軍艦島の上陸整備のお金もよかけど、もっと地元の生活に還元してほしかね」
うーん、考えさせられる……。


個人的にはすごく好きな施設だったので残って欲しかったけど、厳しいのも分かる。
なんといってもアクセスが難しい。
長崎市街地からほぼ1時間に1本しかない路線バスに1時間近くゆられて、今の時期は水仙公園の水仙が満開でいい香りがするが、バス停からは徒歩10分。
国道沿いの店なら車でドライブ中にたまたま通りがかって「寄ってく?」となるけど、1本入らねばならないので、知らない人は訪れにくいのもネックだったのかな。
市の施設だったので入浴料410円、新鮮な海鮮がたっぷりの料理を1000円台で食べられたけど民間だとどうだろうか。
いろいろ考えさせられた。

※料理写真は過去のもの。レストランは営業終了

ねこ生きるさんの天然炭酸温泉 のもん湯(Ocean Resort Nomon長崎)のサ活写真
ねこ生きるさんの天然炭酸温泉 のもん湯(Ocean Resort Nomon長崎)のサ活写真

  • サウナ温度 83℃
  • 水風呂温度 19℃
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