山吹温泉
銭湯 - 和歌山県 和歌山市
銭湯 - 和歌山県 和歌山市
駐車場の前の道に、車が何台が止まっていた。
多分いつもの。
1台駐車場には空きがあったが動く気配がないようだ。私は車を停めた。店に靴が並んでいる。銭湯には鍵付きの靴箱があると言うのにどっさり。並んでるだけマシか。
脱衣所はまだ静かだった。
ロッカーを開ける。脱がれた衣類が入っている、うん、ここも、ここも、ここも。
そんなことあるか。あるんです、この時は。
空きロッカーを探し当て、浴室からのガヤガヤ大声を聞く。そう、今日はその筋の団体さんがいる。
暴れ回る子供、サウナに水を持ち込む子供、遠くから大声で注意する子供連れの女たち。さらには男湯からの大声。
いろんなその筋の団体さんがくるが、これは地元のタイプかな。私はここの銭湯に来て、初めてこれらとその家族を目の当たりにした。日中は街に紛れているからわからないが、ここではすぐわかる。地元がそうじゃないタイプの見分け方は大声でやりたい放題しているかどうか。色々いるとは思いますが。
「バイバーイ。」
私の友達たちがその子供たち注意する声も時折聞こえたが、ご一行は帰るようだ。
「今日は賑やかですね…」
と私が話しだすと、「今日は車どうやった?すぐ停めれた?道に駐車してた車が、満車で並んでると思って車にノックしたら、『さわんな!』って怒鳴られたわ」と…
そうなんですね。今どき威嚇する人、いてるんですね。
触らぬ神に祟りなし。そう、外の車はこの御一行を載せて来た車だ。
サウナ室に入ると床もややべちゃべちゃ。
「ちっさい子、桶に水入れて来て、えらいことよ…注意しても親知らん顔、子供らこの床に直接座って、ねぇ」と田中さんも呆れ疲れていた。
私も来た時脱衣所で飲みかけのジュース、髪の毛のゴム撒き散らし、、なかなかの光景をみた。今日はいつもより団体の人数が多めだったようだ。
落ち着きを取り戻したサウナで、田中さんと共に静かにサウナを楽しむ。
サウナ10分×3
水風呂0.5分×3
休憩3分×3
日によって色々な日がある、これぞまた銭湯。
友達たちは、和歌山の話をわいわいガヤガヤ。
「たなかさーん、今日はnamiちゃんおるからもう帰るでぇー」
「さよならー」
そんな会話が飛び交う。これもまた、銭湯である。
田中さん帰りましょウカ、と声をかける。
靴箱でいつも入れ違いに入ってくる吉田さんに会う。
「ひゃー田中さん、久しぶり!げんき?」
みんなのアイドル、田中さんを家まで送る。
また来週。
その筋の団体の方とおっしゃられているのが、とても大人な表現だなと感じました。この表現に書き換えたいと思います。あんまり好き勝手書いていたら狙われると友達にも忠告されました。彼女たちも私も、立場的にはそんなに変わらない気がして書いたのです。
SNSって気を遣いますね。ま、銭湯やサウナの方は、皆さんが平等に楽しく温まっていける場所ですから、腹を立てず気を遣わずにのんびりと過ごしたいですね~😉🎵
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