銭湯Gokurakuya
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
11月11日はポッキーの日であり、サウナシュラン発表の日であり、そして独身の日だそうだ。
独身の日と言われると1の数字が確かに一人ずつ立っているように見える。
あくまで「独身」であって「孤独」や「孤立」の意は必ずしも含まないのだが、なんとなく淋しく見える。
明日になれば1人、膝をついて「12」となるのだろう。
その10日後にはさらにもう1人が膝をつき「22」になるのだが、運命的に相手が現れていい夫婦となのだろうか。(スピード婚が過ぎるが。)
1年後も変わらず1人立ち尽くしているであろう、孤独なおじさんの私には関係ない。
こどおじは今日も1人、腰痛を抱えながら銭湯サウナへと向かう。
お一人様はセルフサービスにセルフロウリュ、何事もバイマイセルフで完了するのがいい。
なんだけど今日は腰が痛むために1人で靴下を脱ぐのにも難儀した。
おそらく今日も独り占めだと思っていたサウナのドアを開けると先客が1人いた。
しかもロウリュ直後のバチバチのコンディションだった。
ナイスロウリュと心の中でつぶやいて下段に座る。
いきなり最高のスタートがきれた。
そういえばここのロウリュのルールがわからない。
○○分おきとか、一回につき○杯までとか何も示されていない。
ロウリュ次第でサウナは死にもするし生きもするのは先ほど思い知らされた。
慎重にコンディションを見極める、「見」に徹する。
小さいサウナ室なので変化はわかりやすい。
空気の抜けもいいみたいだ。
さっきのコンディションならそこに到達するまでに4〜5杯はかけたのではないか?
丁寧に一杯ずつロウリュをする。
男サウナでは試験的にハーブを吊り下げているらしく、ドアを開けるたびに香りがした。
ほとんど1人きりで、尚且つサウナの真新しさもあり、ここが銭湯サウナだと忘れるぐらいだった。
(プライベートサウナはこんな感じなのか?)
帰ろうと思い始めてから2セットもおかわりしてしまった。
水風呂は温度は少し足りないが、井戸水を使っているらしく、滑らかな肌触りだった。
おひとり様を堪能して帰る。
少し温まったようで腰もちょっとは良くなった。
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