クアパレスゆうゆう
銭湯 - 東京都 北区
銭湯 - 東京都 北区
『月曜スペシャル! 広大な洞窟に潜む古代遺跡を
発見! 』
北区地 浩がぁ〜洞窟に入ぃる〜
おばちゃんとおばちゃんの後ろから入るぅ〜
洞窟の入口には タオルが挟まってるぅ〜
明らかにサウナマットな タオルが挟まってるぅ〜
我々は思ったよりも広大な北区滝野川に広がる
ジャングルに分け入った…
隣の板橋との境目にあるクアパレスゆうゆうという洞窟に向かう為だ、過去に訪れた者の証言によるとそこには古代生物の化石があるという
洞窟の入口で番人をしている老婦人はかなりの目利きらしく、サッとピンクの鍵を差し出して来る
これまで数多の探検で青い鍵を渡されて来た隊長の北区地 浩もこれには感動をした
いよいよ洞窟へと足を踏み入れようとした瞬間、
古い洞窟にはよくあるあの匂いを感じる
だがそこで怯む訳には行かない、ここには全裸に
なってまず身を清めて体を池で温める掟があるのでこれも匂い同様に懐かしい感じがする脱衣場で服を脱ぎ、いざ…
備え付けのシャンリンボディソなどのアイテムは一切無い、用意してあるのは椅子と桶のみなので後に続く隊員は注意されたい
洗体を済ませた後は、やや弱めの勢いで泡を出す熱湯の池で温まって洞窟へ
「隊長! この洞窟は入口が左が低温、右が高温と分かれていますっ! 」
「どちらから入るか、だな」
過去、幾度もの探検で危機的状況を打破して来た我々探検隊が選ぶべきはどちらだ、探検のプロとして危険を冒して高温へいきなり飛び込むか…
「隊長! どちらを」
「隊員の君達をいきないり危険な目に遭わせる訳にはゆかない、私には隊員の命を守る責任がある、ここはまず低温だ」
「隊長! 」
涙ぐむ隊員を引き連れ、いざ低温の洞窟へ
低温とは言え91℃、充分に高温だ
池の変色度合いと比べると中は清潔で床こそ板張りだが壁面は青いタイルが貼られている
「うわっ、あっちい! 」
うっかり者の隊員が壁面に背中を付けてしまったようだ、そう壁面は激熱だ
思わぬ罠に怯えながらも中の構造を見れば、何と高温と低温は繋がっており、熱源から上手く仕切りを入れていた
この洞窟を作り出した古代人の知恵の素晴らしさを感じながら十分を過ごし、水を泡と共に湛える池へ
水温は高めであり、泡が苦手でも耐えられる
「アンモナイトです! 隊長! 」
「これは…複数のアンモナイトが絡み合っている! 貴重な化石じゃないか! 」
「しかも横にあるボタンを押すと、冷たい水を吐き出しますっ! 」
白亜紀にこのような文明を生み出す古代人が存在していたとは…
続きはCMの後で!
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